多摩ぐるぐる

東京都下『多摩地域』を中心に「食べ歩き(ランチ&ディナー)」「ドライブ」「旅行」「日々のあれこれ」を綴るブログ。

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旅行人山荘@鹿児島県霧島温泉〜鹿と桜島と原田知世の湯

 


鹿児島県に初上陸はしたものの市の中心部までは行っていないので、せめて桜島でも見ないとイマイチ鹿児島に来た実感が湧きません。

さらに足を伸ばす時間的な余裕もなかったので、部屋から桜島を眺められる温泉旅館に宿泊することにしました。

霧島温泉の高台にある温泉宿『旅行人山荘』(りょこうじんさんそう)さんです。
DSC05200決して新しいホテルでも、高級旅館でもありませんが、キャッチコピーは「お客様のお部屋が展望台」

部屋の窓からは、錦江湾に浮かぶ桜島がドドーンと眺められるそうです。
これは、大きな魅力!
下の写真は、客室に置いてあった写真集のもの。
DSC05222 のコピー窓からの眺望が一番のお目当てですので、最上階の5階の部屋を予約しておきました。

ちなみに、料金は二人で泊まって、一泊二食付きで一人12,800円。
「なにかの間違いか?」と思うような、いまどき大変お得な価格設定です。

早くその自慢の眺望を楽しみたかったので、15時過ぎにはホテルに到着。
DSC05220 のコピー部屋の広さは10畳で、特筆することもない平凡な造り。
しかし、そんなことはどうでも構いません。

早速、窓から外を眺めてみると・・・
DSC05210 のコピーあらら・・・
晴れてはいても、雲と霞で桜島は見えません(涙)
ガッカリですが、まだまだ。明朝に期待です。

それでも、霞む霧島連山の麓を照らして沈んで行く夕日は絶景でした。
DSC05240 のコピー

このホテルは、建物の造りは古くなって来ていますが、
絵画が飾られたロビーや、
DSC05203 のコピーライブラリースペース等、宿泊客がゆっくり寛げる空間をあちこちに用意してくれています。
DSC05422 のコピー

館内の所々には生け花も飾られていて、
DSC05258 のコピー料金の割には、宿泊客の居心地が良くなるに気を配ってくれていることが感じられます。
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また、このホテルは旅行記ライターと言うか、イラストレーターと言うか、休刊してしまいましたがマニアックな旅行情報誌『旅行人』の編集長であった蔵前仁一さんの実家なのだそうです。
2013-12-01 18.00.07
蔵前さんには『旅ときどき沈没』『ゴーゴー・インド』『ゴーゴー・アジア』などの著作があります。
海外の安宿を長期間渡り歩くバックパッカーのための自伝的紀行本で、学生の頃の私の愛読書でもありました。

そんな旅行に憧れていはいても、結局私自身は長期の旅行には行けなかったのですが実に懐かしい名前です。

恐らく、蔵前さん自身の体験や見聞から得たノウハウが、出来るだけ低価格で満足感を与えられるようなホテル運営に活かされているのでしょう。


さて、霧島温泉の名湯に入浴後、夕食です。
予約していたのは、黒豚などの「薩摩グルメコース」か、「海鮮グルメコース」のどちらかを選べる宿泊プランでした。

この日はランチで薩摩地鶏を食べることにしていたので、夜は事前に海鮮コースをお願いしておきました。
DSC05264 のコピー

低料金なのに、ナンと伊勢海老が付きます。
DSC05267 のコピー
無論、美味いです。
「旅行に来たっ!」て感じがしてきますね。
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いやはやなんとも豪華です。
DSC05275 のコピー
違う種類のエビ天も付いていたりして。
DSC05280 のコピー
何も言う事はありません。


さて、ゆっくり休んだ翌朝。
桜島は見えるでしょうか?

