JR青梅線河辺駅南口から、線路沿いを立川方面へ向かって歩いた先、
白はけ公園の北隣に、シチューがおいしい洋食屋があります。
最近、この近辺に立ち寄る用事が増えたので、ランチで度々利用している
レストラン『K&K』さんです。
アクセス
所在地は、青梅市河辺町6丁目。
最寄り駅は、青梅線河辺駅。
駅から歩くと10分程と少々距離があるので、周辺は駅前の繁華街と言うよりは、もう住宅街。
駐車場は、西隣に3台分の契約駐車場が用意されていました。
大通りに面しているわけでもないので、店の存在を知らないと、通りかがりに見つけるのは難しいロケーションです。
外観と店内の様子
お店は、小さな定食屋や蕎麦屋、ラーメン屋等が数軒並んだ商店ブロックの一画にあります。
十数年前、私が比較的近所に住んでいた頃には、既に地元では名前が知られている洋食店でした。
それからさらに時間が経っていますので、外観は大分年季が入ってきています。
しかし、外装の改修にお金をかけて、気軽に食べに行けなくなる位に値上げされるのも悲しいので、シチューと同じく
「時間をかけて味がでてきた」
と理解して見ています。(笑)
ドアを開けると、銀髪ダンディなマスターと、気っ風の良いマダムが迎えてくれます。
席数は少なめで、3人用テーブルが二つに、4人用テーブル三つ。
こじんまりとしたお店です。
狭い階段を上がった二階にも若干席があったはずですが、ランチでは使ってないようです。
内装は、ヨーロッパの山荘をイメージさせるようなデザイン。
洋風民芸調なんて言葉はないのでしょうが、そんな雰囲気です。
壁には手作りと見受けられる棚に、ハンドメイドのミニチュア人形や洋酒のミニボトル。
ミニボトルを趣味で集めている人って、以前はよく見聞きしましたよね。
なんか、オーナーの器用さだとか、こだわりとか、趣味とかを感じさせられます。
店内には静かにジャズ等の軽音楽が流れ、照明も暗めで、落ち着いた雰囲気。
目立たない場所にあって、駐車場も広くはありません。
そのため、お客は歩いてくるような近所の常連さんが主体のように見受けられます。
そんな客層であることが、また一層、店の雰囲気を落ちつきのあるものにしているようです。
メニューと料理
こちらのレストランは、夜はアレンジ色々な各種ビーフシチューが名物なのですが、
ランチタイムには、1,000円以下の魅力的な洋食メニューが用意されています。
事前に、ランチ限定のカレーが辛くて旨いという評判を聞いていました。
それにシチューが美味しい店なので、当然、同じ煮込み料理のカレーも旨かろうと期待しての注文です。
注文時に、事前にマダムから「相当辛いけど、大丈夫?」と聞かれましたが、いまさら後には引けませんよね。
トッピングのチキンと一緒に掬って食べてみると、確かに「辛い!」。
唐辛子のように口に突き刺さるような辛さではないのですが、スパイスが効いていて、胃袋がシャキッとするような辛さです。
暫くすると、口もヒリヒリ。
辛いものは特別得意ではないのですが、それでもギリギリ食べきれるような、絶妙な辛さ塩梅。
ランチメニューには有り難い事に、サラダとコーヒーがセットされています。
サラダは先にサーブされますが、食後までとっておいて、カレーの後に食べると口の中がサッパリしますね。
また別の日、
今度は、『(チキン)カツカレー』(750円)を注文してみました。
こちらは、チキンが油で揚げた“カツ”になっています。
やっぱりスパイスが効いていて、ギブアップせずにギリギリ食べきれる位の辛さ。
カツの衣がある分、油でスバイスの辛さが中和されて、やや食べやすいですかね。
それでも、暑さバテした内蔵が、スバイスにビックリして働きだすような感じ。
食べ終わった後も、ジワジワ汗が出て来ます。
毎日食べるのは無理な辛さですが(笑)、話題性だけを狙って唐辛子を大量投入して、色を真っ赤にしてしまっている料理なんかとは根本的に異なり、カレーとして、しっかり美味しいところが、ここの料理の良い所です。
食べ終わった後、胃腸に不具合がでるようなことは勿論、ありません。
この位のスパイスは、夏バテ気味の時には、むしろ体に良いんじゃないかな?
ごちそうさまです。
きっと、また食べたくなる辛口カレーでした。
『K&K』さんには、カレーの他にも洋食メニューが色々ありますので、
それらの写真はまた後日、アップするつもりです。
レストラン K&K
住 所 東京都青梅市河辺町6-6-1
時 間 11:30~14:30 17:00~22:00
(カレーはランチタイムのみ)
定休日 火曜日
駐車場 有り