週末の夕方、雑用を色々こなしての帰り道、もう晩飯を家でつくるのが面倒になりました。そこで我が家で一番お気に入りのチャイニーズ料理店「浜木綿(はまゆう)」に車を乗りつけました。
場所は、国分寺市内の五日市街道沿い。西武国分寺線の踏切の西側です。
最寄り駅は西武線の鷹の台駅か恋ケ窪駅になりますが、ともに徒歩で20分くらいかかります。車で行くロードサイド店と考えた方が良さそうですね。
駐車場はその分、広くとってあります。店の横、上の写真の左側から入って、裏手に30台分近くあるので、まず満車の心配はありません。ポイントの高い点です。
浜木綿さんのホームページを見ると、名古屋を中心とした主に中京圏で展開している中国料理チェーン店なんですね。このブログでは、誰もが知っているチェーン店をわざわざ紹介しようとは思ってないのですが、しかし何故か関東圏にはこの「国分寺店」しかないようです。チェーン点としては効率が悪い配置だと思いますが、アンテナショップ的な位置づけなんですかね?
そんな訳で私の頭の中では応援したくなる個別店舗扱いになってます。
店内の造りは、ファミレスと同じですね。清潔感がある、チャイニーズ風な装飾。
テーブル席が並び、奥に掘りごたつ式の席もあって結構広い。席の配置のせいか、テーブル席に座っても狭苦しい感じはしません。また、個室もあるので宴会や会食にも対応できます。この店のコンセプトの一つに「四世同堂」・・・“四世代が一堂に会して食事できるのが最高の幸せ”というのがあるそうで、その考え通りの店づくりです。
個人的には、いつ行っても並ばずに、ゆったり座って食事できる店と言う点で高ポイントです。
席に着くと、まずポットにはいったジャスミン茶をサービスで出してくれます。水ではなくジャスミン茶がでてくるというのが、「ケチ臭い店で飯を食っている」感がなくて、またまた高ポイントです。
メニューは、点心から野菜料理、海鮮料理、肉料理、麺類、ご飯類、デザートと総合デパート的に揃っています。また、季節毎の限定メニューもあるので、何度来ても飽きる事がありません。
この日は、妻殿のリクエストの点心から
「海老蒸し餃子」(380円)。海老は私も大好きです。
小皿にいれ、薬味をのせて皮をやぶります。溢れ出て来た熱々のスープを飲んでしまってから食べるのが作法だそうです。これなら火傷しませんね。
続いては肉料理で、「黒酢の酢豚」(880円)。
黒酢の酸味が健康的。野菜もシャキシャキで当たり前においしい。
本日のメイン、季節メニューの「牡蠣の土鍋炒めバジル風味」(1180円)。
これは大当たり。
炒めても縮こまっていない、大振りで中身の詰まった牡蠣が絶品でした。素材が良いのか、調理にコツがあるのか?
適度に野菜もとれたし、季節メニューですがおすすめです。
最後はご飯物で、「蟹とふわ湯葉のあんかけ鉄鍋飯」(980円)で締めました。
浜木綿さんは、チェーン店でありながら関東では一店舗しかないこともあってか、同じ店員さんを見ることが多いです。その辺も安心して訪問する気になる点ですね。接客も全体的に丁寧です。
また価格設定としても、もっと安い価格設定のチャイニーズチェーン店はありますが、内容からすると高いとは思いませんし、食事をした満足感は明らかに上だと言えます。
このお店のメニュー構成は「ベジフルチャイナ」=野菜いっぱいチャイナ(へんな造語ですが、訳すとかわいい(笑))を目指していて、また「四世同堂」と並ぶもう一つのコンセプトとして「癒食同源」(どこかで似た言葉を聞いたような(笑))を掲げています。
はい、確かにおいしく頂いて身も心も癒されました。
財布もあまりダメージを受けてませんので、また来ます。(笑)
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中国料理 浜木綿(はまゆう)国分寺北町店
東京都国分寺北町2丁目29番地1
営業時間 11:00 ~ 22:30 (L.O. 22:00)
定休日 無し
H.P. http://www.hamayuu.co.jp/