多摩エリアの隣町と言える埼玉県飯能市。
楽勝で日帰り圏内なのですが、巾着田の曼珠沙華の時期でもあったので
「旅行のつもりで泊まったら面白いかも」
と思い立ってやってきました。
ロータリーのパーキングビルに車を停めて下の方を覗き込んでみると、ちょうど飯能駅のホームに見慣れない形をした列車が滑り込んでいきました。
あれは西武鉄道の新しい特急車両「ラビュー」ですね。いつか乗ってみたい。
駅に直結しているホテルにチェックインし、早速、夜の飯能駅前に繰り出します。
向かったのは、飯能出身の知人が「飯能にも美味い焼肉屋があるぞ」と、予てから自慢していた
「炭火焼肉 千香(せんか)」さん。
🌀アクセス
千香さんの所在地は、飯能市柳町6丁目。
最寄駅は、西武池袋線の飯能駅。
北口から駅前通りを真直ぐ北へ向かい、東町の交差点を右に曲がってすぐのところ。
駅からは徒歩で5〜6分の距離です。
店の前が駐車場になっているようですが、スペースが狭くて停めづらそう。
私なら近くにある別のコインパーキングに停めるかな。
🌀外観と店内の様子
商店街の一角、黄色っぽいタイルが貼られた弧を描く外壁、洒落た意匠のビルの2階部分が店舗となっています。
外壁には「炭火焼肉」と大きく赤い文字で掲示されていますが、店名の「千香」とは書かれていないません。
しかし電光看板の方には「千 SENCA 香」とあるので、ここで間違いないようです。
焼肉屋って、高級感がありすぎてもビビってしまって入りづらいし、オンボロすぎても別の意味で怖くて入れないので、このくらいが丁度入りやすい店構えじゃないでしょうか。
予約もとっていなかったので早めに行こうと、18時前には店についたのですが、既に結構な客の入り具合。
無事にテーブル席に案内してもらえましたが、予約してないのなら早めの時間から訪問した方が良さそうです。
油で汚れた感じのない清潔感のある店内を見渡すと、奥の方には掘りごたつの席もあって席数はそこそこありそうです。
(全体に混み合ってきていたので、カメラは向けられませんでしたが)
🌀メニューと料理
メニューをみると、タンやロースの仕入れにかなり力が入っているようで、「極みのタン」とか「絶品究極ロース」とか、食欲をそそらせてくる単語が並んでいます。
希少部位の品揃えも豊富で色々と楽しめそう。
高級な部位ばかりではなく、お手頃価格なホルモンも一通り揃っています。
良い焼肉屋って高い部位の肉ばかりでなく、安いホルモンも美味いことが多いので楽しみ。
ではジャンジャン食べようと言うことで、まずは「上タン塩」(1400円)
炭は火のつきやすい豆炭。
高級感はないけれど、お肉の価格設定も都内と比べると抑え気味に見えるし、不満はありません。
レモン汁つけて旨し。
次は、ネーミングを見たら注文せざるを得ない「絶品究極ロース」(1600円)
食べ進めても肉の臭みを全く感じないし、この焼肉屋は目付け物ですよ!
この辺りまでは覚えているのですが・・・
この日は歩いて5分のところに宿も取ってあるし、上機嫌でビールも飲んでいたら、このあと何を食べたのか忘れてしまいました(笑)
色々食べた中でも、「シンシン」と言う部位が、柔らかくて旨味があるのに脂が爽やかで、とても気に入ったのですが・・・確かこの肉だったかな?
今、見返しても堪らんですな。
山葵がよく合いました。
これハラミだったかなぁ?
カルビと他にも食べたはずだから、どっちかなぁ。
後半戦になると、オンザライスで食べたくなります。
旨し。
何を追加するか迷ってきたら、部位毎の脂の具合が一目でわかる、この一覧表がとっても便利。
自分の好みや胃のもたれ具合をはかりながら、次に食べる部位を選択できます。
ラストは、カリコリ筋肉質の「上ミノ」
大満足です。
半分何を食べたか忘れたけれど、満腹になるまで食べ進めても、最後まで肉から嫌な臭みを感じることがありませんでした。
都内の高級店と比べれば値段も手頃でお値打ち感が大いにあります。
味の秘密は、仕入れ先なのかな?それとも下拵え?鮮度とか肉の保存法?
まぁよく解らないけど、美味い肉くって満腹になって、あとはホテルに帰って寝るだけ。
「飯能に泊まって焼肉」最高でした!
【炭火焼肉 千香(senca)】
■所在地 埼玉県飯能市柳町6-13
■営業時間17:00-24:00
■定休日 木曜日
■最寄駅 西武池袋線飯能駅(北口から徒歩5分)
■駐車場 有り(けど狭い)