残念ながら閉店。
人気があって混んでいること以外、不満のないお店でした。
気取らない雰囲気の洋食店って、押さえておくとサッと外食したい時に重宝します。
小平市内の路地裏に、新しく洋食店がオープンして人気になっていると聞き、期待して訪問してみました。
元フレンチのシェフが手がけているという「洋食屋 ZEN」さんです。
アクセス
お店の所在地は、小平市花小金井2-18-17。
最寄り駅は、西武新宿線の花小金井駅。
北口を降りて北進し、青梅街道を横切って、目印の看板がある路地をさらに北上、合わせて12分くらい歩いた先に店はあります。
駐車場は、店の前の3台分。
台数が少ないので、満車の時は近くの有料コインパーキングに停めるようですね。
外観と店内の様子
以前は、うどん屋だったかな?
和風の外観の一軒家レストランです。
店の入口には、本日のおすすめメニューのボードと、シェフ似だという人形が置かれています。
土曜日の夕方18:30頃の訪問で、空いているテープルは2卓のみ。
既に人気店として地元に定着しているようです。
夕食をとりにいくなら、早い時間から行くか、予約しておくのが無難のようです。
客層は、お一人様や小さな子供連れの家族を含めて、様々。
お酒の種類も色々おいてあって、店内はかなり賑やか。
席の回転は悪いかもしれませんね。
店内は、すだれ状のカーテンで禁煙席と喫煙席に分けられていました。
ちなみに、ランチタイムは完全禁煙だそうです。
禁煙席が満席だったので、4テーブルある喫煙席の一つに座りました。
昔の店舗では小上がりだったんですかね。
一段揚がった床の上にテーブルが並んでいて、妙な配置です(笑)
メニューと料理
メニューを見ると、種類は豊富。
和牛ステーキや前菜に、
肉料理から
ご飯料理・魚料理、
それに、ボードに掛けられた「本日限定メニュー」。
どれも美味そうなので、何を食べるべきか迷ってしまいます(喜)。
結局、注文したのは、「本日のメニュー」のボードから、
いかにも洋食っぽい「米沢一番豚ロースみそ焼き」(セット1,300円)。
この店で使用している米沢産の豚肉は、“程よい弾力”と“独特の旨味”、それに豊富に含まれるビタミンEが特徴とのこと。
肉の厚さは火が入りやすそうな普通程度の厚さ。
歯ごたえは固すぎず、軟らかすぎず。
味噌焼きにされているので、豚肉そのものの旨味と味噌の旨味の区別がつきませんが、間違いなくご飯に合います。
初訪問なので、いろいろ試してみたくなって「ピリ辛海老のソテー ガーリック風味」(800円)も追加。
これは、ビールや白ワインに合いそうです。
妻殿の注文したのは、「本日の鮮魚料理」。
この日は、「新潟産真鯛と宮城産帆立貝のポワレ 焦がしバター風味」(セット1,800円)。
鮮魚は、シェフ自ら旬の魚を仕入れているそうです。
これは美味そうです。
洋食というより、フレンチのコースの一皿としても通用するでしょう(驚)。
(高級・・・と接頭語を付かなければ)。
これに、ライスとスープがついて1,800円なら、とってもリーズナブル。
しかも、日替わりで内容が変わるなら、魚好きとしては毎回これを注文しても良いとさえ思わされます。
フロアの接客も、高級レストランのような洗練さはありませんが、一生懸命に丁寧に接客しようとしている様子が伝わって来て好感が持てます。
これは人気がでるでしょう。
「昭和の時代の懐かしい洋食」を目指しているそうですが、昭和の時代には、このクオリティで価格がリーズナブルな洋食店なんて、多摩地区にはほとんどなかったんじゃないですかね。
人気が出過ぎたり、席の回転が悪くなったりすると気軽に行けなくなるので、酒類の値段はもう少し値上げしてくれないですかね(笑)。
そんなことを思わせる、是非再訪問したい洋食店でした。
【洋食屋ZEN】ようしょくや ぜん
◇所在地 小平市花小金井2-18-17
◇時 間 ランチ 11:30~14:30
ディナー17:30~21:30
◇定休日 水曜日
◇駐車場 有り
◇H.P. http://www.zen3266.jp/index.html