現在は、メニュー・営業時間等、大幅にリニューアルされてます。
4月は年度始めで、何かと酒の席が増えます。
普段はあまり洒落た所では飲まないのですが、「和食の美味しい店で飲みたい」等と贅沢なリクエストをしていたら、この日は結構なお店をセッティングしてくれました。
日本酒「多摩自慢」の銘柄で多摩地区では知られた、福生市の造り酒屋・「石川酒造」内にある、
和食処「雑蔵(ぞうくら)」です。
もともと造り酒屋ですが、地ビールも醸造するようになって、敷地内の食事処で提供しています。
普段、東京の日本酒はあまり飲む機会がありませんが、地ビールには大変興味があります。
場所は多摩川にほど近い、福生市熊川。
JRと西武線が接続する拝島駅からタクシーで10分程。
歩いても15分程ですが、飲んでから15分歩くのは億劫ですからね。
古い造り酒屋だけあって、敷地内は広く、歴史を感じる土蔵作りの建物が並んでいます。
この日は寒かったのですが、ちょうど満開の八重桜の下の屋外席もあるようでした。
寒さ知らずの何処かの団体が、賑やかに飲んでいます。
「雑蔵」を外から見ると、こんな感じ。
なぜか停まっている「スバル360」。可愛らしいデザインで懐かしいですね。
奥の方は、テーブル席の並んだ大広間がある模様。
右手の引き戸を開けると、今回予約した、グループ用に8人掛けの大テーブルが2つ並んだスペースがあります。
この大きなテーブルは一枚板でしょうか。
厚みもあるし、凄い材です。
早速、注文した地ビール。
ペールエールとミュンヒナーダークの「ハーフ&ハーフ」。
写真の写りが悪いですね。
i-phoneしか持っていかなかった事が悔やまれます。
本当はもっと深みのある、旨そうな色をしていました。
グラスだと一杯500円ですが、今回はフリードリンクの付いたパーティーコースで、一人5000円でした。
味は、トゲトゲしたところがなく、苦みもまろやかで、麦芽の風味があり、大変美味しい地ビールです。
私の好みの味で、大満足。
ペールエールも飲みましたが、爽やかさとコクのバランスで、「ハーフ&ハーフ」が一番旨かったかな。
まぁ、その辺は好みの問題ですから。
選べるということが嬉しいことですね。
ボリュームはありませんが、もう若くもないので、地ビールを飲んでいればツマミとしては十分な量で・・・
〆の蕎麦も、専門店の味と比べるのは酷な話でしょうから、飲み屋の蕎麦としてはまずまずの味。
夜桜と地ビールで大きく得点を稼いで、トータルとしては圧勝の大満足でした。
ホールスタッフの応対も、比較的丁寧。
予約したほうが吉のようですが、花の季節は特にお薦めですよ。
和食・そば処「雑蔵」
所在地 福生市熊川一番地 石川酒造内
営業時間 11:30~21:30(L.O 20:30)
定休日 木曜