自家焙煎珈琲ジュリアンで食後の珈琲を楽しんだ後、近くに自称“日本一美味しい”たかはしたまごさんがあることを思い出しました。
ジュリアンさんからは車で3分の距離。
県道74号の田波目交差点を南側に入って直進、大きな産業団地の一角に鶏舎と直売店があります。
「萌味たまご」と「金印たまご」の2種類があって、高い方の「萌味たまご」は10個パックで1,350円。
スーパーで売っている卵の5倍以上の値段ではありますが、値段以上に味が別物。
黄身の色と弾力、白身もお皿に落とした時の盛り上がり方が普通の卵とは全く違います。
生で食べるのが一番ですが、せめて半熟くらいで食べないと勿体ない!
一個150円程度で幸せな気分になれるのだから、「安い」とさえ思えます。
【たかはしたまご】
■所在地 埼玉県日高市旭ケ丘9番地
■営業時間 10:00〜にわとりさんが休むまで(?)
続いて飯能市内まで戻り、「大里屋本店」へ。
明治時代後期創業、このエリアの老舗和菓子店です。
店があるのは、市内中心部からは西へ外れた名栗街道沿い。
各種和菓子を取り扱っていますが・・・
ここの名物は何と言っても「四里餅」(しりもち)。
ユニークなネーミングですが、薄い小判形の大福餅で、粒あんとこしあんがあります。
昔、飯能産の木材を名栗川を筏に組んで下流に運んでいた筏師たちが、名栗四里の急流を餅を食べながら尻もちをつかずに乗り切ったことが由来だとか。
地元では人気のお菓子で、賞味期限が短いこともあって、午後には売り切れていることもあります。
この日も、こしあんは既に売り切れ。
私は粒あん派なのでOKです。
あんの甘さは、クドくない程度にシッカリ。
どちらかと言えば上品な部類か。
お餅の部分は柔らかで、食べやすいので3つや4つはすぐ食べてしまいます。
お餅が硬くなるので、賞味期限は当日中。
日持ちがしないので、配って回るお土産物には不向き。
自宅で食べる分には、翌日硬くなったらオーブンで少しだけ加熱すると柔らかくなります。
その分、逆に飯能の地元に根付いた特別感があります。
飯能を代表する和菓子と言えましょう。
【大里屋本店】
■所在地 埼玉県飯能市永田453
■営業時間 8:30-17:00
■定休日 月曜
■駐車場 あり
今回は買い置きがまだあったので寄らなかったのですが、近辺には醤遊王国の弓削田醤油さんもあります。
珈琲豆、たまご、餅菓子、醤油と、お土産物ショッビングもできて楽しいドライブエリアなのです。