名所旧跡や南国の海の景観で人気ですが、伊勢海老をたべさせる店も多く、 その漁獲高は全国で第5位。
9月〜11月の間は「伊勢えび大漁まつり」を実施していて、ちょうど旬の時期です。
「黒潮の恵みを存分に受けた伊勢海老は、身も大ぶりで柔らかな食感。お得な値段で伊勢海老を味わえる」
とのこと。
・・・ならば、食べに行かざるを得ないでしょう。
日南海岸方面には、伊勢海老を食べさせてくれる飲食店がいくつもありますが、なんせ滅多に行けない所なので、店選びで失敗したくありません。
ネット上の口コミを参考に、間違いなさそうだと選んだのがこちら、
伊勢海老料理の『大海』さん。
場所は、宮崎市内から国道220号(フェニックス・ロード)を海沿いに南下し、鵜戸神宮の少し手前の道沿いになります。
市の中心部から、車で30〜40分くらいの距離。
12時頃の到着でしたが、やはり人気店のようで駐車場はほぼ満車。
人気店であることは調査済みでしたので、席の予約はしておきました。
予約客は2階の席に通されるようです。
二階は畳の部屋に、座卓が並んでいます。
建物の造りは民宿ですね。
夏は海水浴客で繁盛しているのでしょう。
窓からは広い砂浜が一望。
天気がイマイチなのが残念でしたが、良いロケーションです。
メニューを見ると、どんぶり物や定食もありますが、
ここまで来たのですから、ここは奮発して「伊勢海老懐石(松)」4,725円 を注文しました。
まずでてきたのは、海藻とツブ貝の小鉢とともに「さざえのつぼ焼き」。
サザエは小粒ですが、これがあると磯料理を食べに来た感じがしてきます。
身の離れが良くて食べやすいですね。
調理の仕方にコツがあるのでしょう。
これも小振りではありますが、肝つき。
贅沢です。
石鯛、はまち、まぐろ、いか。
これで二人前ですが、普通のランチなら、これにご飯と味噌汁でも付けば十分な量ですね。
そして、いよいよ本命の「伊勢海老の造り」。
デカいです。
刺身の量もたっぷり。
よく見ると、巨大な頭が一つに、尻尾が二つなので、何か可笑しいのですが。
このボリュームと、色艶であれば文句はありません。
鮮度の良い、半透明の身の色。
そりゃあ、甘くて美味しいですよ。
肝が浮いて、よく出汁がでています。
最後まで美味い!
ごちそうさまでした。
確かに、この内容なら首都圏近郊で食べるよりかなり割安だと感じます。
この時期に宮崎に来たなら食べにくる価値あり。
この日もだいぶ食べ過ぎてしまいました(笑)。
伊勢海老料理【大海】たいかい
所在地 宮崎県日南市大字宮浦568-1
営業時間 11:00~LO:19:00
ランチ営業 11:00~14:30
夜の営業 16:00~19:30※要予約
定休日 木曜日
駐車場 10台
昼総合点★★★☆☆ 3.5