夜になってもまだ暑い8月の金曜日、夕方に多摩地区を出発して中央高速道を一路東へドライブ。
20時頃には山梨県甲府市内に到着しました。
渋滞に巻き込まれなければ早いもんです。
せっかく甲府まで来たのですから、夕食は山梨の郷土料理を味わおうと、
向かったのは 郷土料理・茶屋『奈良田本店』さん。
「ほうとう」やB級グルメの「鳥もつ」などなど、甲州の山や川の幸を提供してくれる料理店です。
アクセス
店があるのは、山梨県甲府市国母。
甲府昭和インターを降りてからは、甲府バイパスを東へ戻って約8分。
甲府中央卸売市場を目標に、北側の路地に入った先にあります。
駐車場は、店の前。
道路に沿って20台分ほど用意されています。
外観と店内の様子
外観は古民家風で、旅館のように大きな日本建築。
大きな提灯がインパクトあります。
入り口前には、甲州名物の「ほうとう」や「おざら(=ざるうどん)」の幟がはためいていて、「郷土料理がそろってますよ〜」とアピールしてきます。
他にも、「天然猪鍋」が名物のようですし、
「天然鮎」も入荷しているようです。
季節によっては、きのこや山菜なども味わえるのでしょう。
色々メニューがあるとみえて、一度や二度来たくらいでは、甲州の多彩な郷土料理は味わいつくせそうにありません。
店内には、靴を脱いで上がり・・・
案内されるまま、長い廊下を店の奥に向かうと・・・
座卓の並んだ大広間に通されました。
先客は、軽い接待のような小グループを含めて3組。
入り口側にも、ガラス張りの麺打ちスペースを眺められる座敷がありましたが、こちらは既に満席。
全体に、大混雑とは言わないまでも、店内はそこそこ賑わっているようです。
それでも店の規模が結構大きいので、予約しなくても席にはつけそうですね。
到着時間が読みきれなくて予約の入れづらい、こんなドライブの途中に立ち寄るには便利なお店でしょう。
メニューと料理
甲州名物といえば、まず「ほうとう」なんでしょうし・・・
数量限定ながら、手打ちの十割蕎麦なんてものにも興味をそそられますが・・・
夕食ですし、そこそこ空腹だったので、ご飯ものを食べたい気分になっていました。
注文したのは、『うな重』(2,600円)。
・・・特に郷土料理ってわけではありませんね(笑)。
でも和食全般メニューが豊富で、店に入ってしまえば、何かしら気分に応じて気に入ったものを注文できるというのも、この店のメリットです。
名店と呼ばれるような専門店と比べると、タレの味に深みが足りない気がしますが、ふっくらして身の厚い、おいしい鰻でした。
肝吸いに、ケチケチせずに大振りな肝が入れられているのも嬉しい。
一方、連れの注文したのは、『特製甲州牛ハンバーグ定食』(1,450円)。
山梨県自慢の甲州牛を使っているので、こちらは郷土料理と言って良いですかね。
250gあるそうで、ボリュームあり。
変にくどい味ではないので、アッサリ完食していました。
まだ少々、甲州の郷土料理色が足りない気がしたので、『鳥もつの甘辛煮』(530円)を追加。
キンカン(卵のたまご)が入っていて得した気分♪。
コレが入っていると、鳥もつのグレードが上がる気がします。
さらに、自家製の湯葉を使った『マグロの生湯葉巻き』(1,000円)を追加したり、
甲州味噌の『モロキュー』(300円)を追加したりして、甲州料理らしさを演出してみました。
ごちそうさまです。
メニューに目移りして、食べ過ぎた気がします(笑)。
次、昼時に来たら麺類を注文したいですね。
暑い季節は、「十割蕎麦」か「おざら」。
涼しくなってきたら「ほうとう」。
季節ごとに、いろいろ楽しめそうな料理店なのでした。
郷土料理・茶屋【奈良田本店】
▪️所在地 山梨県甲府市国母4-22-12
▪️最寄IC 中央道 甲府昭和ICから8分
▪️営業時間 11:30〜14:30(LO14:00) 17:00〜22:00(LO21:00)
▪️定休日 火曜日
▪️駐車場 有り