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アライメント調整&MICHELINタイヤ空気圧変更〜スバルWRX-STI整備


純正タイヤのブリヂストン ポテンザRE050がパンクしてお釈迦になってしまったため、急遽ミシュラン パイロットスポーツ3(MICHELIN Pilot Sport 3)に交換した我が家のスバルWRX-STIですが、
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何故か高速道路での走行安定生が悪化してしまいました???

ミシュランのスポーツタイヤなんですから、そんなに悪いタイヤのはずがないんですけどね。

原因として、まずは高速道路でのパンク時に無理矢理に次のインターチェンジまでガタガタと走らせたので、「アライメントが狂ってしまった?」可能性を疑ってみました。

狂ったものなら調整しなおしましょうと、向かったのは前に乗っていたレガシィのアライメント調整もお願いした事のあるブリジストン「タイヤ館」さん。
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スタッフに、パンクした時の状況を話し、
1.高速道路での走行中、主に後輪が僅かな轍に跳ねたり、フラフラと粘りがなく安定しないように感じる、
2.一般道では、不安定とは感じない
・・・という状態を説明した後、アライメント調整にかかってもらいました。

所要時間、約1時間30分。
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結果がでました。
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てっきりパンクした左後輪が狂ったものと思っていたのですが、調整が必要なのは左前輪のみ。
高速道路の本線から離脱するために、随分な距離を無理な走らせ方をしたのですが、その程度ではアライメントは狂わなかったようですね。

左前輪が狂っている理由はハッキリしませんが、車検の時に微妙に狂わせてしまうこともあるとのこと。

大きなズレではないので、この測定結果の状態で納得するなら、料金は測定費は1万数千円程(細かい数字は忘れました)だそうです。
さらに調整するなら調整料金は1輪当たり2,500円程度で、4輪とも調整するとなると、1万円程度プラスとなるとのこと。

まぁ、ここまで調べたのだから、この際、キッチリ4輪とも調整してもらうことにしました。
高速安定性が悪化した原因らしきものを、一つずつ潰していきたいですからね。

さらに小一時間待って、作業完了。
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今度は4輪ともズレがなくなって、気持ちが良いですね。
締めて料金は24,000円程でした。


引き渡し前の結果説明時にスタッフから、
「空気圧は、前輪が(持ち込み時のままの)2.6kg 後ろを2.4kgにしておきました。」との報告があったのですが、その時は「そんなもんだろうな」と聞き流してしまいまた。

しかし、よく思い出してみると、しばらく前から定期点検時にディーラーから、
「空気圧が高めに揃ってますけど、下げときますか?」と訊かれていて、その状態で乗り心地が悪いとも思わなかったし、安定性にも満足していたので、
「基準の範囲内なら、そのままで良いよ」と答えていたこと、

また、ミシュランにタイヤ交換したときにも、
「空気圧は、前のタイヤの時のまま、変えずに2.6kgで揃えておきました」と言われ、了解していたことも思い出されてきました。

ちなみに、スバルWRX-STI(GRF)の純正タイヤでの標準指定空気圧は、前輪2.3kg 後輪1.9kgです。

そうするとタイヤ館では、「後輪が跳ねる」という聞き取りと、標準指定空気圧から判断して、後輪の空気圧を下げておいてくれたようですね。

・・・となると、安定性が悪化したのは、空気圧の設定が悪かった(高すぎた)せいか?

いやまぁ、空気圧のことを忘れていた私も大概なんですけど、この際、パイロット スポーツ3の適正な空気圧をしっかり調べてみる事にしました。

ミシュランのパイロット スポーツ3は、エクストラロード(XL)規格のタイヤで、純正のブリヂストンRE050とは規格が異なるタイヤです。
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簡単に言うと、空気圧を高めに設定して同じサイズのタイヤでも、より多くの負荷に耐えられるように設計されたタイヤ。
したがって、日本のJATMA規格のタイヤから履き替えたなら、空気圧も高めに設定しなおす必要があります。

そのあたりの計算は、ブリヂストンさんの「空気圧別不可能力対応表」のページに詳しく載っているので参考になります。

また、手っ取り早く、同じくブリヂストンの「タイヤサイズ変更時の推奨空気圧検索システム」のページでも検索できます。
それによると、
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ミシュランのパイロットスポーツ3では、前輪が約2.5kg、後輪が約2.1kg となっていますから、後輪の空気圧が高すぎたようですね。

そんな訳で早速、カー用品店で空気圧を測定する「エアーゲージ」と、シガーソケットから電源を取れる電動空気入れ「エアーコンプレッサー」を購入してきて調整です。
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最初は標準どおり、前輪2.5kg・後輪2.1kg に設定しなおしてみました。

さて、その結果はどうなるかと、関越自動車道の所沢〜川越間で試乗。
ほとんど直線で勾配も少ない、走りやすい区間です。
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結果は、
1.80〜100km/hの速度で後輪が跳ねて不安定になることは少なくなった。
2.レーンチェンジの際にタイヤがくねっと腰砕けるので、やっぱり不安。
3.段差でのショックが減り、乗り心地は良くなった。
4.ブレーキの効きが悪くなった?
と言う感じです。

2と3については、ネット上の評価でも同様の書き込みがありました。
私としては、乗り心地よりも、高速道路での走行安定性(安定感?)を重視しているので、「タイヤ選びを失敗したかな?」という印象です。

善し悪しは色々と意見が分かれるようですが、純正のブリヂストン ポテンザRE050は、カチッと固くてシッカリした安定感があったんです。

今までは、それなりのメーカーの同等の価格帯のタイヤなら、サーキットじゃあるまいし、そんなに違いを感じることはないだろうと思っていました。
でも、40なんて偏平なタイヤだから、特にタイヤ毎の特徴が現れるのでしょうか??

やはりミシュランのタイヤを選ぶにしても、スポーツ系タイヤのフラッグシップである「Pilot Super Sport」にすれば良かったか?

少し時間に余裕があれば、PSSもネットで検索すれば、割安に購入もできたようです。
でも、パンクが原因の履き替えなので、急いで替りのタイヤを探していたからなぁ・・・。

ブリヂストンとミシュランに、それぞれタイプというか乗り味の違いは確かにあるようですね。
どちらが良いかは、それぞれにファンがいるようで一概には言えないようですが。

帰宅後とりあえず、空気圧を少し上げて、前輪2.6kg・後輪2.2kgにしてみました。
タイヤの腰砕け感が軽減されれば良いのですが・・・。

すぐに買い替える訳にもいきませんので、これで様子を見ようかと考えています。
ひょっとすると慣れてきて、ミシュランの乗り味の方が気に入るかもしれませんしね。


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