年賀用の菓子を調達するため、小平市内の新小金井街道沿いにある
『天平庵 小平店』にやってきました。
小さなコンビニがあった跡地に、三年程前に出来た和菓子店です。
年末ということもあり、店内は混雑気味。
駐車場も満車で、店の前には駐車待ちの車が数台並ぶほど。
本店は奈良にあるのですが、お菓子はこちらの店舗でも製造しているようです。
店員さんは関西で採用した方を連れて来ているようで、話す言葉は関西言葉。
そのイントネーションを聞いているだけで、お菓子の味まで雅なものに感じられてきます。(笑)
ちなみに壁に描かれたロゴマークは、奈良県の「大和三山」をモチーフにしたもの。
決して、ミッキーマウスが逆立ちしている訳ではありません。
お菓子を注文すると、店員さんが用意してくれるまでの間、店内の長テーブル席に座って待ちます。
会計もこの席に座ったまま済ませるスタイル。
その際の接客も丁寧。
待っている間は、サーバーのコーヒーやお茶を自由に飲んでいられます。
これは無料。
このあたりのサービスの仕方や、ちょっとした高級感が人気の秘密なんでしょう。
それにお使いものとしてなら、「近所で買った菓子」より、「奈良の和菓子屋の菓子」と言える方が、何となく話題性がありますからね。
生菓子から日持ちのする菓子まで、種類も豊富。
ついでに自宅用として買って帰ったのは、
薯蕷饅頭『古(いにしえ)』と、半生チーズケーキの『蘇蘇(そそ)』。
どちらも食感が軟らかくて、上品な甘さ。
シンプルでオーソドックスな味。
お茶に合うので、よく買って帰る好きなお菓子です。
舟形のタルトにナッツの詰まった『月の船』なんてお菓子も、
こちらは珈琲によく合うので気に入っています。
もう少し空いていて、駐車場に車を停めやすいと楽なのですが。
人気店なので、これは仕方の無いことですね。
天平庵 小平店
所在地 東京都小平市鈴木町1丁目209-11
営業時間 9:00~19:00
定休日 1月1日(元旦のみ)