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タイヤパンク顛末&ミシュランPilot sport 3に交換〜スバルWRX-STI整備

 


この夏のドライブ旅行は、関越道経由で新潟まで北上し、さらに日本海沿いの国道を北へ。
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山形県の湯野浜温泉まで、4泊5日、往復900kmの行程。
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足回りをグレードアップして、すっかり高速安定性が増した我が家のスバル インプレッサ“WRX-STI”に乗って行けば楽勝のつもりでいました。

一つだけ気になっていたのは、購入時から履いている純正タイヤ(ブリジストン ポテンザRE050)が、もう走行距離35,000kmを超過していて交換時期であったこと。

なにしろ高いタイヤなので次のタイヤをどうするか決めきれず、旅行から戻ったらネット検索して、価格と性能に納得のいくものを選ぶつもりでいました。

なので、「旅行中にタイヤのトラブルがなければいいな」とか「あまりスピードは出さないで行こう」などと考えながらの出発だったのですが、結果的には、怖いくらいに心配したとおりとなってしまい・・・
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なんと、関越道を走行中に落下物でも踏みつけたのか?突然後輪がパンク(驚)。
50kmも走らないうちにJAFさんのお世話になってしまいました。

見通しの悪い夜だったこともあって、路肩には停めずに、速度を落としながら無理矢理ガタツく車を次の東松山ICの料金所前まで自走させた結果、
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タイヤは見る影もなくなり、アルミホイールもガリガリの傷だらけ。

後日ディーラーからは、ひび割れ等がないとも限らないので、ホイールは「修理」ではなく、「交換」を“強く”勧められることになってしまいました。
お気に入りのRAYSのアルミ鍛造ホイールが一本お亡くなりです(泣)。

でも、命あっての物種。
もう少しインターチェンジなりサービスエリアなりとの距離があったら、辿り着けたかどうかも解らなかったし、堅牢なアルミ鍛造ホイールだったから何とか走りきれたのかもしれない・・・とプラスに考えることにしました。

一時は旅行の取りやめも考えましたが、JAFさんにテンパータイヤに取り替えてもらい、
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「AWD車なので左右のタイヤ径が異なる状態で長距離を走るのは良くないが、高速道路に乗らなければ大丈夫でしょう」とのディーラーからのアドバイスもあったので、そのまま旅行を続けることにしました。
DSC06713 のコピー

とは言っても、残り800km以上を高速道路を使わないで走るなんて、「旅行」というよりは時間がかかりすぎて、もうただの「移動」か「苦行」ですね。
観光する時間がほとんど取れなくなりました(笑)。
それでも、思ったより疲労を感じずに走りきれたのだから、元々WRX-STIは良い車だったということでしょう。

最近ではパンク修理セットだけ積んで、テンパータイヤを載せない車が多いそうですが、こうなってしまうとテンパータイヤは絶対に必要ですね。
ここまでタイヤが破損すると、修理なんて不可能ですから。
車はレッカーで搬送、旅行はその時点で取り止め、直前ドタキャンでキャンセル料100%となっていたでしょう。


さて、東京都下に戻ってから早速ディーラーで点検してもらいました。
パンク時に裂けたタイヤゴムが暴れたことによる周辺部品の損傷もなく、テンパータイヤで長距離を走った事によるデフの異常も見らないということで一安心。
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しかし翌週には再度、遠出する予定があったので、急いで新しいタイヤを探して交換する必要がありました。

純正タイヤと同等という条件で、次のタイヤの候補として考えていたのは、
・ブリヂストン ポテンザ S001 と、
・ミシュラン Pirot Super Sport (PSS)
の二つ。
ディーラーに見積もりを取ってもらうと、共に22万円超で、さすがに予算オーバー。
高級タイヤですね。
しかも、ディーラーは翌々日からお盆休みに入ってしまうので、取り寄せ・取付作業ともに間に合いません。

そこで、RAYSのアルミホイールを購入した『フジ・コーポレーション』さんのホームページで調べてみると、
ミシュランPirot Sports 3 の在庫があり、店舗で確認すると翌日には取り付け可能とのこと。
(下の写真はサイズ違いですが)
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このタイヤは、スポーツ系のタイヤではあるけれど、PSSと比べると、走りより快適性に性能をふったスポーツタイヤで、ネット上での評判もまずまず。
価格も4本セットで取付け費用込みで、12万円。
RAYSのホイールを一本買い足す費用と合わせても、19万円程で収まります。
ミシュランのタイヤも試して見たかったので、今回はこのタイヤに決めました。
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残念ながら、RAYSのホイール RE30は在庫がなく、 特に“ハイパープロンズ色”は生産終了していてメーカー在庫もなく、補修部品扱いで作ってくれることにはなりましたが、納期はなんと12月の予定とのこと。
4ヶ月も先ですか!?

仕方がないので、しまっておいた純正ホイールに取りあえず取り付け、RAYSのホイールが入荷したらホイールを交換して、タイヤを付け直すことにしました。
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もう使わないと思っていた、純正ホイールを履いた姿。久ぶりですね。


さてさて、純正ホイールに、新タイヤ ミシュランPirot Sport 3 に交換した状態で、翌週には中央道を長野まで走って来たのですが、乗り心地としては・・・

思わしくないですね(泣)

一般道で慣らし運転を、距離にして100km以上してから高速道路にのったのですが、直進安定性が悪く、少しの轍でフラフラ振られるように感じます。
Pirot Sport 3は、路面がウェットな状態でもグリップの良いタイヤのはずなんですが、霧雨が降っている状態では100kmもスピードを出す気にはなりません。
タイヤ交換の前までは、高速道路での安定性が素晴らしい状態だったので、これにはビックリするくらいでした。

・・・いくらなんでも、そんなに悪いはずはないんですがね??。

原因として考えられるのは、
1.まだ慣らし運転が足りず、いわゆる“一皮剥けた状態”になっていないのでグリップが悪い。

2.タイヤパンク時の衝撃、或はテンパータイヤで長距離を走った為にアライメントが狂った。

3.軽量なアルミ鍛造ホイールから、重い純正ホイールに変わったことでダンパーの動きが悪くなっている?

4.そもそも純正のボテンザRE050の性能が、ミシュランPirot Sport 3より段違いに優れていた。

この4つくらいですかね。

原因が1.なら、やがて不満はなくなるはずですが、一般的な慣らし運転の距離は既に走っていますし、帰り道も同じ状態だったので?です。

2.なら、アライメントを確認して、調整してみる価値がありますね。

3.は、出足や乗り心地に変化があるとしても、比較的路面の状態の良い高速道路での直進安定性が、そこまで悪くなるのか?疑問があります。
でもRAYSのホイールが入荷する、12月には解決することになります。

4.なら絶望的なんですが、サーキットで200km/h近くスピードを出している訳でもないので、ミシュランの性能がそこまで劣るかというのも疑問。

・・・また、悩みができてしまいました。
まずは、アライメント調整から試してみることにします。


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