中央自動車道方面に遠出すると、帰りがけに寄って行きたくなるホテル、
『フルーツパーク富士屋ホテル』で、またまた一泊してきました。
箱根の老舗ホテルとして有名な、富士屋ホテルの系列。
山梨市北方の丘の上、釜無川フルーツ公園の一角にあって、富士山と甲府盆地の夜景を眺められる、景色の良いホテルです。
この日は曇りがちで、手前の山の向こうにあるはずの富士山が見えなかったのが残念。
まぁ、そんな日もあります。
ちなみに、山梨県は果物の生産が盛んで、この丘の周りにも果樹園が広がっています。
富士山は見えなくても、余程の悪天候でなければ、甲府盆地の夜景は見られます。
夜ともなれば、ご覧の通り。
新日本三大夜景の一つだそうです。
こちらのホテルは、富士屋ホテルの系列だけあって、夕食もなかなかのもの。
西欧料理、日本料理、鉄板焼きのレストランが揃っています。
今年の春には、客室とともにレストランもリニューアルしたようで、その際に、以前あったチャイニーズレストランのスペースに西欧料理レストランが引っ越したようですね。
この日の夕食は、その2階に引っ越しした、『西欧料理 ラ・コリーナ』で。
以前は1階のカフェスペースと場所を共有していて、両壁がガラス張りで開放感があったのが特徴的でしたが、普通のホテルのレストランって感じになりましたね。
リニューアルして間もないので、調度品も新しくて綺麗だし、落ち着いて食事のできる雰囲気だとも言えます。
照明はやや暗め。
グレイスワインがあったので、グラスで注文しました。
照明の向きを、もう少し料理の置かれる位置に向けて調整してくれると、料理やワインの色が引き立つんですけど、ちょっと暗いですね。
これから徐々に調整していくのかな?
コース料理の方は、
まずは、アミューズ。
ホタルイカが旬ですね。
次に「甲斐サーモンのマリネ」。
「フォアグラのソテー」。
フォアグラって、庶民にとっては、あるだけで有無を言わせぬ高級感をもってますね(笑)
「新ジャガイモのポタージュ」
パンはこんな感じ。
「アイナメとホッキ貝と野菜のフリカッセ」
アイナメも旬の白身魚で美味。
いよいよメインの「牛フィレ肉のグリル わさびクリームソース」。
コゴミやタケノコといった春の山の幸が添えられています。
やはり胃腸は年を誤魔化せないようで、牛肉もこういう赤身肉の方が美味しく感じます。
最後に、果樹園に囲まれた“フルーツパーク”っぽく、『フルーツデザート』。
イチゴのムースにバニラアイス、周囲をベリー系の果実で縁取り。
甘さもクドくなくて、美味しくいただきました。
全体に、フランス料理のようにコッテリしたソースでの味付けではなく、薄味で素材の持ち味を引き出すような料理でしたね。
旬の素材で季節感もあるし、料理の彩りもある。
満足のいく食事となりました。
食後は散歩がてら、階段を一階におりて、
直ぐ外のデッキから夜景を眺めました。
晴れて星空まで見えていると、もっと綺麗なんですけど、こんな曇り空でも十分見事な夜景です。
さて、翌朝の朝食は、1階の「カフェ ベラヴィスタ」で。
以前は、『ラ・コリーナ』もこの場所でした。
ここもリニューアルして、調度品が入れ替わりましたね。
椅子は座り心地が良くなったかな。
テープルも、陶板がはめ込まれた、カフェっぽいものに。
ここの朝食でのお気に入りは、健康的に新鮮野菜もりもりの「サラダブレックファースト」。
山梨県は、高原野菜の産地でもあります。
この朝食を食べるのも、ここのホテルに泊まる楽しみの一つになっています。
フルーツパークですから、朝からフルーツのデザートも付いてきます。
ごちそうさまでした。
超高級ホテルではありませんが、ホテルスタッフの物腰も丁寧でソツがない。
気後れしない程度に、“ちょっと贅沢なホテル”という雰囲気が、居心地良く感じます。
今回の宿泊も、満足のいくものとなりました。
さて、もうひとっ走り、高速にのって多摩に帰るとします。
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