多摩ぐるぐる

東京都下『多摩地域』を中心に「食べ歩き(ランチ&ディナー)」「ドライブ」「旅行」「日々のあれこれ」を綴るブログ。

うなぎ藤田@日野市多摩平〜浜名湖産やわらか鰻重

 



ささやかなお祝いごとがあったので、ちょっとリッチなランチをとりに出掛けてきました。

向かったのは、八王子市と立川市に挟まれて、今ひとつ印象の薄い日野市の多摩平にある
『うなぎ藤田』さん。
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そろそろ老舗と名乗っても良さそうな、この界隈では昔から親しまれている鰻屋さんです。


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最寄り駅は、JR中央線豊田駅
駅からは徒歩で15分くらいかかるので、歩いて行くには少々不便な立地です。

駐車場は、店の周辺に散らばってはいますが、それなりの台数分用意されているので、車での訪問が便利。
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ただ、初めて行く時には、駐車場の大体の場所を頭に入れておかないと迷ってしまいそうです。


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静かな住宅街の中ある、一軒家型の店舗。
目の前には小学校。
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料亭とまでは言わないまでも、高級和食店的な外観です。
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鰻価格高騰の折、鰻料理の店には客足が遠のきがちだろうと思いきや、店舗前の駐車スペースは既に満車。
やや離れたところにある駐車場に何とか停めることができました。

なかなか繁盛してますね。

暖簾をくぐると、店内には二人掛けと四人掛けのテープル席、小上がり席、カウンター席が並んでいます。
壁は土壁風で、和風の品の良い内装。

テーブル席は手狭な二人掛け用のものしか空いてなかったので、小上がり席を使わせてもらいました。
小上がりには、座卓が二つ並んでいて、詰めればそれぞれ5〜6人座れそうな大きさ。
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客層としては、年配者を中心とした家族連れや、ご夫婦が多いようです。
半数くらいのテープルでは、ビールを飲みながら食事を楽しんでいました。

年配の方にとっては、テーブル席で椅子に座った方が足が楽でしょうから、どちらかと言うと小上がり席は不人気。
お陰で、我々はゆったりと座ることができました。

カウンター席もほぼ空いていたので、特定の混雑日以外で少人数なら、予約なしでもそれほど待たされることはなさそうです。


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メニューを見ると、鰻重などの鰻料理と、セットメニューが並んでいます。
鯉の洗いなどはないので、川魚料理店というよりは鰻専門店ですね。

もともと『うなぎ藤田』さんは、浜松に本店が有る老舗の鰻料理店で、ここ多摩平の店は、確か弟さん(だったかな?)に当たる先代が支店として構えたものです。

したがって、使っている鰻は、全て浜名湖から送られてきているそうです。
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さて、この日は一応、お祝いでしたので、注文したのは一番上等な『うな重(山)』3,300円と、
『きも焼』600円

まずやってきたのは、「きも焼き」
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強めの炭火で焼いているのか、表面が所々カリッとしています。
適度な苦みが堪りません。
数量限定だそうですので、どうしても食べたければ予約を。
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続いて、『うな重(山)』
お吸い物と香の物つき。
お吸い物は、当然「肝吸い」です。
DSC06062最高値のメニューだけあって、鰻のボリュームは十分。
お重の蓋をあけると、フワッと鰻の香りがたちあがって来ました。

表面には焦げ目が軽くついていて、艶艶としています。

ここの蒲焼きは、よく蒸されていて柔らかで、脂くどさを感じません。
タレの味も、甘すぎずサッパリ系。
なので、山椒を掛けようという気になりませんね。
DSC06064変に胸焼けするようなこともなく、すぐに完食してしまいました。
なんなら、もう一杯でも食べられそうなくらいです。

サッパリしていて、私の好きな系統の鰻ですね。
ごちそうさまでした。満足です。

注文を付けるとするなら、これだけ品の良い店になったのですから、食後のお茶のお替わりくらいは頼まなくても持って来てくれると嬉しいですね。
勿論、頼めば丁寧に淹れてくれますし、お酒を飲んでいるお客も多いので、タイミングが難しいとは思いますが。

そんなこと以外には、ケチを付けるところが何も思いつきません。
鰻の蒲焼きにも、人それぞれ好みがあるでしょうけど、サッパリ・柔らかな鰻が好きな人にはおススメできる鰻店です。

ちなみに二階は広間になっていて、数人からの会食にも使えますので、いろいろ使い勝手が良いお店だと思いますよ。


実は、この「うなぎ藤田」に来るのは、約30年振り。
大昔の藤田さんは、もっと下町的・庶民的なモルタル造りの小さな店でした。

一階の道路側で鰻を焼いていたので、外の道から焼いている様子も伺えたし、周囲に煙と香りが充満していたので、視覚と嗅覚で通行人を誘惑していたものです。

その後、店は大きく立派になりました。
そんな訳で、私にとっての鰻のスタンダードは、この藤田さんの味になります。

細かく思い出してみると、昔は鰻の身が厚くはなかったけど、もう少しだけシッカリした食感で、だけどきめ細やかで、タレが今と同様に甘くはないけれど、もうちょっと主張があったような・・・

うまく言えませんし、他の店の記憶とゴッチャになっている部分もありそうですし、細部は時間の霧の彼方に霞んでしまいましたね(笑)
DSC06078豊田駅から多摩平にかけても、団地の大規模建て替えがあったり、ショッピングセンターがオープンしたり、随分様子が変わってきてしまいました。
『うなぎ藤田』さんには、いつまでもこの場所で、変わらずに美味い鰻を提供しつづけて欲しいですね。

代替わりすると、先代の域にまで完全に戻すまでには色々御苦労があるとは思いますが、あともう少し頑張って開店100年を越えれば、誰にも遠慮せずに多摩の老舗の鰻店と名乗れますから!!
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【うなぎ藤田 東京店】

所在地   東京都日野市多摩平3-7-4
営業時間  11:30 ~ 14:00、16:30 ~ 21:00
定休日      毎週木曜日
駐車場   あり
H.P.    http://www.unagifujita.com/



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