先日、少人数のささやかな忘年会がありました。
やっぱり冬は「鍋」でしょう。折角なので普段あまり食べない種類の鍋で、当然旨いもの・・・ということで「鴨鍋」なんて良いかなと。
ネットで検索してもらったら、鴨鍋をだしてくれる店がヒットしました。
福生駅西口、手打そば 『喜郷』(ききょう)さんです。
◎アクセス
JR青梅線の福生駅 西口から商店街を通って、徒歩5分くらい。
駐車場も、道の向かい側に3台分あるようです。
◎外観
マンション1階の店舗スペースの一角にあります。大きな店ではありません。
蕎麦打ち場が外から見えて「手打ち」をアピールしています。
白壁と木目が基調の外装が上品です。
お薦めメニューの看板があるので、初めて来ても価格帯が事前に分かって安心です(笑)。
また、それらの看板が敷地からはみ出さずに、きれいに並べられているので好印象を持てます。
◎店内の様子
カウンターが4席とテーブル席が12人分。
写真手前方向に、宴会に使える小上がりもあり、そちらを使わせて頂きました。
掘りこたつ式で8〜10人分位の広さです。
全体にシンプルな和モダンの内装で、清潔感あり。
蕎麦粉は石臼引きなんですね(左下写真)。こだわりを感じます。
◎メニュー
メニューを見ると、正統派そば店のラインナップを一通り揃えています。
うどんもあるんですね。
季節物のメニューをプラスして、変化をつけています。
その中でなんといっても目を引くのが、今回の目的の「鴨なべ」ですね。
あまり大きくないお店です。
宴会で使うなら事前にコース料理を予約したほうが良さそうです。
◎料理とお酒
さて、今回は「鴨なべ」があることだけ確認して、あとはアラカルトで注文しました。
右上「自家製鴨ロース」980円
=白髭ねぎを鴨肉で巻いて食べます。鴨肉が軟らかい。網焼きであぶっているので香ばしさがあって、コレ絶品です。
中上「揚げ出しそばがき」700円
=そばがきの「揚げ出し」というのは初めて食べました。カツオ出汁がよく香ってます。軟らかい食感で出汁とも良く合って美味しい。
左上「穴子てんぷら」780円
=時間がかかったお詫びだそうで、野菜天をサービスしてくれました。ばらばらに注文してしまって、かえってスイマセン。
お酒は・・・
右上「芋焼酎くじら 蕎麦湯割り」550円
=芋焼酎とそば湯の香りがマッチしてます。普通のお湯で割るより口当たりが良い。
左上「黒龍 純米吟醸」850円
=嫌な雑味も、妙なアルコール臭さも感じない、スッキリした本物の純米吟醸酒。さすが黒龍さん。
では、本命の「鴨なべ」一人前1500円を・・・
生の鴨肉がでてきました。「しゃぶしゃぶ」なんですね。
出し汁に、ネギ・水菜・椎茸といった香味野菜と鴨のつくねを入れて、煮立たせます。
鍋に旨味がしみ出て来た頃、鴨肉をしゃぶ・しゃぶ・とすると・・・
出来上がりです。
鴨肉、値は張りますが、軟らかくて、クドくない旨味があって、美味しゅうございました。
締めは、鴨の旨味の残った出し汁に、蕎麦をくぐらせて頂きます。
締めたはずですが、なんだか普通のせいろ蕎麦も食べたくなりました。
「せいろそぱ」750円です。
細麺ですが、コシもそこそこあります。
もう酔っぱらってましたが、この出汁がまた絶品。
まろやかで、醤油とか味醂とかの味の尖ったカドが取れていて、蕎麦によく馴染みます。
隣で食べてるのを見て、つい旨そうなので追加注文。
「牛乳プリン」300円。
あんこまでトッピングされているので、誘惑に負けました。
今度こそ締めです。
ごちそうさまでした。
◎まとめ
うーん、みんな美味しくてレベルが高い。
何を食べてもガッカリすることがない。
今度は酔っぱらってない昼間、きちんと蕎麦を味わいに来てみたいですね。
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手打そば 喜郷(ききょう)
東京都福生市本町72-2
営業時間
【 昼の部 】 11時半~14時半 ラストオーダー
【 夜の部 】 17時半~20時半 ラストオーダー
定休日 木曜日
ホームページ http://ww61.tiki.ne.jp/~h-skh2001/index.html