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手打石臼挽蕎麦『ぐらの』@ふじみ野市〜地元三芳町産の十割蕎麦


関越道方面からのドライブ帰りの秋の午後。
所沢の一つ手前にある三芳スマートICで一般道におり、遅めの昼食をとりに向かったのは、川越街道沿いにある
『手打石臼挽そば ぐらの』さん。

(ブログのアップが遅いので、訪問から時間が経ってしまいました💦)


🌀アクセス

「手打ち石臼挽そば ぐらの」さんがあるのは、埼玉県ふじみ野市大井

最寄駅東武東上線鶴瀬駅になりますが、駅から歩くと20分以上ありそうなので少々不便。

で行けるなら川越街道(国道254号)沿いにある店なので、そのほうが断然便利です。
関越道上り線からなら最寄りの三芳スマートICで一般道に降りられるので、そこから約5分。
(三芳スマートICは、下り線側は進入のみなので注意)
所沢ICからも10分ほどで行けます。

駐車スペースは10台分ほど。

ちなみに川越街道は、この店の前から中央車線部分に松並木があるので、上り車線側から入ることをお勧めします。


🌀外観と店内の様子

店の外観は、別荘風の大きな屋根をもつ一軒家。
街道沿いの喧騒を遮断するように板塀を巡らせていて、なかなかスタイリッシュな建物です。

入り口前のボードには、「本日十割そばあります」「秋のおすすめ まいたけの天ぷら」と掲げられていて、期待と食欲をアップさせられます。

中に入ると更に、「新そば」との掲示とともに、本日の産地(三芳町と北海道)を明示して、蕎麦へのコダワリの程をアピールしてきます。

すぐお隣の三芳町は、東京近郊にありながら蕎麦の産地としても名を知られています。
私は蕎麦の産地の違いを当てられるほどの舌は持ち合わせてないのですが、地元産の新蕎麦と聞けば食べて見たくなりますよね(喜)

フロアは天井が高くて、むき出しの太い柱や梁組がたいそう立派。
古民家的というか、高級別荘風と言うか、リッチな開放感に包まれて居心地が良いです。

真夏や真冬の冷暖房費が気になりますが、大きなお世話ですよね。
それだけ蕎麦の味と集客力に自信があるってことでしょう。

店内には、10人がけ程の大テーブルを中心に、小上がり席やテーブル席が合わせて50席ほど配置されています。
午後2時過ぎの訪問だったのですが、まだ9割以上の席が埋まっている状況。
それでも大テーブルの端に、待つこともなく座れて一安心でした。


🌀メニューと料理

メニューを見ると、冷たい蕎麦と温かい蕎麦、それぞれ多彩に並んでいて目移りします。

初訪問ですし、ここはオーソドックスに天せいろでも頼むところではありますが・・・

これまで蕎麦粉へのコダワリをアピールされてきましたから、やはり「十割そば」を注文せざるを得ません!
「限定」と言う文字に無条件で弱い同行の妻殿も、当然「十割そば」です(笑)

まずやってきたのは、蕎麦だけでは寂しいので注文した
「天ぷら盛り合わせ」(税別1,400円)

海老は二本入っているので、二人で注文しても取り合いの喧嘩にはなりません♬
野菜も種類が多くて楽しいのですが、メインの車海老が下に隠れるように盛り付けされているのは奥ゆかしさなのかな。

続いてやってきました「十割そば」(税別960円)
「純粋にそば粉100%で打った蕎麦。中太打」とのこと。

ですが「十割蕎麦の中太打」との説明から想像したよりも、ずっと「細打ち」な蕎麦でした。
つなぎを使わなくてもこんなに細く打てるんだぁ、と感心するほど。

石臼挽きの自家製粉らしいツブツブ感が僅かにあって、ビジュアルは最高!
みずみずしさもあって、喉越しも滑らか!!

蕎麦湯は、ドロドロ感まではないものの白濁しています。

ごちそうさまでした。
いい気分のドライブ帰りに立ち寄るのに、なんの不足もない名店ですね。

3時近くになって周りをみると、やっと客席が空いてきたようです。
これなら人気があるのも理解できます。

多摩エリアまで帰るのに、川越街道が思ったより渋滞していたので時間がかかってしまいましたが、蕎麦好きの方には満足してもらえるお店だと思います。
100%ではないにしても三芳町産の蕎麦を味わえたのも嬉しかったですしね。


【石臼挽手打蕎麦 ぐらの】
■所在地   埼玉県ふじみ野市大井816-4 
■営業時間  11:00-15:00  17:00-21:00
■定休日      火曜・水曜
■最寄駅   東武東上線鶴瀬駅
■駐車場   あり



 

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