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カフェ ド 幸右衛門&幸右衛門茶舗@東大和市〜隣は茶畑・狭山茶直営カフェ


埼玉県の入間・川越エリアから東京都西部の狭山丘陵周辺エリアにかけては、静岡宇治と並んで日本三大銘茶の一つとされる「狭山茶」🍵の産地。
そう! 埼玉県内だけでなく、多摩エリアも公式に狭山茶の産地に含まれているんです。

東大和市内にある製茶会社が、その敷地内に狭山茶の直売所とカフェをオープンしたと聞いたので訪ねてみました。

カフェの「カフェ ド 幸右衛門」と直売所の「幸右衛門茶舗」さんです。


🌀アクセス

幸右衛門茶舗があるのは、東京都東大和市高木3丁目

🚙車で行くなら、新青梅街道南高木交差点(ニトリとサンドラックのある角)を北に入り、細い路地を400m進んだ先。
小さな橋を渡って、こんなところにカフェなんてあるんかいな?と心配になってきますが、やがて茶畑が見えてきます。すると目印となる大きな看板が現れるので、そこを右に入るとすぐ。

駐車場は20台分以上あって駐車はとてもしやすい。

🚃電車なら、西武多摩湖線の武蔵大和駅から徒歩15分ほどかかりますが、歩けないこともありません。


🌀外観と店内の様子

車を駐めて店の方へと向かうと、なんとも立派すぎるくらいの大きな門が現れました。
周りの植木も整えられた純和風の風情で、欧米あたりからの観光客が見たら、きっと大喜びしてくれると思います。

門をくぐって中に入ると、右手にあるのがカフェ ド 幸右衛門
新しく建てたような和風平屋の建物で、暖簾や壁面に描かれたロゴとマークも洒落ています。

左手の大きな母屋は住居のようで、正面奥の瓦葺き二階建ての建物が直売所の幸右衛門茶舗

まずはお茶を飲みにカフェ ド 幸右衛門へ。

扉を開けると、でっかい急須と茶釜がお出迎え。
このくらい念を押しておけば、ここが狭山茶メインのカフェってことが解ってもらえるでしょうね(笑)

フロアに進むと、都心のカフェのような制服を着たスタッフさんが迎えてくれました。
綺麗なフローリングの床、屋根の木組みが見える高い天井、モダンでシンプルな木製家具、まだ新しく白い壁と、外の田舎っぽい景色からとは一線を画していて、中はとってもオシャレな空間。
素敵です。

カフェ単体での経営だと、こんなにインテリアを整えていたら採算が合わなくなりそうですが、自社の狭山茶の宣伝広報も兼ねての施設ってこともあるのでしょう。
本当に居心地が良い空間です。


🌀メニューと料理

煎茶付きの和風スイーツやお抹茶セットの他にも、フレンチトーストや抹茶パフェなどの洋風スイーツも揃っています。

飲み物は、日本茶だけでなく珈琲紅茶もあり。
紅茶は、このカフェのオリジナルブレンドもあるようですね。


季節限定スイーツ
なんてものもあって、これは気になります。

さて、注文したのは「濃厚抹茶のロールケーキ(煎茶付)」(600円)と、
「抹茶セット(ほうじ茶大福付)」(600円)
狭山茶のカフェですからね。まずはこんなメニューを試すべきでしょう。

こちらは妻殿の注文した抹茶セットについているほうじ茶大福。
いかにも抹茶のお茶うけにらしい、侘び寂びを感じる外観です。

抹茶ロールケーキは、風味があって適度な甘さのケーキに、甘い生クリームと餡子が添えられているのがちょっと嬉しい。

「おっ、これは!」と意外だったのは、この煎茶。
ねっとりとしたお茶の甘さがあって、とても美味しい。

製茶会社の直営店なのだから、お茶が美味しいのは当然でもあるのですが、ここまで美味しいお茶が出されるとは思っていませんでした。
あとで、直売所で同じお茶を買って帰ることにしました。

もうお茶は飲んだのですが、「限定」と書枯れているだけで弱くなる妻殿の強いリクエストで、「季節限定」かつ「1日限定12個」の
「レアチーズケーキ スイーツセット」(900円)を追加注文。

カフェっぽい盛り付けで、味も悪くなかったようです。
紅茶や珈琲には合うかな。

私は、どんな味か知りたかったので珈琲の方をいただきました。

ここの珈琲は自家焙煎らしくて、厨房から良い香りもして来たのですが、味の方は煎茶ほどの感動まではないような?
まぁ、ここはお茶の店ですから、煎茶や紅茶を注文すべきなのかもしれません。
でも、普通のブレンドコーヒーの他に、30円高い炭焼きコーヒーなんてのがメニューにありましたから、次はそれを試してみましょう。


続いて、直売所の「幸右衛門カフェ」へ。

狭山茶の煎茶の他にも、紅茶やフレーバーティー、コーヒーなど品揃えが豊富です。

茶釜や急須が置いてあるので、ここで試飲もできるのかな?

ただ、もう買いたいものは決まっていたので、店員さんに
「カフェで出されていた煎茶はどれですか?」と伺うと、「多分、この新茶多摩湖」だとのこと。

いゃ、安くはないけど、こんな値段のお茶にあんな味が出せるのかな?と、念のため隣の「江戸の道」と合わせてい買って帰りました。
家に帰って淹れてみると・・・カフェと同じ甘みが出ましたね(笑)
さすが、「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と謳われただけのことはあります。

でも、粉茶状の部分も多くて、2杯目からは薄くなりましたけどね。
この値段なら妥当なところでしょう。
ルーズに熱めのお湯で淹れても良さそうなので、普段使いで美味しいお茶を飲みたい時に適しているんじゃないかな。

我が家のお茶のストックがなくなったら、それを理由にしてまた来ます。

こんなフレーバー紅茶葉セットも、贈答用に良さそうです♪


【カフェ ド幸右衛門】【幸右衛門茶舗】(こうえもんちゃほ)
■所在地   東京都東大和市高木3丁目 220
■営業時間  10:30(土日祝8:30) -18:00
■定休日   元日のみ
■最寄駅   西武多摩湖線 武蔵大和駅
■駐車場   あり



 

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