通称「東大和ラーメン街道」の一角にある『元祖長浜大学ラーメン』さん。
10年くらい前に開店して以来、この近辺では本格的な長浜ラーメンの店として、すぐに人気となったラーメン店です。
夕食を一人でとることになったこの日、空腹だったためか?何だか無性に豚骨ラーメンが食べたくなったので行ってみました。
店の住所は東大和市清原。
最寄り駅は、西武拝島線の東大和市駅になりますが、歩くと15分程度かかります。
駅から歩くにはちょっと遠いですね。
駐車場は、通りの向かい側に数台分用意されています。
ただ、夜は暗いので入り口を見落としやすいし、砂利敷きで駐車スペースの枠が見ずらいのが難点。
それでも夜なら駐車場も空いているので、停めやすい。
車で出歩いている時には便利なので、つい立ち寄ってしまうお店です。
外観は、小さな掘っ立て小屋。
長浜ラーメンっていうと屋台のイメージがあるので、そのイメージ通りですね。
店内に入ると、コの字型に並んだカウンター席のみ。
店員さんは厨房に一人、フロアに一人という態勢。
平日21時前の入店で、先客は一人、後から二組といった混み具合。
イメージ戦略で敢えてそうしたのか?本当に安普請なのか?分かりませんが、屋台的な作りの店内。
でも不潔な感じではありません。
隅にレトロ感のあるストーブもあるので、寒くはなし。
ちゃちゃっとラーメン食べて、空腹を満たそうとしているだけなので、そこそこ美味くて大混雑もしてなければ、十分オーライです。
メニューを見ると、基本となる「ラーメン」と「つけ麺」に、トッピングとサイドメニューを選ぶという構成。
そもそも長浜ラーメンに“つけ麺”っいうイメージがなかったし、外は寒いし、空腹だし・・・ということで、
「チャーシューメン」(900円)に味玉(100円)をトッピングして、計1,000円ピッタリでオーダーしました。
登場したラーメンの外観は、濁った豚骨スープに胡麻が浮いて、他には海苔・クラゲ・ネギがトッピング。
紅生姜はテーブルからお好みで。
本場で豚骨ラーメンを食べたことはありませんが、関東人がイメージする通りの博多ラーメンの姿でしょう。
スープは、いかにも脂が強そうですが、飲んでみると思いのほかサッパリしています。
麺も長浜ラーメンとして正しく極細のストレート。
私としては、今そんなに忙しくしていないので、もっと太くて風味のある麺を茹でてもらったほうが好みなんですが・・・。
まぁ看板に長浜ラーメンと書いてあるのだから、「いやなら他の店に行け」ってことですよね(笑)
この細麺は確かにスープとよく絡むので、これはこれでオーケーです。
チャーシューは薄切り、柔らかくて脂の旨味を感じるタイプのもの。
スープに浸してから、麺を巻き込むようにして一緒に食べるとかなり美味。
つい、スープまで完飲してしまいました。
しかし、あっさりしているようでいて、後になると胃もたれしてきました。
豚骨の脂はシッカリ効いているようです。
私の虚弱な胃腸には、やっぱり東京風さっぱりラーメンの方が合うようです。
それでも、胃腸の耐性と味覚的好みは必ずしも合致するとは限らない訳で・・・
いつかまたきっと、無性に食べたくなるに違いない長浜ラーメンの店なのです。
【元祖長浜大学ラーメン】
▪️所在地 東京都東大和市清原4-10-10
▪️最寄り駅 西武拝島線東大和市駅 徒歩15分
▪️営業時間 11:30~15:00 18:00~22:00
▪️定休日 月曜日 火曜の昼は休み
▪️駐車場 道の向かいに7〜8台分有り