新滑走路の運用も開始され、近年再び本格的に国際化されつつある羽田空港。
どんなに無策でも、或いはどんなに国内で足を引っ引っ張りあっていても、「アジア内の競争で負けることはない」なんて思い上がっていた日本人が、「こんなことやってたら、みんなジリ貧だよね」と、やっと気付いた末の方針転換。
今後は他の地方空港や新幹線と役割分担しながら、長距離移動の利便性を向上させていって欲しいですね。
ついでにMRJなど国産航空機がアジアの空を飛び回る姿も見てみたいもんです。
日本の未来が明るく力強いものでありますように!
・・・とは言え、当ブログは食べ歩きとドライブと旅行のゆるいブログ。
この国際線旅客ターミナルへも国際線に乗るためではなく、翌朝早くに国内線に乗るための前泊のために来ました。
海外へ行くよりも、国内旅行のほうが大好きなんです(笑)
それにしても、新しいターミナルってのは綺麗です。
修学旅行なのか?延々と通路を塞いで歩く躾の悪い女子高生の団体と、下見もしていないのか?ろくに誘導もできない引率者さえいなければ、平日夜のターミナルは、華やかでありながら静かに過ごせる空間。
翌朝の飛行機は、ANAの松山空港行きなので、本来なら羽田第2ターミナルの「羽田エクセルホテル東急」に泊まるのがベストなのですが、なぜかこの日は早い時期から満室。
仕方なく、この国際線ターミナル隣接して昨年開業した『ロイヤルパークホテル ザ 羽田』に宿を取ってみました。
頻繁に出ている無料のシャトルバスで結ばれているので、国内線ターミナルまでの移動はそれほど苦にはなりません。
それでも20〜30分は余計に時間がかかりますけどね。
せっかくなので、泊まるついでに国際線ターミナル内のショップなども見て歩こうという算段です。
ホテルのエントランスは3階出発ロビーにあって、国際線利用者にとっては至極便利。
横浜ランドマークタワーなどでも営業している三菱地所系のロイヤルパークホテルですから、サービス面での特段の不安はありません。
必要な設備が整っていて内装もスタイリッシュ。
泊まったのはスタンダードフロアの「スーペリアツイン」。
広さは25㎡で、前泊だけなら必要十分。
水周りは、トイレとシャワー・バスが分かれているタイプで使い勝手は良い部屋です。
窓からの眺めはこんな感じ。
広々としていて悪くはありません。
滑走路の見える部屋もあるようですが、どうせすぐ寝ますからね。
カードキーは2枚用意してくれてます。
ロビー前のレストランの10%OFFチケットが付いていました。
それではと、そのレストラン「TAILWIND」へ。
壁が取っ払われていて開放的な店内。
東急エクセルホテル羽田内の「FLYER’STABLE」と比べると、価格設定はリーズナブル。
カクテルで喉を湿してから、キノコのスープに・・・
国産牛ハンバーガーで夕食としました。
味としては・・・
カクテルは、特にコメントなし。
スープは、きのこの味が濃厚でgood。
ハンバーガーも、パテが肉厚ジューシーで満足感あり。
ちなみに、他所でつまみ食いしてきたのでこんな夕食にしてしましたが、レストランらしいメニューも揃っています。
総じて使い勝手の良いレストランですが、下げた食器が山になっている様子がカウンターから丸見えで見苦しかったりして、ホテルのレストランとしてはまだ改善すべきところが残っているようには感じます。
また、席数は少なくないのですが、ホテル付属のレストランとしては価格に割高感がないせいか、ピーク時には平日でも混雑していました。
どうしてもここで食事をとりたいのなら、まだ空いている早めの時間帯に来るのが吉でしょう。
さて、食後は散歩がてら国際線ターミナルをブラブラ。
館内で目立つのは、4階にある「はねだ日本橋」と・・・
それに続く「江戸小路」。
江戸情緒的を演出しながら、いかにも「日本」を感じる味処やお土産屋が並んでいて、少々コテコテ感はありますが観光地をそぞろ歩きしているような楽しさがあります。
このピザ屋なんか、窯で焼いていて美味そうです。
一度入ってみたいけど、江戸とは関係ないよね(笑)
一つ上がって5階に行くと、そこには滑走路を見渡す展望デッキ。
夜の滑走路って綺麗ですねえ。
周りも適度に薄暗くて、これは良いデートスポットです(笑)
館内に戻って5階のフロアを覗くと、4階とは異なって近未来的なテイスト。
その中で気になったのが、「PLANETARIUM Starry Cafe」
中身は大手カフェのチェーン店なんですが、入場料一人520円支払ってワンドリンク以上注文すると、プラネタリウムを見ながら飲み食いができるという趣向です。
中のドームは巨大とは言えないながらも、造りは本格的。
星空案内の他にも、映像ショー的なプログラムが上映されていて結構楽しめます。
フードやドリンクはあくまでチェーン店の味なのですが、入れ替え制ではないこともあって、ついダラダラと過ごせてしまいます。アルコールもありますし。
しかし、プラネタリウムなので当たり前ではあるんですが、暗い!!
メニューもよく見えないので、テーブルにLEDライトが置かれています。
ここも気心の知れた恋人同士になら、良いデートスポットになりそうです。
でも初デートでこんな暗いところに連れ込まれたら、ドン引きされるかもしれませんが(笑)
国際線ターミナル散歩、なかなか楽しめました。
ホテルに戻る前に、4階で翌日の朝食を物色。
手頃ないなり寿司が見つかりました(喜)
あとは翌朝までゆっくり休みます。
多摩地区から羽田空港までは、車で一時間半程度ですかねえ。
旅行前日に羽田まで来て前泊してしまえば、駐車場代とホテル代、余計なお金はかかるものの渋滞や駐車場の空きを心配しなくても済みます。
出発日に早起きする必要もないので、生活リズムが狂わなくて、旅行中に変に疲れることもありません。
国内線を利用するなら、第二ターミナルの東急の方が利便性は高いのですが、今回のように満室になることもあります。
国際線ターミナルに大きなホテルが開業してくれて助かりました。
【ロイヤルパークホテル ザ 羽田】
東京都大田区羽田空港2-6-5
羽田空港国際線旅客ターミナルビル内
▪️Web-site http://www.royalparkhotels.co.jp/location/the/index.html
▪️「じゃらん」 http://www.jalan.net/yad344614/?contHideFlg=1&rootCd=7003
▪️「一休」 http://www.ikyu.com/00002024/