多摩ぐるぐる

東京都下『多摩地域』を中心に「食べ歩き(ランチ&ディナー)」「ドライブ」「旅行」「日々のあれこれ」を綴るブログ。

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さらしな総本店 田無店@西東京市〜季節を感じる天三色そば



綺麗に整備された西武新宿線の田無駅北口も、ロータリーから西へ逸れると昔ながらの狭い路地が続く古い町並み。

桜の花がはらはらと舞い落ちる頃に訪問したのは、そんな路地裏にある『さらしな総本店 田無店』さん。
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ちなみに、更科(さらしな)蕎麦とは、砂場と並ぶ江戸蕎麦の三大ブランドの一つで、蕎麦の実の中心部分のみを挽いた粉で打つ、白くて上品な蕎麦のこと。

ただ、店名が漢字の「更科」ではなく、「さらしな」とひらがな表記していることからもわかるように、商標争いまでした発祥の店の系列とは異なる、別系統のお店。

それでも昭和23年に新宿駅西口で創業してから数十年の歴史があり、現在はここ田無と中野に店舗がある老舗の蕎麦屋さんです。


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店の所在地は、西東京市田無町4丁目

最寄り駅である西武新宿線田無駅からは、北口を降りて線路沿いの路地を西に進んで徒歩わずか1分。

急行も停まる田無駅から歩いてすぐなんですから、大変便利な立地です。

駐車場は店の隣に3台分程度。
しかし周囲の道が幅の狭い路地ばかりなので、残念ながら自分の車では入っていく気にはなれませんね。
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店舗は木造2階建ての一軒家で、店の正面部分を蔵造りの商家風に設えていて、上品な趣があります。
最近店を改装したようで、まだ新しい外装には清潔感もあります。
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早めの夕食ということで、17時すぎに入店。

扉を開けると、すぐに慣れた感じの花番さんが迎えてくれました。
一階も二階も空いているから好きな方をどうぞとのこと。

まだまだ席には余裕がありましたが、より静かに食事ができそうな二階を見せてもらうと、テーブル席や掘りごたつ式の小上がり席が並んでいます。

二階も黒を基調色にした落ち着いた空間でしたが、一階に坪庭が見えるテーブル席があったのを思い出して、結局一階に戻って、庭の前の席に着かせてもらいました。
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面倒かけてすいません(汗)
でもその時の花番さんの対応がスムーズかつ好印象だったので、もうこの店のファンになりました(笑)

席に着いて後ろを振り返ると、カウンター席に囲まれるように配置された蕎麦打ち場が見えました。

今まさに蕎麦打ちの最中(!)

店内に静かに流れるジャズの音とセッションするかのように、そばを切る音がリズムよく聞こえてきます(笑)
一人で来た時なら、このカウンター席が特等席かもしれません。
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一階も二階も、全体を見渡しにくいフロア配置になっているのですが、全体で50席程度のそこそこ大きめな店のようです。


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メニューを見ると、冷たい蕎麦が色々とあるのに加えて、
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季節ものを含めて温かい蕎麦も色々。
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他にも蕎麦前や甘味の種類が豊富で、近所にあったら行きつけにしたくなるようなラインナップ。

その中で選んだのは、ちょっと贅沢に田舎蕎麦に季節の変わり蕎麦が二種類付いた
『天三色蕎麦』(1,920円)
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季節柄「きっと、変わり蕎麦の一つは“さくら蕎麦”だよ」なんて話していたら、予想どおりピンク色の“さくら”と、もう一つは緑色の“よもぎ蕎麦”。
田舎蕎麦の色と合わせて、蕎麦としてはカラフルで楽しい盛り合わせ。
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今年はあまり花見に行けませんでしたが、ジャストな季節感を味わえて満足です(喜)

早速、キリッと細切りのさくら蕎麦を手繰ってみると、さくらの香りがフワッと鼻に抜けていきます。
よもぎ蕎麦の方も香りが鮮やかで、まるで桜餅とよもぎ餅を食べているような味わい。
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まさに変わり蕎麦。
変わり蕎麦って打つのが難しいと聞きますので、このあたりは店の技術力の高さなのでしょう。

一方、店の一押しらしい、挽きぐるみ自家製粉の生粉打ち田舎蕎麦は、ゴワっとしてやや太め。
長さもやや短めなんですが、口に含んでガシガシ噛むと蕎麦の香りを強く感じます。
これは美味しい。
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自家製粉で打ち立てだからなのか? 蕎麦粉自体の質が良いのか? 粉の保存の仕方が良いのか?
兎に角、見た目が黒っぽいだけで、その割に香りの薄いその辺の店の田舎蕎麦とはモノが違います。

天ぷらは、海老が2本入ったプチ贅沢なもの。
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揚げ方にも何も不満を感じなくて、さすが老舗の蕎麦屋さんといったところ。
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いやぁ、店の立地から外観、内装、そばの味、接客と、ここまで完璧に満足です。

最後の蕎麦湯は、蕎麦粉を溶いた濃いものではなくて、サラッとしたもの。
その辺は好みなんでしょうが、蕎麦湯が湯桶ではなく小さな魔法瓶で出てきたのは少々雰囲気に欠けました。
蕎麦湯が冷めないので合理的だとは思いますけどね。
まぁ、瑣末なことではあります。
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美味しかったです。
ごちそうさまでした。


随分昔のことではあるのですが、この田無駅を毎日のように利用していた時期がありました。
その頃にも店はあったはずなのですが、「さらしな」さんの存在には気がつかず、今回が初の訪問。

その頃は今よりもっと財布の中も寂しかったし、体もカロリーを必要としていたから、日本蕎麦に対するアンテナが働かなかったのでしょうかね?

私もやっと、蕎麦の香りなんて繊細なものに価値を感じる歳になってきたということなのでしょう(笑)

・・・ところで、「さらしな」さんに来たのに、真っ白い更科そばを食べていなかったですね。
それはまたの楽しみとしておきます。


【手打ち蕎麦 さらしな総本店 田無店】

▪️所在地    東京都西東京市田無町4-3-17
▪️最寄り駅   西武新宿線田無駅 北口徒歩1分
▪️営業時間   11:00~15:30 17:00~21:00(L.020:45)
▪️定休日    水曜日
▪️駐車場    あり
▪️Web-Site   http://sarashina-souhonten.ecnet.jp/



 

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さらしな 田無店そば(蕎麦) / 田無駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

 

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