【※現在、メニュー構成が大幅に変更されています。海鮮料理なら同じ市場内に海鮮市場食堂があります。】
昨年リニューアルして、新装オープンとなった東久留米卸売市場・得得市場。
一般個人客にも開放されていて、地元密着型の市場であるところは以前と変わらず。
リニューアル前は「姫松」という寿司店が入居していたのですが、改装を機に残念ながら閉店してしまったようです。
でも代わりに、魚が美味しくて、ごはんは魚沼コシヒカリ使用という、似たようなコダワリの食堂がオープンしていました。
『市場のおばちゃん食堂』です。
店は駐車場側の建物正面にあって、入り口の直ぐ横ですから、よく目立ちます。
同じスペース内で麺類も扱っているようです。
店内に入ると、店の名前通りの“おばちゃん”たちが迎えてくれます。
席は、奥の壁際にカウンターが数席と・・
麺コーナーと共用と思われるテーブル席があわせて10席程度。
飾り気のない、正しく市場の食堂といった風情で、ショッピングセンターのイートインのような雰囲気ですので、敷居が低くて入りやすいです。
メニューは壁に貼り付けられていて・・・
朝定食が400円、煮魚・焼魚定食がそれぞれ500円と、驚きのロープライス!
他にも、生姜焼き定食・とんかつ軽食・鯵のたたき定食が680円など、「ここは学食か!?」と唸るくらい、庶民の味方的な価格設定。
その中で注文したのは、この並びの中では「超リッチ」な気分に浸れる
『海鮮丼』(980円)。
味噌汁、小鉢と漬物付き。
載っている刺身は、さんま・マグロ・イカ・アジ。
きっと、季節毎か日替わりで内容は変わるのでしょう。
旬の終わりとはいえ、まだまだサンマの刺身は美味。
高級魚ではなくても、色艶のよい刺身にワサビ醤油をつけたら、ご飯がすすむってもんです。
この日の味噌汁の具は、鮪のつみれ。
「今日の味噌汁は美味いでしょ」なんて、常連さんと話す声が聞こえてきます。
・・・ハズレの日もあるのかな(笑)
海のない東久留米市内で、気軽にこの値段で海鮮丼を食べられるんですから、もう大満足です。
この日は朝からバタバタと出鱈目なスケジュールの日で、ランチを取りに入店したのは平日の午前10時30分過ぎ。
もともと朝の早い市場関係者用の食堂ですから、そんな時間でも他に二組お客がいました。
営業時間は、7時30分〜13時まで。
「姫松」さんのときもそうでしたけど、昼飯時には近隣からの客も入って、結構繁盛しているんでしょうね。
次に来たときには、焼魚定食を試してみようかな。
【市場のおばちゃん食堂】
▪️所在地 東京都東久留米市下里5-12-12 得得市場内
▪️営業時間 7:30~13:00
▪️定休日 不定休
▪️駐車場 あり