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小金井『大勝軒』@小金井市〜東池袋本店直系の味


日本ラーメン界のビックネームの一つ、「大勝軒」。
つけ麺の元祖と言われる「もりそば」が有名で、東池袋に名物店主の店があった・・・
くらいの知識はあったのですが、「東池袋系」の大勝軒と「永福町系」の大勝軒があってそれぞれ別物、なんてややこしい話は最近まで知りませんでした。
(マニア的に細かく分類すると、もっと細分化されるとか)

今まで行ったことのある「大勝軒」が、どうやら「永福町系」の店ばかりだったようで、それなら「東池袋系」のラーメンも食べてみたいなと、
やって来たのはこちらの「小金井 大勝軒」さん。

なんでも、大勝軒東池袋本店の直系のお弟子さんの店らしいですよ。

系統の違いを知ったといっても、「永福町系」が熱々スープに細麺が大盛り、「東池袋系」がつけ汁に太麺が大盛り、ってくらいの認識しかないのですが、まぁ食べてみればどんなものかわかるでしょう。


🌀アクセス

小金井 大勝軒さんの所在地は、小金井市貫井南町二丁目

最寄駅は JR中央線 武蔵小金井駅で、下車徒歩15分ほど。
駅からは少々距離があります。

なら、新小金井街道がJR中央線が交差する貫井トンネルの坂を下って、最初の信号の角のところ。
駐車場は、小道を挟んだ両側、合わせて10台分以上あるので、車での来店が便利です。


🌀外観と店内の様子

建物は和風の一軒家。
ここ、昔は日本蕎麦のお店でしたから、外観は変わらずにそのまま。

店内の様子も、蕎麦屋のまま。
テーブル席が8卓と、奥の小上がりに座卓が数卓、それに相席の大テーブル席があるので、席数はかなり多め。

営業時間が11:00-21:00までと、通しで営業してくれています。
この日は、平日の18時過ぎと、夕食には少し早い時間に行ったせいか、席に余裕があってスタッフもノンビリとした雰囲気。

テーブル上には冷水ポットと、豚骨ラーメンの店かと間違えそうなくらい、大きな擦りニンニクの容器が置かれているのが特徴的。

時間帯にもよるのでしょうけど、ラーメン店にしては狭苦しくなくて居心地は良好です。


🌀メニューと料理

券売機で食券を購入するのですが、左上の一押しボタンには「中華そば」が陣取ってます。
確か、大勝軒は「もりそば」とか「あつもり」が有名なんじゃないの?

でも考えてみたら、私はつけ麺よりはスープの熱いラーメンの方が好きなんですよね。
それならと、東池袋系の本命ではないのかもしれませんが、「特製中華そば」(900円)を注文してみました。

10分もかからずにお盆に載せられて配膳されましたが、ボリュームがありそうです。

トッピングは煮卵、ナルト、白髪ネギの下にタップリな量のメンマとチャーシュー。

昔ながらのオーソドックスなラーメンの姿で、何だかほっと安心感を感じます。

チャーシューはしっかりめの肉質。

魚介系の香りがするやや濁った色のスープは、何かが突出して尖ったところもなく、動物系や野菜の甘味が抽出された優しく円やか味。

麺はやや太め、腰が強くてツルツルのモチモチ。
そして、普通盛りなのに何だか量が多い!
満腹で、ちょっと苦しくなりました。

・・・そうですね。
美味しい麺だとは思うのですが、モチモチでスープを吸わない腰の強い麺に、優しい味のスープの組み合わせですから、食べ進めるとだんだん味が単調に感じてきました。
腹も苦しくなって来ますしね。
あれっ?、やっぱりこの店の一押しは、濃い味スープの「つけ麺」か「あつもり」だったのかな??
それとも、後半にテーブルの上のニンニクや胡椒をドバドバと投入して味変すれば良かったのかな?

スープ自体は旨味のある優しい味のものだし、残すのも敗北感があるので最後は完食完飲したんですけどね。

うーん、果たして、これで東池袋系の大勝軒の味を堪能したことになるのかな?

周りのお客の注文を聞いていると、私にとっては普通盛りでも結構な量なのに、大盛りの注文の方が多いようでビックリ。
昭島の大勝軒のように「小盛り」を選択できるなら、もう一度、今度は「あつもり」でも食べてみたいけど、この様子ではそんな需要はないのでしょうねぇ。

しかし学生さんやガチムチな大人にとっては味とサービスに文句の無い良店でしょうし、私のような少食派とっても、○郎系よりは絶望感なく戦える相手ではあります(笑)


【小金井 大勝軒】
■所在地   小金井市貫井南町2-16-12
■営業時間      9:00-21:00
■定休日   無し
■最寄駅   JR中央線武蔵小金井駅 徒歩15分
■駐車場   あり



 

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