【2018年 閉店。何故!?極めて残念(涙)】
奥多摩街道沿いにある、青梅市内では老舗のとんかつ専門店、『濱乃家』さん。
ビルの建て替えに伴って休業していましたが、同じ場所でリニューアルオープンしていたいたので、ランチに行ってきました。
店の所在地は、青梅市東青梅四丁目。
最寄駅のJR青梅線河辺駅からは、南口に降りて徒歩約7分。
車なら、奥多摩街道の東青梅四丁目交差点の西側で、向かい側にあるファミリーマートが目印。
駐車場は店の入口前に5台分ほど用意されています。
すぐ隣のスペースは、マンションの駐車場なので間違えないように注意が必要。
昔から味に定評のあるお店ですから、昼時には駐車場も満車になっていることもしばしばあります。
まだ新しい平屋の建物の、東側半分が店舗となっています。
隣は別の事業所。
以前は3階建てくらいのビルの一階にテナントとして入居していたのですが、建て替えて建物の背が低くなりました。
暖簾をくぐると、もう一つそこにテーブルが置けそうなくらい、大きな囲炉裏があって(笑)、奥に行くとカウンターが数席・・・
テーブル席が数卓と・・・
他に小上がり席があります。
店主の趣味でしょうか?
内装は大正〜昭和初期の時代をイメージしたような、民芸調に装飾されていて、なかなか素敵な空間です。
カウンターの奥には、白いコック帽をキチンと被った店主が見えますね。
料理人としてのプライドと自信が伝わってくるようです。
洋食がハイカラな食べ物で、トンカツは目新しいご馳走だった時代を再現しようとしているようです。
店内には、ちょっとしたご馳走を楽しみにきている、地元中高年のグループ客や、サラリーマンらしき客で賑わっていました。
それでも満席で並ぶほどではなく、また騒がしい客もいなかったので、落ち着いて食事ができました。
メニューを見ると、最安値の「とんかつ定食」は1,050円になっていますが、売れ筋と思われる「ロースかつ定食」が1,365円、「上ロースかつ定食」になると2,100円となっています。
特にランチメニューはないようですから、昼飯時としては強気な価格設定です。
ランチですから食べ過ぎるのもなんですので、ここはオーソドックスに
『ロースかつ定食』(1,365円)を注文してみました。
配膳されたロースかつ定食は、味噌汁とお新香付き。
ごはんはおかわり一杯か、大盛りが無料だそうです。
キャベツのお代わりサービスはないようですが、既にお皿に山盛りになっていますので、ボリュームとしては充分です。
オリジナルのソースを回し掛けすると、極めて食欲をそそるビジュアルになりました。
断面を見ると、適度な量の脂身がテラテラと光っています。
肉に厚みもありますね。
食べてみると、衣はサクサク、肉質は柔らかくジューシー。
脂身もクセがなくて、甘味を感じる上質なもの。
とんかつに適した、良質な豚肉を使用しているのでしょう。
これは美味しいトンカツです。
この内容なら、高めな価格設定にも納得出来ができます。
「上ロース」にしなくても、味、ボリューともに物足りなさを感じることのない、十分に満足できる定食です。
一方、同行者が注文したのは「一口カツ定食」(1,365円)。
例え美味しくても、ロースの脂は控えたい・・・なんて時には良いんじゃないでしょうか?
それでも、ボリュームはしっかり見た目以上にあるようでした。
ごちそうさまです。
「上ロースかつ」や「上ヒレかつ」は、さらに肉質もボリュームも上なんだそうです。
・・・でも私は小食なほうですので、ボリュームがもっとあるのなら「上」はランチではなく、夕食向けですかね。
いつかトライしてみましょう。
青梅市近辺でいうと、昔は若草公園の近くに、途方もなく肉厚な高級トンカツを出す専門店があったのですが、残念ながら閉店してしまいました。
こちらの『濱乃家』さんも、いつの間にかビルの解体ととなになくなってしまっていたので、かなりガッカリしていたのですが、目出度く新装開店してくれました。
肉質や味は、この近隣では間違いなくトップクラスのとんかつ専門店。
遠くから遊びに来た友人であっても、相変わらず自信を持って案内できるような良店なのでありました。
【とんかつ濱乃家】はまのや
▪所在地 東京都青梅市東青梅4-9-3
▪最寄駅 JR青梅線河辺駅
▪営業時間 11:30〜14:00 17:00〜21:00
▪定休日 水曜日
▪駐車場 有り
(休業ではなく、立地とサービスの組み合わせが??なイタリアン?(フレンチ?)に改装されてしまいました。)