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地鶏料理 みやま本舗 霧島本店@鹿児島県霧島市〜“日本発祥の地”で味わう薩摩地鶏

 


11月の連休中に訪れた宮崎県ですが、高速道路を使えば隣接する鹿児島県の霧島高原もそんなに遠くはないようです。

霧島と言えば、天孫降臨伝説のある高千穂峰(たかちほのみね)
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ニニギノミコトを祀る霧島神宮ある地域。
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神話の時代の「日本発祥の地」とのことなので、
せっかくここまで来たのなら、寄って行くべきでしょう。

勿論、行くからには土地の名物も味わって、体の中からも運気を上げたいところ。

そんな訳でランチに立ち寄ったのは、
日本三大地鶏のひとつ、鹿児島名産の薩摩地鶏の専門店、

『みやま本舗 霧島本店』さんです。
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アクセス

店があるのは、鹿児島県霧島市内

霧島市内と言っても、市町合併で出来た市なので、今ひとつピンときませんが。
霧島山の麓というか、JR日豊本線の霧島神宮駅から山の方へ向かった方というか・・・。

山麓の長閑な里山地帯に店はありました。

霧島神宮からは、車で15分くらいの距離です。
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駐車場は、店の前に広いスペースがあります。
目印の少ない山の中にあるので、カーナビに案内してもらわないと辿り着くのが難しいですね。

なんでこんな場所で営業しているのでしょう?


外観と店内の様子

外観は、山小屋と言うか古い農家というか、年季の入った建物です。
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正直、みすぼらしいくて、お洒落じゃない(笑)

私なんかは、
「建物にお金をかけていない」=「食材にお金をかけている」・・・かも、という期待を抱きますが、

妻殿にとっては、「ただ居心地が悪いだけ」と感じかねないので、連れて来た手前、不安がよぎります。
美味くなかったら、どうしよう?

店内に入ると、すぐにテーブル席が並んでいて、畳の座敷には座卓席。
それぞれ数卓づつあります。
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地元の方と思しき、年配の女性スタッフが迎えてくれました。

12時頃の到着で、4割程の客の入り。

店員さんに予約してある旨と名前を伝えると、テーブルでも座敷でも好きな方を選んで良いとのこと。
足が伸ばせるほうが良かろうと、座敷席を選択しました。

卓上のガスレンジで肉を焼くスタイルのようですね。
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店内の様子は、不潔だとは思いませんが、障子は破れているし、テープルの天板もささくれているし。
店の外観から想像する通り、クタビレ感のある店内。

下町で人気のB級グルメの店とか、安さで人気のホルモン焼肉店といったような風情ですね。


メニューと料理

メニューを見ると・・・
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焼き物には、店主が厳選したという「特選鶏」、それにブランド地鶏である「薩摩地鶏」「黒さつま鶏」が揃っています。
「薩摩地鶏」と「黒さつま鶏」は、同じく鹿児島のブランド地鶏なのですが、日本在来種の薩摩鶏と他の鶏との掛け合わせ方に違いがあるようです。

味にどんな違いがあるのかは、食べてみないと分からないでしょう。
よって、それぞれの盛り合わせを一つずつ注文してみました。

さらにメニューには、鶏のお刺身もあります。
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鶏肉は、火を十分に通さないと食中毒の危険性が高いはずですが、鹿児島辺りでは『鳥刺し』をよく食べるそうですね。
恐らく生産過程での衛生管理がしっかりしているのでしょう。

それでも、100%絶対安全とは言えないはずですが。
メニューにも「お子様、お年寄り、体調不良な方はご遠慮下さい」と注意書きがあります。

・・・では、どうするか?
それでも本場なら、「喰うでしょ!」

と言う事で
「みやま特選地鶏の刺身 二色盛り(もも・はね)」(二人前1,480円)も注文しました。
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まず最初に、その鶏肉の刺身が出てきました。
完全な生ではなく、少しタタキにしてますかね。

色はツヤツヤとして、透明感のある肉です。
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歯ごたえが少しあって、淡白な味でした。

少し以前までは、レバー刺し等もメニューにあったようですが、
牛ユッケ食中毒事件以降、内蔵系の刺身の提供はやめてしまったそうです。

やむを得ないことでしょうけど、食べてみたかったですね。
残念です。

続いて、「焼き物」の盛り合わせが配膳されました。
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・・・食い気が先にたって、注文しすぎたようです。
とてもボリュームがあります。

こちらは、
『みやま特選鶏 焼き盛り合わせ』(2,300円)。
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味付けは、たれ味にしてみました。

カワ、レバー、ムネ、モモ、ハツ、ナンコツ・・・。
これも色艶の良い鶏肉で、いかにも美味しそうですね。

こちらは、「さつま地鶏焼き」(1,480円)「黒さつま鶏焼き」(1,320円)
味付けは、タレと塩。
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・・・どちらが「さつま地鶏」でどちらが「黒さつま鶏」だか忘れてしまいました。
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私の舌では、味に大きな違いは感じません。

地鶏と聞くと、肉が固そうなイメージがありますが、そんな事もなく。
適度に締まった食べやすい肉質で、脂も程々でサッパリした味です。

鉄板でガシガシ焼きます。
余分な脂が少ないので、網焼きではなくてもギトギトにならないようです。
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それでも、パサパサという訳ではなく、程よい脂。
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カワは、やはり脂多め。
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まとめてオンザライス。
贅沢ブランド地鶏丼です。
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ブランド鶏ではない、「みやま特選鶏焼き」でも肉質としては十分なレベル。
このレバーなんかも、ふっくら柔らか。
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何と言っても焼きたてですし、美味です。
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いやぁ、目一杯食べました。

塩味とたれ味が選べましたが、ご飯と一緒に食べるなら「たれ味」のほうが私は好きですね。

肉は、この店の鶏肉なら、ブランドに限らず、どの鶏肉でも美味いということがわかりました。(笑)
妻殿も満足してくれたようです。

帰りがけには、店内は満席。
やはり人気店です。

「みやま本舗」さんは、霧島市中心部の国分にも支店があるようです。
“味のありすぎる建物”が好きではない方は、そちらまで足を伸ばしても良いかもしれません。


食後は、「霧島神宮」にお参りして宿へと向かいました。
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御朱印に書いてあるとおり、「天孫降臨」のパワースポットですからね。

霧島神宮や周囲の温泉にお越しの際には、お薦めの地鶏専門店でした。


地鶏料理 みやま本舗 霧島本店

所在地       鹿児島県霧島市霧島田口1611-10
営業時間      AM11:30~PM9:00
定休日       木曜日
駐車場       有り
ホームページ http://miyamahonpo.com/miyama/



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みやま本舗 霧島本店鳥料理 / 霧島神宮駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

 

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