多摩ぐるぐる

東京都下『多摩地域』を中心に「食べ歩き(ランチ&ディナー)」「ドライブ」「旅行」「日々のあれこれ」を綴るブログ。

喫茶 樹樹@羽村市神明台〜樹々の間にold‐fashionedな喫茶店

 

休日の昼時、青梅方面での野暮用のため車で移動中、ランチタイムとなりました。

この日は一人でしたので、混み合っていない喫茶店で、珈琲を飲みながらサンドイッチでも食べたい気分。

羽村市周辺では、車で行ける喫茶店を開拓していなかったので、都道163号沿いで見かけていた店に寄ってみました。
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「喫茶 樹樹」 (Gyugyu)

広い敷地の道路側に、何か妙な具合に(使い方を間違っているような?)並べられた看板が目印の喫茶店です。



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場所は、市内では「羽村街道」と呼んでいるらしい都道163号線沿い。
羽村動物公園東交差点から羽村駅方面へ100m程行った先にあります。

最寄り駅は、ないですね。
車での利用が前提の、ロードサイド型の喫茶店です。

その分、駐車場はたっぶり。
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広い一ブロックの敷地を、となりの自動車ディーラーと半分づつに分けて使っているようで、とにかく広い。
駐車場も敷地内のアチコチにあって、駐車しやすい。
この点は、私にとってはポイント高いですね。



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さて、車を降りて、植え込みの中の「樹樹」と書かれた看板を横目に、建物の方へ進みますが・・・

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ただの喫茶店に来ただけのつもりなのに、何だか小さな植物園の中に迷い込んだようで、どう進めば良いのかよく分かりません。

ここは曲がりなりにも東京都内のはずですが、ちょっと空間のスケール感がずれてしまっているような感じです(笑)。

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スタッフが打ち水をしていたので、そちらに歩いていくと、やっと入口の前に立てました。

結構、大きな平屋の意匠にも凝った建物のようですが、木に視界を遮られてしまって全体像がよく掴めません。

ちょっとした探検気分を味わえますが、宮沢賢治の『注文の多い料理店』って、こんなイメージですかね。
夜になってから迷い込んだら、大山猫に騙されて喰われてしまいそうです。

 

店内に入ると、
特に妙な注文をつけられることもなく、普通にウェイトレスさんが迎えてくれました。

入口から見て左手が喫煙席、右手が禁煙席に分かれています。
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禁煙席を希望して右手の方に案内されると、通路の両側にボックスシートタイプの席が並んでいます。
適度な囲まれ感がある席で、落ち着きが良さそうです。
隣の席との間が狭苦しくないのは大変結構です。

椅子は作り付けのソファ。
年季がはいっていて、クッションはややヘタリ気味。

ソファの背もたれには、四人分の座る人の位置に合わせて窪みがついているのですが、そこが微妙に窮屈な形です。
どうも50年くらい前の日本人の体格に合わせたような寸法のような・・・。


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木枠のガラス窓が、ソファとともに建物の歴史を感じさせます。

全体的には、ロッジ風のインテリア。
落ち着いた雰囲気で悪くない。
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地方の大学の学生街にある、古き良き時代の喫茶店というイメージですね。

40年前なら、学生達が政治や文学を語って賑わっていたような。
いや、その時代は知らないんですけどね。

ウェイターは、ジーンズにTシャツのラフなスタイル。
この店内で見ると、昔のヒッピースタイルを連想してしまいますが、頭に妙な紐までは巻いていません。
もちろん、毎日の規則正しい営業と、ヒッピーのライフスタイルとは相容れないものでしょうが。

この日はドアからアブが入って来たらしく、掃除機を持ってバタバタ追いかけていました。
まぁ、これだけの林に囲まれていたら虫の一匹も入ってくるでしょうね。

それやこれやの垢抜けない雰囲気が、今風ではない懐かしさを醸し出しています。



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メニューを開くと、ラインナップの豊富さにビックリ。

前菜、パスタ、ピザ、サンドイッチ、カレー、生姜焼き、ビーフシチュー等等、喫茶店の範疇を超えて洋食店と称しても良いレベル。
メニューの書き方もきっちりしていて、ヒッピースタイルとは異なります。(しつこい?)

30年前なら、ちょっと背伸びしてデートの途中にでも立ち寄りたかったような。
でもその頃は、車を持っていなかったので無理でしたね。

サンドイッチ類も何種類かあるので、どれにしようかと迷っていると、斜め前の女性グループの席から、
「なに?このフレンチトースト!?すごく美味しいー!!」なんて叫んでいる声が聞こえてきます。

フレンチトーストなんて、子供が休日のおやつに作ってもらって喜んで食べるようなものを、いい大人が大声で何を言ってるんだ・・・
しかし、そんなに美味いのか?長いこと食べてないな・・・
等と余計に悩みながらも、初志貫徹で「BLTサンドイッチ」を選択。

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飲み物は、お薦めらしい「トアルコ トラジャ」。
産地限定の数量限定と書いてあります。
すっかり妻殿に毒されて、「限定」という文字に騙されやすくなってます。

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早速、やってきました。
「トアルコ トラジャ」(600円)。

澄んだ色のコーヒーです。
砂糖がスティックタイプだと、ちょっと安っぽい雰囲気になりますね。

どんな味か期待して飲んでみると・・・
「なんかパンチが弱くて、特徴がない?」

よく見ると、『KEY COFFEE』と書いてあります。
いや、大手の豆が必ずしも悪いとは言いませんが。

そう言えば、注文の時に
「当店の通常メニューの『トアルコ トラジャ』にするか、今回限定の方で良いか?」
と聞かれてました。

通常メニューの方が50円高かったけど、「限定」のほうが美味かろうと選んだのですが、
期待したような特徴は・・・。残念。

店員さんも、通常メニューの方が自信があったのかな。

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こちらが、「BLTサンドウィッチ」(800円)。

サンドイッチがサラダとともに盛りつけられています。
彩りがよくて、ヘルシーです。

昼食としては、私には充分なボリューム。
ご馳走さまでした。



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こんな規模と雰囲気の喫茶店が、まだ生き残っていることが嬉しくなります。
ドリンクバーがあって、もっと単価の安いファミレスであっても商売が厳しいと聞くのに、頑張ってますね。

広くて車の流れの良い都道沿いにあるし、駐車場も広くて車で行きやすいのが大きなメリット。
店の周りの林も含めて、都内では他にない雰囲気をもっています。

次は、通常メニューの方のコーヒーも試してみたいし、フレンチトーストやらビーフシチューなんかも食べてみたいですね。

この雰囲気のまま、あと何十年でも営業していてもらいたい店だと思います。
・・・でも、ソファーはそろそろ手を入れても良い頃かな?
mori


喫茶 樹樹 (じゅじゅ)2013-05-31 11.03.18 のコピー

所在地  羽村市神明台3-7-2
営業時間 9:30〜21:00
定休日  年中無休
駐車場  有

 


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