とある平日、立川市の北方を東西に横切る五日市街道を走行中、昼飯時となりました。
ここまで来たら折角ですので、平成新道沿いで人気のそば・うどん店、
『利静庵 甚五郎』まで足をのばしてみました。
◎アクセス
場所は、立川市幸町地内。
五日市街道の北側に、ほぼ平行して平成新道という道が通っているのですが、その道沿いにあります。
最寄り駅は多摩都市モノレールの砂川七番駅ですが、駅から歩くと10分はかかりそうです。
その分、駐車場はかなり広く、15台分くらはありそうです。
しかし、ランチタイムとしては遅めであるのに、半分程度のスペースが埋まっていました。
◎外観
明かり取りの付いた屋根の意匠が特徴的な、土壁・瓦葺きの古民家です。
小さいながら庭に囲まれていて、なかなかの風情。
入口横には、手打ちの証、麺打ち場が見えます。
蕎麦・饂飩店としては、もう完璧な外観だと思います。
◎店内の様子
もう13時だというのに、店内はほぼ満席で驚きました。
したがって写真は天井しか撮れません。
何処から移築した物か?立派な梁です。
席は、店の中央に4人掛けテーブルを3つ並べた大テーブルがあり、それを囲むように4人掛けのテーブルと小上がり席があります。
店内も、土壁の古民家風で風情があります。
◎メニュー
メニューの最初のページには、うどんと出汁に対するコダワリがアピールされています。
厳選した無漂白の小麦粉を使用した手打ちうどんに、化学調味料を一切使わないダシだそうです。
メニューをみると、冷たいうどん・そばと、温かいうどんが並んでいます。
ネーミングが独特なんで、良く読まないと何のうどんなのか分かりません(笑)
さらに、店内には季節ものらしき、変わり種メニューの貼り紙。
これも、半分以上は独特すぎるネーミング。
メニューいろいろで、結構迷います。
◎料理
迷いながらも注文したのは、季節メニューの
『ガキ大将うどん』(1,000円)。
・・・と言われても、よくわからないネーミングですが、もつ煮うどんですね。
ダシは、口上通りに薄口醤油を使っているせいか、透明がかった薄い色。
もつ煮と薄口醤油ともやしが入っているためでしょう、やや甘い味がしました。
美味しいです。
うどんは、平打ち。
ツルツルしていて、コシがあります。
武蔵野うどんのように、太くて固い麺ではありません。
稲庭うどんに似ているかな。
もつ煮が入って、食べ進めると体がポカポカ、汗がでてきます。
冬向きですね。
器も大きめで、うどんの量も多めです。
大盛りにしなくても、十分すぎるボリュームで満腹です。
ごちそうさまでした。
上の写真は、同行者が注文した冷たいうどん。
「無漂白の小麦粉を使用」とありましたが、色は白いですね。
こちらも美味しそうでした。
◎まとめ・感想
以前来た時も、そう言えば混み合っていました。
店の雰囲気やうどんの味・食べ応え感を考えると、繁盛しているのも納得できます。
季節メニューもあるので、何度来ても飽きることがなさそう。
個人的には、もう少し人気がなくて空いていると、のんびり食事ができて良いのですが・・・
それは身勝手で贅沢な希望ですね(笑)
利静庵 甚五郎
東京都立川市幸町5-53-1
営業時間 11:00〜17:00
定休日 月曜日