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うなぎ『小堀』@群馬県大泉町〜関東流やわらか鰻重

うなぎが名物となっている地域としては、浜名湖周辺や諏訪湖周辺など各地にあると思いますが、群馬県の利根川流域にも“名店”と呼べるような美味しい鰻屋がいくつもあります。

そんなお店の中でも、予約がなくてもOKで、店内がゆったりしていて、接客も丁寧な鰻屋として何度か伺っているのが、「うなぎ小堀」さんです。

今回は、藪塚町のスネークセンターに行く途中に立ち寄って、ランチしてきました。

場所は、群馬県大泉町の国道354号線沿いになります。
富士重工の主力向上があり、スバル車好きの聖地である(?)太田市の南隣です。

多摩地域からは、関越道を東松山で降り、旧熊谷東松山有料道路、国道407号と経由し、利根川を渡った少し先です。

道も混んでいなかったので、快適なドライブでした。

電車でいくなら、東武小泉線の東小泉駅が最寄り駅になりますが、多摩地区からは不便ですね。
上州ドライブのついでに寄るべきお店ですね。駐車場は、店の前に30台分位確保されているので大変停めやすいです。


店内は広く、テーブル席と半個室状の小上がり席、それに畳の大部屋があります。

ちょうど12時に到着したのですが、テーブル席は満席で、小上がり席のみ空いていました。
このお店には、不景気も鰻の高騰もあまり関係ないようですね。

小上がり席は、囲まれ感があって居心地が良いですね。
足の悪い人でなかったら、小上がりの方が高級感があってお薦め。

メニューはこんな感じ。

以前来た時に何を注文したか忘れましたが、ここまで来てガッカリ後悔したくないので、少し奮発して上うな重(竹)3,300円と肝焼きならぬ、肝煮(700円)を注文しました。

20分程して、料理が運ばれてきました。

ここのお店のうな重には、肝吸いがセットになっています。


うな重(竹)3,300円です。
器いっぱいに鰻が載っていて(竹)でも十分に豪華。良い香りがしてきます。


肝煮(700円)です。
予想外に量があってお得感があります。
温かくない煮こごり状。これなら作り置きができますね。

肝焼きではなく、肝煮をメニューに載せているのは、このへんの事情でしょうか。“焼き”と“煮”でどちらが美味しいか?と聞かれれば、苦みが引き立つぶん“焼き”の方でしょうが、その分はボリュームでサービスしてくれているように感じます。


鰻は、関東風に良く蒸してあって軟らかい。
それほど肉厚の鰻ではないこともあって、箸で持ち上げているとホロホロ崩れそうになります。

程よく脂が落ちているのでしょう、サッパリしていて食べ進んでも胸がつかえるようなこともなく、最後まで美味しく完食しました。

この蒸し方なんかは人それぞれ好みがあるのでしょうが、私は食後感の良さが気に入っていて、またこの鰻を食べたいと思わされる味です。

この日のうなぎは、宮崎産だそうです。
昔からこの辺りでは、利根川や周辺の池沼でとれた鰻を食べていた食文化があったのでしょうが、さすがにもう天然鰻はそんなにとれないんでしょう。

それでも、うまい鰻屋と鰻屋を盛りたてる食文化が、不況にも不漁にも負けずに残っているようで嬉しい限りです。

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うなぎ 小堀
群馬県邑楽郡大泉町朝日3丁目16-17
営業時間 午前11時30分~午後2時 午後5時~7時30分
定休日     木曜日・第3日曜日
ホームページ http://www.unagi-kobori.com/


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