多摩ぐるぐる

東京都下『多摩地域』を中心に「食べ歩き(ランチ&ディナー)」「ドライブ」「旅行」「日々のあれこれ」を綴るブログ。

江戸庄@新潟県村上市〜村上牛のステーキ丼


結局、この夏は「GO TO」から「都民だけは都県境を跨ぐな」って方針に変わったんですね。
未知のウィルスと闘っているのだから、対応がブレるのは仕方ないでしょうけど・・・。
東京だけがゾンビがウロウロしている世紀末都市で、「ここだけ封鎖すれば他所は安全」って印象操作になってません?
何が正しいのかはわかりませんが、取り敢えずこんな時だけは、多摩の住民も晴れて立派な「東京人」扱いされて嬉しい限りです。

このところ毎年のように出かけていた、新潟県村上市から山形県庄内地方にかけてのドライブ旅行も今年は断念。
「来年は行くぞ」と願のようなものをかけて、昨夏、訪問したお店を幾つか紹介していきます。
(「この夏特別な夏」って、わざわざフリップまで作って会見したんだから、来年は収束する見込みがあるんだよね?)


新潟県の北東端に位置する村上市は、古い城下町の面影を残す美食の町。
江戸時代から進化してきた鮭料理や、北限の村上茶
ご当地ブランドの村上牛に、夏は日本海の岩牡蠣、さらに日本酒では〆張鶴大洋盛の二つの銘柄。
これだけ揃うと、二度や三度立ち寄ったくらいでくらいでは飽きることのない町です。

昨年初めて伺ったのは、村上牛専門料理店の「江戸庄」さん。
古風な佇まいも素敵なお店です。

所在地としては、村上市大町2丁目
町屋造りの民家が点在する通りの一角で、村上市役所もすぐそば。
駅前から歩くと20分程かかりますが、専用の駐車場が近くに4台分用意されていました。外観も立派だし、なんたって村上牛の専門店ですから、敷居の高い料亭風なのかと少しビクビクしながら暖簾を潜ると・・・
中の様子は老舗の蕎麦屋風で、どちらかと言えば庶民的。
4人用のテーブル席が6つと、6人掛けの座卓席が3つ小上がりに並んでいます。
昼過ぎの入店時には、ほぼ満席状態。
若いフロアスタッフさんが忙しそうに配膳して回っていましたが、丁寧な応対をされていました。
古民家そのままの内装も旅行気分を盛り上げてくれて、居心地は上々。

メニューを見ると、鍋(すき焼き、しゃぶしゃぶ)ステーキと並びますが、流石にすき焼きやステーキは値がはりますね。
ちなみに村上牛とは、村上市周辺で飼育された黒毛和牛のうち、肉質ランクがA-4、B-4以上の牛肉のこと。
村上市周辺は岩舟米と称される味の良いコシヒカリの産地なのですが、その稲藁等を食べさせ手間暇かけて飼育した村上牛は、肉色が鮮やか、差しが入って柔らかな肉質、そして風味豊かな極上の味わいが特徴。

東京ではあまり見かけない銘柄牛ですし、ここは少しがんばってでも、しっかり味わっておくべきでしょう。鍋やステーキは概ね7,000円以上しますが、丼なら二千円をきる価格からあり、旅先の贅沢ランチとしては(ギリ?)許容範囲ではないでしょうか。

暫し考えた末、私が注文したのは「村上牛 ステーキ丼」(2,700円)
お吸い物と浅漬けの小鉢付き。

村上牛は60g使用されていますが、お重に並べると少々スカスカしてますね。
ちょっと寂しい。
ただ、差しが入って柔らかそうな肉質であることは見ただけで感じられます。
村上牛とはどんな味なのか、確かめるには十分な量ではあります。

口に運ぶと・・・、はいっ、溶けるようになくなりました(喜)
柔らかいし、差しが甘い!
味付けは、塩胡椒とニンニクバター醤油風味ですかね。
この肉に、こんな王道的な味付けをしてご飯に載っけたら、そりゃあ旨いです!!

年々、胃腸が脂を受け付けなくなってきてますので、このくらいの肉量か丁度良いのかな?
いや、この肉なら奮発してもう少し食べてもいいかな(笑)

同行の妻殿が注文したのは、「村上牛 レアステーキ丼(上)」(2,700円)。
同じく、お吸い物と浅漬けの小鉢付き。
外側だけ軽く炙った牛肉を薄切りにし、和風のタレを掛けてお重いっぱいに敷き詰めてあります。
こちらの方が江戸庄さんの看板メニューですね。

以前は、完全な生肉を「村上牛 刺身丼」として提供していましたが、何時ぞやの全国的な生肉食中毒騒動の後、最低限の火入れをするように調理法を変更したメニューです。

お肉には、ギリ、刺身の面影が残ってますね。
綺麗にサシが入っているのが見えます。
色鮮やかで実に旨そうです。
一切れお裾分けいただきましたが、薄切りのせいか予想したよりもサッパリとした味わい。
私の食べたステーキ丼の方がA-4ランクの肉の甘みがしっかり感じられて、村上牛の味はよくわかるかもしれません。
どちらが旨いと感じるかは、好みと体調次第ってところでしょう。

ご馳走様でした。
会計時に、なぜかこんな可愛らしいお菓子をくれました。
どういう趣旨かは解りませんが、微笑ましくて良いですね。
市内には他にも村上牛を食べれる店はありますが、このお店は風情もあるし、旅の途中で村上牛を食べるには格好のお店かと思います。


【江戸庄】(えどしょう)
■所在地   新潟県村上市大町2−17
■営業時間  11:00-14:00 
■定休日   木曜日
■最寄駅   JR羽越本線 村上駅
■駐車場   有り



 

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