朝焼けは綺麗に見えてきました。
天気は快晴のようです。
DSC05304 のコピー

おっと下を見ると、夜明けとともに庭に鹿の群れがやってきました。
これはカワイイ!!
DSC05312 のコピー宿のスタッフによると、鹿は旅館の周囲によく遊びに来ているそうです。
自然豊かな霧島連山の麓なのですから、当然と言えば当然ですかね。


桜島を確認する前に、朝にはもう一つイベントがありました。

旅行人山荘には貸切露天風呂♨️が4カ所あって、宿泊客は1回(45分)だけ事前に予約することが出来ます。
しかも無料。
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どの風呂も広さ十分で、泉質も霧島温泉の名湯がながれているのですが、
一番人気なのは、原田知世が出演している、インスタントコーヒーのCMで使用されていたという
「赤松の湯」

別名「原田知世の湯」または、「ブレンディの湯」・・・とは呼ばれていないようですが。

下の映像の2分45秒過ぎの場面がそれだと思います。

 


宿泊予約が完了後、すぐに「赤松の湯」の予約をしていたのですが、空いていたのは翌早朝6時30分からの枠のみでした。フロントで鍵を借りて、スタッフに温泉の入口近くまで案内してもらいます。

外はまだ薄暗いなか、大浴場のある一階まで降りて・・・
DSC05424 のコピー

先ほどシカが遊んでいた庭を横切っていくと、「赤松の湯」の入口になります。
DSC05414 のコピー

さらに、林の中の小径を下って行くと、
DSC05345 のコピー

脱衣所が見えてきました。
まだ薄暗い朝のこんな時間帯も、風情があって良いもんですね。
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脱衣所から眺める「赤松の湯」
林に囲まれてた露天風呂で、浴槽が二つに分かれています。
DSC05406 のコピー

かなり広々。
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湯の花が浮いた硫黄泉が、浴槽毎に2カ所から流れ込んできます。
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湯船に浸かって見上げると、楓。
まだ紅葉には早い時期でした。
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替わりに、傍らに山茶花が咲いていました。
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こんな見事な露天風呂を貸切できるとは、贅沢です。
しかも別料金なし。
DSC05384 のコピー

気持ちよく温まりました(喜)
DSC05413 のコピー


風呂から上がると、外は日が昇って来ています。
部屋に戻って早速南の方角を見ると、念願の桜島が見えてきました!
DSC05429 のコピー-2天気がよい割には、霞がかかっているようで輪郭がハッキリしませんが、これはこれで風情があります。

満足して眺めていると、どこからか「ドンッ」と、花火のような音が聞こえてきました。
そう言えば、昨夜もそんな音がしていましたっけ。

すると・・・あれっ?
桜島から噴煙が上がりましたよ(驚)
DSC05455 のコピー・・・噴火の音だったんですね。

噴煙が次第に高くなってきて
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ますます空が霞んで、桜島の輪郭も隠れて来てしまいました。
DSC05464 のコピー-2
宿の方に聞くと噴火はそんなに珍しいことでもなく、大規模な噴火の時には噴煙が何千メートルも上がるとか・・・。
さすが火の国鹿児島
そんな火山のそばで、平気で生活しているのですから驚きです。


朝食は、桜島の眺められるレストランで。
内容は、バランス良く、地元の食材中心にしたものです。
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ただ、昨晩の伊勢海老の頭を味噌汁にしてくれました。
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一気に、豪華な朝食の雰囲気になりました。

朝食も満足。
いい滞在になりました。


このホテルは、値段から考えると満足度が非常に高いですね。
従業員の接客態度も良好。

若い仲居さんの接客には熟れていないところも多少は感じましたが、応対が明るいので不愉快に感じることは全くありません。
この値段の倍以上する旅館でも、不愉快な接客にあたることはままありますからね。

建物が豪華とは言えなかったり、食事場所をレストランのみに限定したり、工夫して合理的に運営はしています。
この景色・この温泉・不満のない食事も揃えてこの宿泊費ですから、感心するくらいお得なお宿です。
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周囲には霧島の自然に触れ合える散歩道もありますし、
お金がジャブジャブ余っていて、超高級旅館にしか泊まりたくないような方以外には、絶対にお薦めできる宿なのでした。


旅行人山荘 (りょこうじんさんそう)

鹿児島県霧島市牧園町高千穂3865
ホームページ http://ryokojin.com/


【じゃらん】で『旅行人山荘』の宿泊プランを見る↓




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