8月最後の週末。
酷暑でウンザリな東京を離れて、少しは涼しかろう日光で過ごすことにしました。
折角の週末ですから、目一杯休日を満喫してやろうと、例によって平日の夜のうちに関越自動車道に乗り込み、多摩エリアを脱出です。
この日予約してある温泉宿は、一泊に朝食のみ付いたプランなので、遅めの到着でもOKではありますが、大浴場が閉まってしまう程遅くなっては意味がありません。
夕食は外でとる必要がありますが、夜の20時過ぎ、車での移動中に、ある程度満足感のある食事を取ろうと思うなら、サービスエリアのレストランというのは手っ取り早い選択肢でしょう。
立ち寄ったのは、関越自動車道・上里サービスエリア下り線側にある、
『地産レストラン 上里プリンス』。
ここのレストランは、隣町の埼玉県神川町産の「姫豚」料理を“売り”にしています。
いわゆる「地産地消」ですね。
店内は、どこでも似たような雰囲気の、普通のサービスエリアのレストラン。
客は他には数組ほど。時間が遅めなこともあって、空いていて静か。
私は混んでいて騒がしい店は苦手ですので、味やサーピスに致命傷がなければ、多少割高料金でも閑散としているくらいの店のほうが好きなんです。
席についてメニューを見ると・・・
姫豚を使用した『姫豚丼』に“味噌漬け”バージョンが新登場していました。
同じ埼玉県内の秩父方面では、豚肉の味噌漬けが名物になっていますよね。
これは旨そう。
早速注文。
『上里姫豚丼(味噌漬け)』(930円)
厚みがあって大振りなロース肉2枚と、小振りで脂身のあるバラ肉が2枚載っています。
ほのかに立ちこめるニンニクと味噌の香り。
ロース肉もジューシーで軟らかい。
豚肉の下に敷かれたキャベツの千切りが、口をさっぱりさせてくれます。
新登場したばかりのせいか、味噌自体はまだ角があるような、もう少し漬け込んで熟成させたほうが良いような、そんな味にも感じますが、十分美味しいどんぶりです。
この姫豚丼を食べられる店が、気軽に入れる一般道沿いにあったら、きっと人気店になるんじゃないかと思いますよ。
町のソウルフード的に。
ただその場合は、家賃の安い店舗でも探して経費を浮かせて、値段を150円は値下げしてもらいたいところですけどね。
兎にも角にも、おいしゅうございました。
また、上里SAで食事をする時には注文してしまいそうです。
その時には、もう少し味噌がこなれて、熟成した味になっていたらいいなぁ。
地産レストラン『上里プリンス』
所在地 関越自動車道 上里サービスエリア(下り線)内
営業時間 6:00〜21:00
定休日 無し
駐車場 有り(勿論)
クレカ 利用可