西武新宿線武蔵関駅北口にある「実川珈琲」さん。
近くにある手打ち蕎麦「にはち」に寄った帰りに、珈琲でも飲んで帰ろうかとチェックしていた喫茶店です。
蕎麦を食べると、食後に無性に珈琲を飲みたくなることがあるので、蕎麦屋の近くに雰囲気の良い喫茶店があってくれるのは最高の組み合わせ。
今回は武蔵関駅に着くのが早すぎて「にはち」さんがまだ店を開けてなかったので、時間調整で先に珈琲を飲むことになりましたけどね💦
店の所在地は、練馬区関町北。
武蔵関駅を北口に降りて、右手に歩いて100mほど。
狭い路地の両側に店が並ぶ、商店街の一角にあります。
店内に入ると、テーブルが4人用と2人用のものが合わせて4つ。
調度品も統一が取れているし、磨かれた板張りの床に店の歴史が感じられて好印象。
カウンター席も3席ほどあって、カウンターの中のマスターが一人で店を切り盛りしています。
ところどころに観葉植物が置かれた、こじんまりしたお店です。
メニュー見ると、コーヒーのブレンド4種類、ストレートが9種類。
コーヒーに関しては本格派の喫茶店ですね。
それに焼き菓子系のスイーツがとっても美味しそう。
注文したのは、ストレートコーヒーの「グァテマラ」(550円)と、
「カスタードプリン」(400円)。
注文を受けてから、棚の瓶から取り出した豆を挽いてくれているようで、段々とコーヒーの良い香りが店内に充満してきます。
グァテマラは苦味とコクのバランスが良い、私の好きな珈琲ってこともあって美味しい。
カスタードプリンは、生クリームがトッピングされていて、掬うとカラメルソースがたっぷり。
甘さ控えめのしっかりした味わいで、男性でも食べやすいものかと。
メニューに書かれた「男のいやし女のいこい」のコピーが正にピッタリの味。
美味しゅうございます。
なかなか良い喫茶店ですね。
一つ気になるのことは、各テーブルには灰皿が置かれていて、店が小さいので分煙にもなっていません。
小さな子供づれや、煙草の煙を全く受け付けない人には辛いかな。
それでも私の後に入店したお客がタバコを吸い出すと、私が煙草を吸っていないのを見ていたマスターが、イソイソと換気扇のスイッチを入れに動いてくれていたので、できる気配りはしてくれています。
完全ではなくても、このような対応を見せてくれると気分が良いし、店に対しての信頼感も湧くので「また来ようかな」って気になるってもんです。
それにしても、規模が小さくて個人経営の喫茶店って、今では結構貴重な存在ですよね。
私はこんな喫茶店のある街は、人の動きや交流があって、外食を楽しむゆとりや文化があるってことでしょうから、住みやすいの良い街なんだろうなと勝手に想像してしまいます。
武蔵関に住んだことはないので、あくまで想像ですけどね(笑)
武蔵関駅は急行も止まらない駅で、住んでいないとあまり降りる用のない駅ですが、「にはち」さんとセットで、この「実川珈琲」に寄るために途中下車してみるのは大いに「あり」だと思います。
【実川珈琲】(じつかわこーひー)
■所在地 東京都練馬区関町北4-4-3
■営業時間 11:00-23:00
■定休日 火曜日
■最寄駅 西武新宿線武蔵関駅 北口徒歩1分
■駐車場 なし