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寿々喜家@青梅〜鰻重食べて梅岩寺の夜桜見物


外食自粛モードの昨今、当ブログの更新も滞りがちとなっていますが・・・
まだ肌寒さも残る3月末の土曜日。
枝垂れ桜で有名な青梅の古刹、梅岩寺に花見に出かけてきました。

人の多い都心方面に出る気にはならず、また都県境を跨ぐのも憚られたので、
青梅あたりでサラッとお手軽に、桜を見てやろうって魂胆です。

この日は天気も良く、目当ての桜もちょうど満開。
でも花見客はそう多くもなく、正に狙い通りの展開。

本堂前の上の写真の桜と、裏山の斜面に咲く下の写真の桜が実に見事でした♪

なかなかの銘木。

梅岩寺の場所は、JR青梅駅から歩いて数分のところ。
駅西側にある線路を図書館の方に渡り、北側の小高い丘に登ったところにあって、
境内からは青梅線の電車や青梅の旧市街が箱庭のように眺められます。

ネットで事前に調べたところ、今年も日没から20時頃までライトアップもやっているとのこと。
でも世の中こんな状況なので、本当にやるのか半信半疑だったのですが、桜の周りには既に
投光器がセットされています。
幸か不幸か? 青梅駅あたりで、桜の夜間ライトアップをやったくらいでは、密になるほどの
人混みにはならないってことなんでしょう。

それでは日没までに時間があるので、喫茶店にでも入って時間を潰そうと、来る途中に
目をつけていた小洒落た店まで行ってみると、何と16時で早くも閉店(哀)。

駅前まで戻ってみても人通りは少なく、営業しているのはモスバーカーくらい。

長崎屋跡地の一階に入居していたローカルスーパーのマルフジも撤退しているし、
その隣にあった洒落たパン屋も閉店しちゃったの!?

昭和レトロの街並みで売り出し中の青梅街道まで歩いてみても、人の気配がほとんどない!
観光スポットだった赤塚不二夫会館までが、建物ごとなくなっているのだ!(シェー!!)

商業の中心が東の河辺駅の方へ移ってしまい、長らく沈下傾向の青梅駅周辺ではありますが、
コロナ自粛でさらに追い討ちをかけられた格好か?

駅からも近く、かつては賑わっていたはずの仲通りに入っても、誰も歩いていないノダ!
通り沿いにある喫茶店も、もう閉まっているノダ!

夕方16時から18時の時間帯は、立ち寄れる場所がほとんどない「魔の時間帯」なのだな。
これでいいのか!?

もう喫茶店は諦めて早めの夕食にしようと、Google情報では17時から夜営業が始まるはずの
「うなぎ 天ぷら 寿々喜家」さんま歩いてきたものの、まだやっていないノダ!!

こうなったら、当てどなく狭い路地でも散歩しながら、時間を潰すしかありません。
まぁ、それもちょっと楽しいけど(笑)

ここ寿々喜家さんは、かつて織物やら材木やら石灰やらで儲けていた頃、昔の青梅の
旦那衆が、日々ドンチャンやって賑わったらしい元料亭で、今はがメインの料理店。

昭和初期の木造3階建てなんて、往時を偲ばせる立派な建物が残っているなんて素晴らしい!
もうこんな建物、地方の老舗温泉旅館くらいでしかお目にかかれないでしょ。

さて、時間を潰して18時過ぎに戻ってきてみると、やっと灯がついて暖簾が掛かりました。

通りに人影はないけど、この一角だけ寂れた温泉街のような、ノスタルチックな風情があります。


店内に入ってみると、小上がりにビニール幕で仕切られたテーブル席が3区画ほど。
そのうちの一区画に案内してもらいました。
畳の上にテーブルと椅子が置かれていて、座り易くて良いけど、少々妙な配置。

既に地元の家族連れらしきお客が1組、刺し盛りと鰻で豪勢なお食事会を開催中。

カウンター席も3席あって、ここもやがて地元客で埋まりました。

奥に座敷もあるようですが、流石に2階3階はもう使ってないのでしょう。


メニューを見ると、をメインに、ほか天ぷら定食などの美味しそうな和定食が幾つか。

は仕入れの都合で月毎に値段が変わるようですが、今時嬉しいリーズナブルな価格設定。
ここは鰻重にいくしかないでしょう(喜)

「他の定食を食べたいけど、やっぱり鰻も少しは食べたい」って人のために、
鰻の串焼きなんてメニューもあります。これはナイスなアイデア。

ホォ、のメンバーも鰻重を食べに来たんだとか。
でも大野ってのは、どの顔だったかな?

では、メインはその嵐のメンバーが食べた「うな重・松」を注文するとして、メニューにも
「希少・品薄」と書かれていた「肝串焼き」(900円)はまだあるか聞くと、「ある」とのこと。
喜んで注文させてもらいました。

こちらの串焼きは下処理が丁寧なのか、ほのかな苦味があって雑味は少なく、柔らかで旨い。
これなら鰻重への期待も高まってきます。

厨房はご家族で切り盛りしているように見え、ご亭主が板場で包丁仕事、大女将が奥で鰻を
焼いている様子。

やがて運ばれてきた「うな重・松」(2,600円)がこちら。

炭火焼きではないようでしたが、適度にコゲがあって香ばしく、文句のない焼き具合。

鰻のボリューム的にも、この値段にしては不満のないところ。十分です。

食べてみると、柔らかで身はふっくら、あっさりした味わいに焼き上げられた関東風。
タレは甘辛い田舎風なのかと予想していたら、重くないサッパリとした味付け。
上品で都会的な鰻です。

こちらも下処理や焼き方が良いのか、或いは鰻の質が良いのか、骨っぽさは全く感じません。

そう言えば、三河一色産の活鰻を使用していると、外に貼り紙されていましたね。

ほかに肝吸いお新香がセット。
肝吸いの出汁には椎茸の風味が強く出してあって、他の多くの鰻専門店の味とは異なった味付け。
元々は料亭だった頃の名残りなのかもしれません。

蒸さずに焼いた関西風の鰻のような、脂の味をガッツリ感じるような蒲焼が好きな人もいる
と思いますが、こちらの鰻は料亭で締めの料理として出されるような、あっさり上品な焼き方
の鰻です。
美味しゅうございました。


食後、まだ半信半疑で梅岩寺まで戻ると、ライトアップやっててくれていました。

こんなに綺麗なのに、見物客はそれほど多くはありません。

朧月夜に枝垂れ桜
日本的な美しさですね。

混雑しないなら、来年もまた来ようかな。



【寿々喜家】
■所在地    東京都青梅市本町153
■営業時間   11:30-14:00  17:00-21:00(要確認)
■定休日    水曜日(ほか不定休)
■最寄駅    JR青梅線青梅駅 下車徒歩3分
■駐車場    周辺にコインバーキングあり



 

 

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