高麗川駅裏の「そば茶房 遊蕎」で蕎麦ランチの後、いつもの事ながら食後の珈琲が飲みたくなりました。
遊蕎さんでも珈琲は飲めるのですが、市内に久しぶりに行ってみたい喫茶店があったので、再び車で移動。
向かったのは日高市田波目の「自家焙煎珈琲 Julian(ジュリアン)」さん。
以前、弓削田醤油に買い出しに行く途中、偶然見つけた喫茶店です。
お店は県道の田波目交差点から北に曲がってすぐの場所なのですが、周りは全く何もないようなところで、何故ここで喫茶店をやっていけるのか?サッパリ解らないような立地。
着いてみると駐車場は8割ほど埋まっていて、どうやらまだまだ人気店のようです🎵
入口のボードを見ると、本日は「濃いめのブレンド」がオススメとのこと。
店内に進むと、奥の大テーブル以外は、二人用テーブルが一つ空いているのみ。
なかなか繁盛しています。
カウンター向こうの壁一面に、様々なデザインの珈琲カップが並べられているので、今回はどんなカップで淹れてくれるのか楽しみ。
窓の向こうにはイングリッシュガーデン調の庭が広がっていて、時期的に咲いている花は多くはありませんが、雰囲気は最高、癒されます。
以前から自家焙煎珈琲☕️の専門店でしたが、珈琲の提供は砂糖・ミルクのない☕️ブラックのみの提供に変わったようです。
お客さんの好みは色々あるでしょうに、思い切りましたね。
メニューをみると、ブラックが苦手な方のために、カフェオレやウイナーコーヒー、紅茶やココアなどは用意されています。
「本日のコーヒー(又はアイスコーヒー)と手作りケーキのセット🍰(900円)」が気になって、ケーキは何があるのか聞いたところ、後ろの保冷棚にある4種類から選べるとのこと。
そう言えば、前回来た時もそんなスタイルでしたね。
「焼きプリン」と「チョコレートムース」で迷っていると、「チョコレートムースに自信があるからどうですか?」とのことだったので、それを注文。
珈琲は、本日の珈琲である深煎りの「濃いめブレンド」。
チョコレートムースは、食べてみるときめが細かくて、なるほど美味しい。
コーヒーも苦味はあるものの、口の中でもてあますような強い苦味ではなく渋さもないので、ケーキと一緒ならブラックでちょうど良いくらい。
妻殿の注文した「にんじんケーキ」も、上のチーズケーキが柔らかく滑らかな口当たりで、丁寧に作っていることを感じさせられる美味しさ。
美味しかったので、お土産用の珈琲豆を「濃いめのブレンド」と「やわらかブレンド」の2種類、追加で購入しました。
待っている間、テラス席から外に出て、お庭を散歩させてもらいます。
楓の葉の色のグラデーションが綺麗で、目を惹きます。
外はもう寒いので、さすがにテラス席を利用している人はいませんね。
前に来た時にいた山羊🐐さんはまだ元気かな?と探すと・・・いました♬
元気どころか角が立派になって、すっかり大人の風格になってました!!
でも、人懐っこいのか?退屈しているのか?、柵の近くに立つと近くに寄って来てくれます。
なんか可愛いぞ(笑)
物欲しそうにな顔にも見えるので、落ちている柔らかそうな草の葉をあげると、ムシャムシャ食べてくれます。
ただ、ここの庭の草は、どれが花を咲かせる草花か私には見分けがつかないので、気軽に毟ることができません。
こんな花が咲く草かもしれませんからね。
そうすると、千切れて落ちている美味しそうな葉っぱって、あまりないですね。
不味そうな硬い草や葉は食べさせたくないですし。
でもまぁ、ひとしきり遊ばせてもらって、山羊君の方も退屈しのぎになってくれたかな。
秋の庭をちょっと歩いて、喫茶室に戻ります。
戻ると、持ち帰り珈琲豆の準備もできていました。
これで家でも暫く楽しめます。
ここの焙煎豆は、表面にヌラヌラと油がまとわりついているようで、吃驚するくらいの艶があります。
自宅で素人ドリップで淹れても、いろんな風味が口に広がって来て独特な味が楽しめます。
オススメ。
数えてみると、早いもので5年ぶりの訪問。
店は外観も内装も変わらず相変わらずの繁盛店でしたが、珈琲提供のスタイルは変化し、山羊も立派な大人に成長していました。
「諸行無常」と言うべきか、いや「士三日会わざれば刮目して見よ」ってところでしょうか。
【自家焙煎珈琲 Julian】(ジュリアン)
■所在地 埼玉県日高市田波目779-4
■営業時間 10:00〜19:00(L.O.18:30)
■定休日 毎週水曜日、第1、第3火曜日
■駐車場 あり