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【心蕎人さくら】@府中市天神町〜趣味の良い人気そば店

 


休日の午後、府中市郊外を車で移動中に昼飯時となりました。
駐車場付きで美味い手打ちを食べられそうな蕎麦屋として、以前から気になっていた店に寄ってみることにしました。
府中市天神町にある『心蕎人さくら』さんです。
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最寄り駅はJR中央線の武蔵小金井駅になりますが、駅から歩くと30分以上かかりそうです。
中央線と京王線のちょうど中間の位置にあるので、どの駅からも遠いですね。

車で行くなら、小金井街道の浅間町交差点を西へ曲がって直ぐのところ。
駐車場は、細い路地を挟んで店の東隣に4台分用意されています。
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ちょっと狭苦しい駐車場ですが、徒歩圏以外の方なら車で行くのが便利でしょう。


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店は、青いタイル張りのマンションの一階部分。
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お金をかけすぎない範囲で、和モダンに設えたという雰囲気。
敷居が高すぎないので、臆せずに入りやすいお店です。

店内に入ると、ガラス越しに蕎麦打ちスペース。
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傍らには本日のそば粉の産地が表示されています。
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せいろは「常陸の新そば」ですか。如何にも美味そうです。

席は、二人用から四人用のテーブルが合わせて4つ。
小上がりには、二人用、四人用、6人用の座卓がそれぞれ一つづつ。
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大きな店ではありませんね。

コンクリート打ちっ放しの床や、壁にディスプレイされた蕎麦猪口に趣味の良さを感じます。
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店の隅には何やら高価そうなスピーカーが置かれていて、控えめな音量でジャズが流れています。
ご主人は、いろいろ趣味や拘りを持った方のようですね。

休日の13時半過ぎと、遅めの入店だったのですが、店内はほぼ満席。
花番さんに、最後に残った二人用の座卓席に案内してもらえました。

地元に根付いた人気店のようです。


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初めての店なので、まずは冷たい蕎麦を食べてみたいところ。
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手打ち蕎麦店としては、標準的な価格設定とメニュー構成ですかね。

「冷やしにしんとろろ」なんてのに心惹かれましたが、オーソドックスに
「天せいろ」(1,500円)を注文してみました。
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白磁の蕎麦汁入れに、一見塗り物のような真っ赤な蕎麦猪口が印象的。
白磁の器がちょっと不安定ですが、シンプルで洒落た食器使いですね。

肝心の蕎麦は、瑞々しくてツヤのある細切り。
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新そばらしく色が薄緑色で美しい。
腰のある蕎麦です。
店主のしっかりした技術を感じます。
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テーブルに置かれた岩塩をかけて食べても美味しいですね。
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天ぷらの方は、海老と舞茸と季節の野菜。
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薄めの衣で、カリッとした食感に揚がっています。
ちょっと独特な揚げ方かな。
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妻殿の注文した「穴子天」はこちら。
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蕎麦湯は、粉を溶かしてトロみをつけたもの。
多くの客が喜ぶであろうポイントを、しっかりと押さえてありますね(笑)。
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人気店になるのも納得できます。
そんなこんなで、美味しいお蕎麦でした。


余談ですが、帰宅してから某巨大口コミサイトを見てみると、接客にたいする不満の書き込みがチラホラ見られますね。

そういえば、店の壁に「少人数でやっている店なので、混雑時にはいろいろご容赦・・・」(うろ覚え)みたいな貼紙がありました。

つっけんどんな接客に感じる人もいるのでしょうけど、多分忙しくてテンパっるだけじゃないかな。

接客業の経験が長ければ、うまく熟るのでしょうけど、家族経営のようですし。

ちなみに、私が白磁の汁入れを倒してしまった時に(m(_ _)m)、なにも言う前からサッとお絞りを持ってきてくれました。
客席にできるだけ気を配ってくれているようですよ。

まぁ、私はどちらかというと静かで空いている店の方が好きなので、人気がなくなってくるようなら喜んで通わせてもらいますけどね(笑)


【心蕎人さくら】しんきょうじんさくら

▪️所在地   東京都府中市天神町4-30-17
▪️営業時間  11:30~14:30(L.O) 17:30~20:30(L.O)
▪️定休日   月曜
▪️駐車場   有り(4台)



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