東京の西の端、都内唯一の“村”である檜原村で手打ちラーメンを食べてきました。
手打ちラーメン・川魚料理の『たちばな家』さんです。
場所は、JR五日市線の終点である武蔵五日市駅で降り、檜原街道をひたすら西へ。
バスなら20分程。檜原村の役場前で下車します。
車なら、檜原街道の橘橋交差点から南に下がって直ぐ。
まぁ、行くなら車が便利ですね。
駐車場は店の横に3台、交差点の脇に2台分ありますが、チョット狭いのが難点。
上の写真が、交差点の上り車線側にある第二駐車場。
停めやすい配置ではないですね。
南秋川の渓谷に張り出すように建っています。
なかなかワイルドな立地。
店内は、小上がりのテープル席×3卓、4人がけテープル席×2、カウンター。
加えて、写真左手奥にテープル席が1〜2卓といった構成。
席数が多いので、外まで行列になることは滅多にないでしょう。
予約の団体客は2階に通しているようです。
メニューは、手打中華めんから手打そば・うどん、ご飯もの、川魚の定食等と
けっこう豊富。
やっぱり看板メニューは中華そばだろうと、この日は奮発して
ちゃーしゅーわんたんめん1,100円を注文しました。
戦前にあった、支那そば屋の味を受け継ぐとのこと。
麺
スープは油っぽさを感じさせない、あっさり醤油味。
ほんの微かに獣臭さを感じたので、鶏ベースに豚骨を加えてあるのでしょうか。
出汁を強く効かせるというより、野菜の旨味が隠れない程度の味付け。
今時のラーメンを食べ慣れている人には、薄味すぎると感じるはずです。
胃腸年齢が間違いなく中年の私にとっては、安心して食べられる味です。
朝飯に出されても、怒らないかも。
脂身の少ない肉を使ったチャーシュー。
手打ち麺をやっているので、ワンタンも得意なんですね。
挽肉は入ってなかったような気がします。
やさしい味のスープであり、手打ちの麺であり、私の胃腸にもやさしく、
安心して食べられるラーメンです。
満腹になりました。
ちなみに別の日に食べた、
平日ランチセットの半ラーメン+親子丼(980円)が上の写真。
他に「焼肉セット」「カツ丼セット」などもあります。
平日なら誰もが納得の味とボリューム。
窓の外は渓谷。
『日本の滝100選』に選ばれている「払沢の滝」も近いので、
ドライブがてらに寄っても良い立地です。
戦前からおそらく進化していない、胃腸にやさしい手打ちラーメン。
これからも進化することなく、今のまま、つくり続けてほしいものです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
たちばな家
東京都西多摩郡檜原村 5574
11:00~19:00
【定休日】火曜
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