田無駅北口エリアにある
チャイニーズレストラン『墨花居』(ぼっかきょ)さん。
田無駅北口が再開発され、すっかり綺麗に整った(と言っても、もう20年以上前の話ですが)のに前後するように、この駅周辺にはかつてなかったような、小洒落た飲食店群を展開し始めた「武蔵野茶房」系列のレストランです。
我が家にちょっとしたお祝い事があったゴールデンウィーク直前の週末、浮かれ気分で出かけてみました。
お店があるのは、西武新宿線田無駅の北口。
駅からは歩いて3分ほどの場所にあります。
この一角も、昔は冴えない田舎町の裏道でしかなかったのですが、再開発の影響が良い方に出たのか、人通りも増えて垢抜けてきました。
店専用の駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングはあります。
田無駅の周辺の道は渋滞しやすいし駅から近い立地なので、どちらかと言うと電車で行った方が便利な店です。
細い路地に面した、ビルの一階に店舗はあります。
喫煙者やペット連れ用かもしれませんが、テラス席もあってカフェ的に小洒落た外観。
人気店である事は知っていたので、予約した上で18時前に訪問しました。
案内されたのは、オープンキッチンの前の禁煙スペース。
こちらは料理人の姿が見えて楽しいのですが、席の間隔は若干狭め。
奥には主に大人数用の予約席らしきスペースもあり。
この他に個室もあるようなので、早めに予約すれば利用シーンに合わせていろいろ使える店になると思います。
メニューを見ると、契約農家から仕入れた野菜を使った体に優しい料理が自慢のようです。
全体的に他の料理も、油コッテリというよりはサッパリ系が多くて好感が持てます。
点心も揃ってますね。
これ大事。
というわけで、まず注文したのは「小籠包」(4個1,000円)。
熱々でプリプリ♪
さらに点心「黒豚焼餃子」(750円)。
その次は、この日はお祝いだったので贅沢して、
「ズワイ蟹と上海蟹の味噌、フカヒレの極上スープ」(1,490円)。
トロッとしていて蟹味噌の味が濃厚。
フカヒレも入って贅沢なスープです。
肉料理は「酢豚」(1,480円)。
一昔前なら酢豚の豚肉と言えば、角切りのバラ肉あたりが定番だった気がしますが、この店ではヘルシーに豚ヒレ肉を使ってます。
肉質柔らかで、味付けも比較的あっさり。
魚介料理は、「こだわり海老のチリソース」(1,730円)。
海老が大きくてこれもプリプリ(喜)
海老、好きなんですよねぇ。
ちょい辛程度の辛さです。
締めは「ズワイ蟹肉入り炒飯」(1,080円)。
こっちはちゃんとパラパラ。
スープ代わりの「自家製練り胡麻担々麺」(Sサイズ760円)。
人気商品らしいです。
写真が痛恨のピンボケ。
辛さ控えめにしてもらったこともあって、香辛料は控えめ。
細麺に絡んだ胡麻の味は際立って濃いですね。
ごちそうさまでした。
二人でこの量を食べるとかなり満腹、幸せです🎶
帰るときにはもう満席で、席待ちのグループが何組か。
厨房を見てみると活気があります。
若手料理人が中心に見えましたが、皆んな表情が明るいのは評判の良い人気店で働く自信からかな。
店を出ると、目の前には洋菓子の「武蔵野菓子工房」。
こちらも系列店。
抗いがたい強い吸引力を感じる店の配置です(笑)
武蔵野茶房さんのケーキは、甘さはキツくないけどボテッとした形のケーキが多いのですが、ここのお菓子は可愛らしくて都会的な外観です。
もう満腹ですけど、家に帰る頃にはケーキ一つくらい食べれるだろうと、一人一つづつお買い上げ。
なかなかの幸福感を感じる田無駅北口での食事となりました。