何だか今ひとつパッとしない西武新宿線小平駅界隈ですが、南口には「ルネ小平」という立派な市民会館があります。
この日は、その「ルネ小平」での催しに参加していたので、近くの喫茶店でランチしました。
小平駅南口にだけ3店舗も展開している、自家焙煎が自慢の永田珈琲倶楽部系列の喫茶店です。
アクセス
お店の場所は、東京都小平市美園町内。
西武新宿線の小平駅南口を降りて、駅前通りを真っ直ぐ南へ。
ロータリーの信号を渡って、「ルネ小平」に向かう道の途中に店はあります。
駅からは徒歩でほんの2分程。
駅近で便利な立地です。
ただ逆に、駅から近いぶん専用の駐車場がありません。
ドライブの途中には立ち寄りずらいというのが残念ですね。
外観と店内の様子
入口は、模様入り磨りガラスがはめ込まれた深緑色の扉。
シックな外観です。
店内に入ると、白シャツ制服を着た女性のスタッフが迎えてくれました。
席数は20席程度でしょうか。
内装は、フローリングの床に、古民家から譲り受けて来たような太い梁、無垢材の仕切り壁。
カウンター奥の壁には、色々なメーカーのカップ&ソーサーが並べられています。
洋風民芸調といった風情で、落ち着いた気分になれる空間です。
メニューと料理
今月のスペシャルティコーヒーの「クラシックモカ」(600円)を注文しました。
好みが合いそうなら、オススメに従った方が吉でしょう。
一方、ランチになるようなメニューは少ないですね。
近くにある系列店の『永田珈琲』にはピザなんかもありましたが、こちらの店では、このパンの盛り合わせくらい。
国産小麦を使用した天然酵母パンだそうです。
選んだのは、焼豚とやわらかパンの盛り合わせ
『おまかせパン』(700円)。
やや高めな価格設定とは思いますが、全ての飲み物が50円引きになるので、実質650円ですね。
中央に飾られた花の周りに、パンとヨーグルトが盛りつけられていて、見た目も綺麗。
バターがタップリ染み込んでいたり、風味が良かったりで、どのパンも美味しい。
ボリュームは少なめですが、軽いランチと考えれば、私には十分な量。
おかわりの珈琲は200円引きになるので、食後にもう一杯注文してしまいました。
また、違う雰囲気のカップ。
口当たりが良くて、澄んだ味の珈琲でした。
機械で無理に圧力をかけて抽出したような、苦みだけのコーヒーはあまり好きではありませんが、ここの珈琲は一杯づつ丁寧に淹れている感じがして美味しいですね。
それにしても永田珈琲倶楽部の系列店では、スタッフがテキパキ丁寧に接客していて気持ちが良い。
中途半端なホテルだと、ホテルのラウンジであっても、若いアルバイトなのか?裏手での無駄話にばかり熱心なスタッフしかいない上に、不味いコーヒーを飲まされることがあります。(コッチは別に若いネーチャンの化粧を見に来たんじゃねーんだよ!(怒))
その点この店は、そんな不快な気分になる心配もなく、安心して美味しい珈琲を味わって寛ぐことができます。
自家焙煎の喫茶店ですので、豆の挽き売りもやってます。
味が気に入ったら、是非どうぞ。
所在地 東京都小平市美園町1-8-1
最寄り駅 西武新宿線小平駅
営業時間 10:00~22:00
定休日 なし
駐車場 なし(周辺にコインパーキングあり)