東京近郊に支店が多い、北海道ラーメンの「味源」さん。
固めでモチモチの黄色い縮れ面と、ニンニクの効いたコッテリ目のスープが特徴です。
ラーメン好きを自認する人たちに「味源のラーメンが好きだ」などと話すと、
「味覚障害者」扱いされると聞いた事があるのですが、正直言って私は好きです(笑)。
ただ、各支店ごとに、味付けが微妙に違う気がするのと、店毎に独自メニューがあったりするようです。
ここ、小作駅北口の「味源」小作店さんは、10年以上前、近所に住んでいた頃によく通った店です。
主にニンニクが効いた味噌ラーメンを食べに来ていたのですが、その頃「新メニュー」として登場した「支那そば」が意外に旨くて気に入っていました。
今回、久しぶりに小作駅まで来る機会があったので寄ってみました。
10年振りの訪問です。
場所は、JR青梅線小作駅北口から徒歩5分程の幅の広めな市道沿い。
マンションの一階スペースを3軒の飲食店で分け合ってます。
駐車場も、店頭の案内によれば道の向かい側にあるようですね。
私は、駅前のコインパーキングに停めてしまいましたが。
店内は、カウンター席のみ。
よくある小さなラーメン屋さんのつくりです。
メニューを見ると、まだありました。
「支那そば」600円。
10年前も確かこんなビジュアルでした。
透明感のある醤油スープ。
浮いている刻み玉ねぎは、八王子ラーメン的。
昔から玉ねぎが入っていたかは、記憶が不鮮明ですが。
でも玉ねぎも、量が多いと味が壊れる気がするのですが、この位の量だと丁度良い甘みがでますね。
麺はやや縮れた細麺。
あっさり目なこのスープには合います。
トッピングは、薄めのチャーシュー、海苔、メンマのみ。
シンプルで、まさに支那そばって感じです。
こういう、鶏ガラと魚介の出汁の旨味を感じるシンプルなラーメンには、昔から惹かれます。
しかし10年振りに来てみると、椅子が随分くたびれてきましたね。
時間の流れを感じます。
店主も替わったのかな。こんなに若くなかったような?
それと、スープの塩気がこんなに強かったかな?
もう少し薄味が好みなんですがね。
まぁ10年振りなんで、自分の味覚が変化したのか、店主や客の好みで変化してきたのか分かりません。
最近は暴力的に暑い日が続いていますから、塩分も必要ですし、まぁ良しとしますか。
何れにしても好きな系統の味の、懐かしいラーメンを味わえました。
ごちそうさま。
『味源 小作店』あじげん おざくてん
所在地 東京都羽村市小作台1丁目7−3
営業時間 11:30〜14:30 18:00〜26:00
定休日 日曜
駐車場 有り
最寄り駅 JR青梅線小作駅