多摩ぐるぐる

東京都下『多摩地域』を中心に「食べ歩き(ランチ&ディナー)」「ドライブ」「旅行」「日々のあれこれ」を綴るブログ。

北海道らぁめん『新特一番』@府中市〜復活した旭川ラーメン


府中市内の小金井街道を走行していると、カレー屋だった場所が、いつの間にやらラーメン屋に替わっていることに気付きました。
店の名前を見ると「北海道らぁめん 新特一番」とあります。
・・・はて?どこかで聞いたような名前ですね??その日は思い出せなかったのですが、後になって思い出しました。
府中駅の近くにあって何かのラーメン本にも載っていたのに、知らぬ間に閉店していた店がそんな名前でした。
場所を変えて復活したんですね。


🌀アクセス

新特一番さんの所在地は、府中市府中町3丁目

最寄駅京王線府中駅からは、北口側に降りて徒歩10分ほど。
徒歩圏内ではありますが、駅近にある他のラーメン店をスルーしてまで歩くには少々面倒な距離です。

一方、専用の駐車場は、店の向かって右側に2台分
さらに夜と休日は、ビルの上の階にある別の会社の分と合わせ、6台分のスペースが使えます。
砂利敷で夜は照明も暗いのですが、このくらいの駐車スペースがあれば車で立ち寄りやすいですね。


🌀外観と店内の様子

お店は、駅周辺の繁華街からは離れた小金井街道沿いにポツンとあります。
外壁が真っ赤な色をした、3階建ビルの一階部分が店舗となっています。

街道沿いの割には周囲に人の気配が少ないので、少々不安になりましたが、バッチリ暖簾も掛かっているのを確認して中に入りました。

店内に入ると、先客はカウンター席に一人。
誠実そうな人柄が伝わってくるご亭主が、ワンオペで迎えてくれました。
席はカウンターが5席に、四人掛けのテーブルが二つ。
あまり大きくはない、こじんまりとしたお店です。
先客と入れ違いに後から二人づれのお客が入ってきましたが、これぐらいの混み具合なら静かに食事ができそうです。
いつも行列しているような混雑店が苦手な私としては、落ち着いて食事のできそうで実に好ましい雰囲気です。


🌀メニューと料理

店頭と店内には、写真入りの大きなメニューボードが掲げられています。
一口に北海道らぁめんと言っても、どうやら新特一番さんは旭川ラーメンの系列。

大昔、北海道旅行に行った際、旭川のどこだったかで食べたラーメンは、表面にラードが浮いた醤油ラーメンでした。
その頃の旅行ガイドブックには、「冬はとても寒い旭川なので、ラードが浮いてスープが熱々なラーメンが好まれる」と書かれていたはず。
あぁ、札幌が味噌で、函館が塩で、旭川が醤油だったよねと単純に思っていたら・・・

・・・正油も味噌も塩も、さらには豚骨の高菜ラーメンまでありますね(驚)
豚骨って、もう九州じゃん!?

どうやら旭川ラーメンとは、ラードの浮いた熱々スープ縮れ麺魚介と動物系のダブルスープの3つが特徴で、必ずしも正油スープ限定ではないようです。
そうか、そりゃあ旭川の人だって、北海道には色んな食材があるんだから、醤油以外のラーメンだって食べたいですよね(笑)

そうは言っても、初訪問でもあるのでオーソドックスに
「正油ラーメン」(650円)を注文。
今時にしては嬉しいお手頃価格です。

ですがメニューをよく見ると、餃子が350円となっています。
つまり、両方食べると合わせて1,000円ポッキリ。
・・・はい、誘惑に負けて餃子も追加注文しました。
多分、これがお店一押しの組み合わせなのでしょう。

さて、数分で配膳されたラーメンの方は、大きめチャーシューとメンマ、刻みネギがトッピングされた実にオーソドックスな姿。
麺は中細くらいの縮れ麺で、旭川ラーメンのセオリー通り。
手打ちって感じでもなく、これといって特徴的な物はありませんが、スープをよく拾う普通に美味しい麺。

スープもセオリー通り表面にラードが浮いていますが、それほど脂は強くありません。
脂の量は東京仕様にしているのかな?
味の方は東京の醤油ラーメンのようなスッキリ味とも違って、ちょっと動物系の出汁が強いような?

餃子は、肉と野菜のバランスの良いもの。
安いラーメン屋のように具がスカスカってこともなく、満足のいくお味。
食べ終わった感想としては、「うん、普通って素晴らしいよね」って感じ。
近所にあったら、きっとしょっちゅう通うであろう味でした。
気に入りました。

そんなこんなで、また別の日。
豚骨スープの「高菜ラーメン」(900円)がどうにも気になったので再訪。
高菜と紅生姜がトッピングされて、九州ラーメン的なビジュアルです。
刻みニンニクも浮いていて、如何にもスパイシー。

でも、パツパツのストレート細麺なのかと思ったら、現れたのはやっぱり中細縮れ麺。
そこはブレないんですね。
スープも豚骨だけが全面的に押し出されてくるかと思えば、そうでもない。
「元のスープに、豚骨を強めに合わせました」って感じかな。
少し唐辛子も浮いていて体が温まるのは、元々寒冷地仕様だからなのかな。
これは九州ではなく、確かに旭川のラーメンですね。

またまた別の日。
みそ味も気になったので、再々訪し「みそスベシャルラーメン」(750円)を注文。
これもやっぱり縮れ麺。
スープは味噌味だけど、味噌だけが突出しているわけでもない合わせスープ。
唐辛子とニンニク入りで体が温まるのも同じだけど、スパイスが効き過ぎってこともない。
スペシャルが付くと、チャーシューが2枚になるのかな?

・・・大体、傾向は掴めたましたよ。
醤油も味噌も豚骨も、あくまで旭川アレンジの味なんですね。
どれを注文ししても、普通に安心して美味かったと思える味でした。

そして、失礼ながら3回訪問して、激混みだったことは未だなし(笑)
静かに普通にラーメンを食べたい方には、少しくらいなら遠回りしてでも立ち寄る価値のあるお店かと思います。


【北海道らぁめん 新特一番】
■所在地    府中市3-13-9
■営業時間   11:30-15:00 17:30-22:00  
        日曜11:00-22:00
■定休日    火曜日
■最寄駅    京王線府中駅(北口下車徒歩10分)
■駐車場    有り



 

Return Top