我が家の愛車、スバルWRX-STI A-Lineも一回目の車検を迎えました。
足回りやら車体の補強やら、オーディオの入れ替えまで、納得のいくまで手を入れてしまっているので(=お金を使ってしまったので)、買い替えはまだまだ先の予定です。
車検を受けるのは仕方ないのですが、メーカーオプションで選んだブレンボのブレーキパッドが交換時期となり、
純正品を使うと、部品代と工賃で約11万円もかかってしまう・・・というのが悩みの種でした。
ただ、他の部品メーカーのブレーキパッドでも、適合品を買って持ち込めば、工賃のみで取付けてくれるとのこと。
性能を犠牲にするつもりはないんですが、この車を永く乗り続けるためには、メンテナンス費用は安いにこした事は有りません。
そんな訳で、ネットで評判のよさそうな製品を検索して、選んだのがコチラ。
ENDLESS(エンドレス)製 SUPER STREET M-Sport。
メーカーによると、
・ダストによるホイール汚れが気になる人
・ストリートとスポーツのバランスを重視する人
に適したブレーキパッドだそうです。
サーキットで走るなら、同じメーカーの『MX72』や『MXRS』が人気のようですが、私はそんな遊び方はしませんので。
それに、純正パッドは確かにダストが多い。
まぁ、ホイールなんて汚れていたって構わないのですが、無理に汚す必要もないでしょう。
また、カタログ数値上、低温域でも効きが良さそうなところも気に入りました。
ネット通販で、前後セット30,000円を切る値段でしたので購入。
嬉しい事に純正パッドの半額以下の値段です。
ディーラーに持ち込んで、車検の作業時に取付けてもらって、まぁヤレヤレですね。
青い縁の部分が見えています。
取り外した純正パッドはこちら。
煤だらけですね。
約3年、30,000km走行して、前輪側はもうパッドはほとんど残っていません。
車検持ち込みの直前には、ブレーキ警告ランプが点灯していたので間違いなく寿命ですね。
さて、交換後もサーキットじゃないんだから、そんなに変わらないだろうと想像していたブレーキの感触ですが、
一般道を走っていても、すぐに感じたのが
「初期制動から中頃まで踏力を掛けた時の効きが“悪い”」
正直、すぐに交換したくなりました。
踏み込めばキチンと止まるのですが、純正パッドと効き方が違うので、思ったよりスピードが落ちずに慌ててブレーキを踏み足してしまいます。
イメージで言うと、2代前のモデルのレガシィのブレーキに似ていますかね。
踏みこめばキチンと止まるのですが、逆に言うと力をいれて踏み込まないと効きが悪いので、賛否いろいろあったものの評判は良くはなかったですよね。
効き方がマイルドで扱いやすいと感じる人もいるでしょうし、好みもあるでしょう。
しかし、パワーがあるこの車には、初期制動の強いタイプのブレーキパッドのほうが合っている気がします。
暫く乗っていれば、足の感覚の方が方が慣れてしまうかもしれませんがね。
ちなみに、長年の付き合いとなる担当者のご厚意で、台車はWR-STIのセダンタイプを用意してもらいました。
カッコいいですねぇ。
兄弟車種なんですが、5ドアタイプには無い、巨大な後ろ羽を見ると、何やらこちらが緊張してしまいますね。(笑)
パワーは十分。
個体差なのか年次の違いなのか、足回りは柔らかめに感じます。
轍に乗って飛び跳ねることもないので、乗りやすい。
うちの車も、最初からこの乗り心地だったら、お金をかけて手を入れなかったかもしれません。
ただ、縦方向のピッチは感じますので、ダンパーをビルシュタインに交換している我が家の車のほうが、総合的な乗り心地は上ですね。
やはり今となっては、自分の車が一番!
そう言えば、確かにブレーキダストは少ないようです。
ホイールが汚れづらくて、ピカピカのブロンズ色のままですね。
そこはこのブレーキパッドの長所ですが、さて、このブレーキの感触に慣れることができるかな?