多摩ぐるぐる

東京都下『多摩地域』を中心に「食べ歩き(ランチ&ディナー)」「ドライブ」「旅行」「日々のあれこれ」を綴るブログ。

うなよし@山梨県甲斐市〜幻の共水うなぎでふっくら鰻重


外食自粛中で新ネタがないことを言い訳に、少々時間はたちましたが、この一年ほどのうちに食べに行ったお店を紹介しています。

昨年の春先、山梨県南アルプス市内に、富士山をバックに棚田が広がるビュースポットがあると聞いてドライブに出かけました。
櫛形山の山裾、中野の棚田と呼ばれているスポットです。
南アルプスICから車で20分程で到着。
なる程、外輪山の向こうから富士山が顔を見せていて、これぞ「日本の農村」って感じの風景!
全ての棚田に水を張り終わった頃だと、もっといい景色だったでしょうけど。
時期的にちょっと早かったかな。
あと、誰か枝垂れ桜の何本かでも植えてくれたら、きっととんでもないくらいの絶景になると思います。
50年くらい時間が経てばですけど(笑)


さて帰りがけ、早めの夕食をとろうと富士川沿いを甲斐市内まで北上。
この市内に、「共水うなぎ」という希少なブランド鰻を食べさせてくれる
「うなよし」さんという店があると知り、やって来ました。共水うなぎとは、静岡県焼津市(旧大井川町)内で、南アルブスの伏流水を汲み上げた地下水で育てられたブランド鰻。
天然鰻を超える味を目指して養殖され、国内トップレベルの品質だと評価されているそうです。
飼育方法に目一杯のこだわりがあるため出荷量は少なく、お店で食べることができるのは全国で30店舗程しかないとか。
そんな訳で「幻のうなぎ」とも呼ばれているそうなので、食べることができるのなら大変楽しみです。


🌀アクセス

うなよしさんの所在地は、山梨県甲斐市篠原
旧竜王町地内で、甲州街道からだと竜王駅入口交差点から南に入って200m進んだ先。
甲斐市役所にも近く、向かい側には大きな農協があるので目印になります。

駐車場は店の前に4台分に、横の路地を進んだ先に、さらに5台分用意されていました。早めの時間に到着するなら、楽に停めることが出来ると思います。


🌀外観と店内の様子

うなよしさんの外観は、入り口に瓦葺きの軒がついた鰻屋らしい和風一軒家。
超高級店のような威圧感まではなく、比較的入り易い店構えです。

開店直後くらいの時間に店内に入ると、スタッフさんがすぐに気付いて席に案内してくれました。
座席は四人がけのテーブル席が数卓と・・・
上がった和室に座卓席が4つ。綺麗な畳が敷かれていたり、お花が生けられていたりと、清潔感があります。
こちらは襖を閉めれば二部屋分の個室になりそうで、実際にこのあと地元の親戚の集まりのような食事会に使われていました。

後からやってくる客層を見ると、休日の夕方でもあり、身なりの良い老夫婦二人とか、静かに食事をしている家族づれとか、たまの贅沢を楽しみに来た地元客らしきお客が中心。
騒がしくもなく、混み合って急かされるような気配もなく、気持ちよく落ち着いて食事ができる、上々な雰囲気がありました。


🌀メニューと料理

メニューを見ると、ここの店の一押しポイントはやはり、共水うなぎを出荷している養鰻場から入荷した鰻。
特に超特選の「共水うなぎ」は「まろやかな脂のうまみがあり、上品な味わいの肉質」。
だけと、入荷数が少ないので売り切れていたらゴメンなさい、しかも仕上がりに30分から60分かかるよ・・とも注意書きが記させています。
そりゃあ、焼きたての美味い鰻を食べたいのなら、そのくらいの時間は覚悟しなきゃね。

値段も、共水うなぎは通常の鰻よりも更に2割程度、割高となる価格設定。
そもそも鰻の価格自体、全国的に値上がりしたまま下がる気配が見られない状況ですから、ブランドの共水うなぎともなると結構なお値段となっも仕方ないでしょう。よって当初からの希望通り、店員さんに共水うなぎはあるかと聞くと「あります」との嬉しい回答。
ならばとことん贅沢にと、注文したのは「共水1匹半」(6,000円)

開店直後に入店したこともあり、30分程の待ち時間で配膳してくれました。
お盆には、鰻重の他に小皿3つと肝吸い付き。

蓋を開けると、流石に1匹半。
鰻が折り重なるように、お重一杯に贅沢に敷き詰められています(喜)

厨房は席から見えない間取りになっていますが、炭火で焼いているのでしょう。
表面には控えめに焦げ目がついていて、香ばしい鰻の香りが漂います。
身はしっかりと肉厚でふっくら、脂が載っていそうな外観。

蒲焼をリフトしてみると、柔らかすぎもせず硬すぎもせずな、蒸し具合と焼き具合でしょうか。
ご飯にもタレがたっぷりと掛けられていることも嬉しい。

食べてみると、身はやはり自慢の脂を落としすぎない具合の蒸し具合で、身はしっかり目なれど口に入れるとふっくら感あり。
タレは、長野県の諏訪辺りの鰻よりは甘み控えめでだけど、東京の一般的な蒲焼きよりは濃いめの味付け。
身が厚いので骨っぽくないか気になったけど、そんなことは一切なく。
また、これだけボリュームがあって、脂と旨味を感じる鰻を食べたけど、食後にかけても胃もたれすることがありませんでした。
これは、鰻の脂の質が良いのか?、蒸し具合が丁度あっていたのか?、それとも体調がたまたま万全だったのか?、一度食べただけだと理由は分かりませんけどね(笑)
えぇ、結論を言えば「味わい濃厚で、とても旨かった」です。

鰻重って、一昔前よりもさらに贅沢品になってしまいましたが、鰻好きの方なら、何かお祝いしたいことがあった時にでも、一丁奮発して味わって頂きたいお味なのでした。

私は次にこの店に寄ったなら、白焼きも食べてみて、共水うなぎだけの味も確認してみようかな。


【うなよし】
■所在地   山梨県甲斐市篠原2668-3
■営業時間  11:30-14:00(LO13:30) 17:00-20:30(LO20:00)
■定休日   火曜日 第二月曜日
■最寄駅   JR中央本線竜王駅 下車徒歩15分
■駐車場   あり



 

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