多摩ぐるぐる

東京都下『多摩地域』を中心に「食べ歩き(ランチ&ディナー)」「ドライブ」「旅行」「日々のあれこれ」を綴るブログ。

三幸@あきる野市伊奈〜もう太麺はないけれど・・・

 



数量限定の自家製太麺が名物で、
以前は各種ラーメン本によく掲載されていた、
あきる野市の
「三幸」さんに行ってきました。
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一度食べに行きたいとは思っていたのですが、駐車場が何処にあるのか分からなくて、店の前を通りがかっても、ずっと素通りしていたお店です。

今回はあきる野市方面に行く用事のついでに、ランチをとれる店を検索していたところ、「三幸」さんの駐車場が消防署の北隣にあるとの記載を見つけたので、念願叶っての初訪問することになりました。

 

アクセス


 


大きな地図で見る

場所は、あきる野市伊奈地内。
最寄り駅は、JR五日市線武蔵増戸駅になります。
駅から歩くと距離にして約450m、6分程かかります。

駐車場は、お店からさらに北上した消防署の北側に6台分用意されていました。
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外観・店内の様子


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武蔵増戸駅の西側を南北に通る都道沿い、民家の一階が店舗になっています。
よくある町のラーメン屋の佇まい。

以前はなかったはずの「義経の末裔」との表記・・・

ラーメンの味には関係ない話でしょうけど、ユニークですね。

店内に入ると、
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カウンター数席とテーブル席一つ、小上がりに4人用座卓が3つ。
夜は飲みにくる客も多いようで、酒のボトルが棚に並んでいます。

ご夫婦を中心にした家族経営のようです。

先客は、カウンターに二人、テーブル席に二人。

小上がり席が空いていたので、上がらせてもらいました。

昼時だったので、もっと混みあっているのかと思っていたのですが、すんなり座れたのは意外。
しかし、混んでいる店も、空きすぎている店も落ち着きが悪いので、私には丁度良い混み具合です。(笑)

 

メニュー


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メニューには、ラーメン類とラーメンセットが 並んでいます。
特に変わったメニューはありませんね。

最高級の小麦粉を使用した自家製麺が “売りだとアピールされています。

チャーシューメンに心惹かれたのですが、カロリー制限中なので「ラーメン」を注文しました。

 

料理


 

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こちらが「らーめん」(650円)

チャーシュー、メンマ、ナルト、インゲンが載っていて、オーソドックスな東京醤油ラーメンの姿です。

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スープは、濁りのない澄んだ醤油色。
飲んでみると、スープは鳥ベースで、豚骨等の獣臭さを全く感じないアッサリめの味。
雑味がなくて大変美味しい。

微かにニンニクと胡椒の味がします。
飲み始めると止まらなくなるような、好みの味です。

チャーシューは薄めで小振りなものが一枚。軟らかすぎもせず、固すぎもせずオーソドックスなチャーシューです。

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麺は、中細のストレート麺。
ツルツルと滑らかな食感です。

雑味のない澄んだスープと自家製麺が良く合って、あっさり美味しくいただきました。
完成度の高い東京ラーメンと言った風なまったくもって、私の好みの味です。

丼も小振りなので、麺の量も少なめかな?と思いましたが、食べ終わってみると意外にボリュームがあって充分な量でした。
なんでも、普通盛りでも麺は200g程あるそうです。

ごちそうさまでした。

ちなみに、同行者の注文した「ニンニクらーめん 大盛り」と並べてみました。
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丼が一回り大きいですね。

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上の写真は、「特製ラー油入りらーめん 大盛り」です。
自家製辣油を使用しているそうです。

 

感想・まとめ


 

スープも麺も、材料を吟味して丁寧に作ったラーメンだと思います。
奇抜さや斬新なものは狙ってはいないようです。
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お店の貼り紙にもそう書いてあるので、間違いありません。(笑)
「健康のため」とは、胃腸の強くない私にとっては、とても嬉しいコンセプトです。

しかし、間抜けな事に食べ終わってから気がついたのですが、雑誌等で紹介されていて、名物だったはずの「手打ち太麺らーめん」がメニューに見当たりません。
2013-03-20 19.53.02

「なかなか美味かった」等と同行者と話しながら、メニューや壁の貼り紙などを眺めて探していると、客がはけて手の空いたご亭主夫妻が声をかけてくれました。

話を聞くと、どうやら「手打ち太麺」は、全て正真正銘、手打ちの麺であったため、麺打ちがかなりの重労働で、数量も作れず、体を悪くしてからは作るのを止めてしまったそうです。
4年前まではメニューに載せていたとの事。

残念。来るのが遅すぎました。

なんでも、後継者もいないそうで、私には幻の麺となってしまいました。

残念がっていたら、気さくなご亭主が「製麺機を見るかい?」と言って案内してくれました。
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左側にあるのが、今の「細麺」を作っている製麺機。
かつて「手打ち太麺」を打っていたのは、右側の台。
完全手打ちでの太麺づくりは、肩や腰に負担が大きかったそうです。

製麺屋から買った麺も試したそうですが、どうしてもスープの味と合わないそうで、自家製麺には拘っているとのこと。
同じレシピで製麺しても、湿度や気象条件などの影響で同じ麺には仕上がらず、材料や茹で時間やらで調整しているそうです。
その辺りは、手打ち蕎麦や手打ちうどんの職人と同じなんですね。

しかし、この「麺打ち部屋」も、前の道に拡幅計画があるそうで、いずれ道路用地になってしまうそうです。
その後は、営業をどうするかは未定とのこと。

そうなると、この自家製細麺もいつまで味わえるのか?
ご亭主は義経さんの末裔だそうですけど、この店を「つわものどもが夢の跡」にはまだまだしてほしくないですね。
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かつて「手打ち太麺」が、テレビで紹介されたり雑誌に載ったりした後には、お店は大混雑したそうです。
その頃と比べると、今は比較的ひっそり営業しているようです。

この家製細麺も十二分に上品でおいしいので、また是非食べに行きたい。
自宅の近くにあったら喜んで頻繁に通っているであろう、そんなラーメン店です。


三幸(さんこう)

あきる野市伊奈473-10
営業時間 11:30~15:00
     17:30~20:00
定休日  月曜、火曜
駐車場  有り

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