小平市学園東町にある四川料理専門店、「招来川菜館」(しょうらい・せんさい・かん)での夕食。
なんて読めばよいか?意味も含めて分かりづらい店名ですが、
“しょうらい”という名前の、
“せんさい”=四川料理の、
“かん”=レストラン、なんだそうです。
四川料理といえば、広東、北京・上海と並ぶ四大チャイニーズの一つで、唐辛子と花椒による痺れるような辛みが特徴。日本人にとっては、麻婆豆腐や坦々麺などの料理が親しまれていますが、その辛味が苦手な人も多いので、他の三大料理と比べるとメジャーな存在にはなりにくい料理分野。
そんな料理の専門店が、なぜ、小平にあるのですかね?
最寄駅は、西武多摩湖線の一橋学園駅。
駅北口を下車したら、目の前の学園中央通りを右へ進み、そのまま歩いて約3分のところに店はあります。
駐車場は、道路を挟んで店の向かい側に、4台+軽1台分が用意されています。
週末などは早めに満車になってしまいそうなので、その時は、周辺のコインパーキングを探して駐めましょう。
この日は、駐車スペースの最後の1台になんとか滑り込んで、入り口に向かいます。
何だか読めるような読めないような漢字が書かれた看板が並んでいますが、超訳すると「準備万端 熱烈歓迎」ってことでしょう、きっと。
予約しなくても平気だったか心配になるようですが、個室での会食を希望しなければ大丈夫ですし、心配なら早めの時間に到着すれば、なお安心。
値段が高いんじゃないかとも心配になりますが、それは“ちょっとだけ”高いです。(笑)
店内には、中央にカウンター席が並び、両壁側がテーブル席というレイアウト。一人で来店しても気兼ねなく座れそうです。
チャイニーズのメニューは、いつ見ても目移りして、選ぶのに迷ってしまいます。
肉料理、豆腐料理、麺・飯、点心と並びます。
辛さを唐辛子の数で示してくれているので、四川料理らしい辛い料理に、口直しに辛さ控えめの料理を組み合わせる良いんじゃないかな。
この日は、鶏肉料理、点心、飯類そして、スープ代わりの麺類から選んでみました。
まずは、以前も食べたことがあってお気に入りの四川よだれ鶏(1,600円)。
骨ごとぶつ切りにして茹でた(蒸した?)鶏肉が、辣油のタレにつけ込んであります。
辛さをヒーヒー言いながら我慢して、骨の周りの肉をしゃぶると、こりゃあ旨い!
続いて、妻殿の好きな点心類、小龍包(400円)と四川餃子(900円)。
小龍包は辛くありません。そもそも小籠包は上海料理ですから。
四川餃子は蒸し餃子となっていて、こちらはタレが辛くて、如何にも四川の味わい。
こちらはカニ炒飯(1,000円)。
しっとりとした、普通のチャーハンですね。口直しにちょうど良い。
店の名前を冠した、招来麺(1,200円)。
取り分ける前の写真は撮り忘れました。
あっさり塩味の海鮮麺ですので、これも辛い料理を食べながらだと口がさっぱりします。
具材は豪華、スープも海鮮の旨味があって美味しい。
でも、麺は日本に数多ある人気ラーメン店の、小麦の味が凝縮されたような麺と比べると平凡な味かな。
あくまで具材とスープが主役で、麺はそれを邪魔しない味にしているのかもしれませんが。
はい、もう満腹です。二人分の量としては、ちょっと欲張り過ぎました。
だって、メニューを眺めるといろいろ食べてみたくなるのだもの(笑)
トイレは2階とのことなので階段を上がると、調度の整った個室が並んでました。会食にも使えます。
この周辺には他に四川料理の専門店は見当たらないし、店の雰囲気も良い。貴重な存在のお店です。
注文した料理を見れば分かるように、辛すぎるものは苦手なんだけど、今度は麻婆豆腐でも頼んでみようかな。
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招来川菜館
東京都小平市学園東町1-4-28
■平 日 11:30~15:30(l,o,15:00) 17:00~22:00( l,o,21:30)
■休祝日 11:30~21:30(l,o,9:00)
定休日 年末年始