北多摩方面で迎えた昼飯時。
新座市内の『磯料理マルサ』さんで海鮮丼でも食べようかと店の前まで行ってみると、
なんと!?看板が外されています!!
ひょっとして閉店してしまったんですか?(泣)
しかしここまで来たら、意地でも魚介類を食べたい気分。
車を南に方向転換させて、向かったのは東久留米市の滝山団地内にある『すし小島』さん。
同じ商店街にある、魚屋さんの直営寿司店です。
築地市場にてその日に仕入れた、新鮮な魚介類を提供しているとのこと。
特にマグロに力を入れているようです。
店内には、和風モダンなテーブル席とカウンター席。
この日は一人だったので、カウンターに案内されました。
カウンターと言っても、寿司職人が目の前で握っている訳ではありません。
洒落たカフェのような制服を着たフロアスタッフがいるばかりで、だいたいこの店で寿司職人の親父なんて見た事がありません。
ジャンルとしては、海鮮食堂とか海鮮居酒屋に近いタイプの店ですね。
さて、お薦めメニューでもないかと店内を見回すと・・・
『旬の青魚の海鮮丼』(850円)なんてのが目につきました。
いいですねぇ、青魚は好物です。
壁には、これまた旬の「天然岩がき」が入荷したとの貼り紙あり。
値段が書いてありませんが(怖)、これは注文するしかないでしょう!
まず、岩牡蠣がやってきました。
期待通り、なかなか大振りな岩牡蠣です。
食べてみると、身が厚くて鮮度も食感も良いのですが、味が淡白で磯の香りが弱いかな。
でも今年の初岩牡蠣なので、気分は上々↗︎↗︎。
今年の夏も、日本海まで穫れたての岩牡蠣を食べに行きたくなってきました。
続いて、『旬の青魚の海鮮丼』。味噌汁付き。
ネタの色がツヤツヤしていて、これも鮮度の良さを感じます。
でも「青魚の海鮮丼」のはずが、ネタを見ると、マグロの赤身、中落ち、はまち、シラウオ、鰯ですから、青魚メインではないですね。
一般的には、青魚よりも高級な魚が載っているので、文句はありませんが(笑)
しかし、本命のイワシは身が白っぽく見えるほど脂がのっていて、艶があります。
成る程、これは大変美味。
この時期の鰯は、『入梅イワシ』とか『梅雨いわし』なんて呼ばれていて、特に脂がのっているのだそうです。
これなら、イワシづくし丼を食べてみたかったかな。
ちなみに岩牡蠣は850円でしたので、ここが東京で、食べやすく捌いてくれている手間を考えると、リーズナブルな価格設定。
でも、せっかく「海鮮丼」がお得な値段だったのに、合算すると贅沢なランチになってしまったかな?
・・・今だけの旬なんだから仕方ないですよね。美味かったし(笑)
それにしても隣町の磯料理店が閉店したとなると、『小島』さんは、ますます私にとっては貴重な海鮮料理店になりました。
【すし小島】
◇所在地 東京都東久留米市滝山4丁目1−40
◇時 間 火〜金 11:30〜15:00(L.O)
17:30〜22:00(L.O.21:30)
土日祝 11:30〜22:00(L.O.21:30)
◇定休日 月曜
◇駐車場 南側に商店街提携駐車場あり