休日に昭和記念公園のコスモスまつりを楽しんで来たのですが、早起きができなかったので、一回りして外に出てみると時刻はもう3時近く。
ランチにと目星をつけていた、ラーメン屋もイタ飯屋も休憩時間になってしまいました。
それならカフェか喫茶店でお茶にでもしようと、向かったのは国分寺市内にある『パティスリー・イチリン』さん。
店の所在地は、国分寺市西町3丁目。
国分寺市といっても立川市との境に近く、最寄り駅はJR中央線の国立駅。
駅からは2km近くあるので、歩くと30分近くかかります。
駐車場は、店の横に10台分以上あるので、車で行くのが便利な郊外型のお店ですね。
昭和記念公園の駐車場からは、車で10分ちょっとの距離でした。
午後3時頃の到着でしたが、店内はテイクアウトのお客で賑わっていました。
入口付近には、日持ちのする焼き菓子が並び、
ショーケースを見ると、色鮮やかで繊細なデコレーションのケーキが飾られています。
如何にも美味しそう。
見た目が可愛らしいケーキが色々あるので、どれを選ぶか迷ってしまいます。
これは人気がでるでしょう。
カフェ利用の客は、渡されたメニューを見て、飲み物とケーキを注文してから奥のカフェスペースに向かうシステム。
軽食類は、時間が遅かったせいか?土日だったせいか?、残念ながら終了していました。
本業はケーキ屋さんなんですから、仕方ないですね。
カフェスペースは、意外と広くてテラス席もあります。
店内には、4人掛けと2人掛けのテーブルが合わせて6卓程。
照明を暗めにしていて、シックな内装。
革張りの椅子も座りやすいし、賑やかなテイクアウトコーナーとも遮断されているので、落ち着きの良い空間です。
私が注文したのは、今月のお薦めらしい「ラシェット ロートンヌ」と珈琲のセット(935円)。
宮崎県産の和栗の下に、バニラアイスと葡萄のシャーベット、ヘーゼルナッツのメレンゲが隠れています。
秋を感じるデザートですね。
テイクアウトも作り置きも難しい、カフェスペースならではのデザート。
忙しそうな人気店なのに、注文を受けてからつくっているのでしょうから大変ですね。
連れの注文したのは、「ブルジョン」(440円)。
“新芽”という名前の抹茶のムース。
もう一つは、どんな味なのか食べてみたくなって注文した「いちりんプリン」(310円)。
上に載っている卵の黄身のように見える部分は、キャラメルソースが掛かった生クリーム。
素朴さや懐かしさを狙ったシンプルなプリンですけど、「あの黄色い丸いのは何かな?」と思わせて印象づけるデザインが面白いですね。
店は立川通りの裏通り的な道沿いで、隣が業務スーパーと言うありふれた町並みの一角にあるのですが、ここのパティスリーだけは都会的な洒落た雰囲気。
なんだか周囲の環境とマッチしていないように感じますね。
混雑している立川駅前まで行きたくはないけど、おいしいケーキは食べたいという客層を引きつけているんですかね。
立川駅や国立駅北口界隈をドライブ中、お茶でも飲んで一服したなったら、立ち寄ってみる価値のあるお店です。
【パティスリー イチリン】
◇所在地 東京都国分寺市西町3-31-1
◇最寄駅 JR中央線国立駅
◇駐車場 有り
◇営業時間 10:00~20:00
◇定休日 第1・3火曜日
◇H.P. http://www.patisserie-ichirin.com/