西武池袋線ひばりヶ丘駅南口の日本料理『竹むら』さん。
休日遅めのランチタイム。
店先を通りかかると、掲げられていた和食膳のランチメニューが、あんまりに美味しそうだったので、そのままフラフラと暖簾をくぐってしまいました。
「竹むら」さんの所在地は、西東京市ひばりヶ丘一丁目。
最寄り駅となる西武池袋線ひばりヶ丘駅からは、パルコや西友がある南口側に降りて徒歩4分ほど。
駅前通りを南に進み、りそな銀行銀行の角を西へ曲がった路地の先にあります。
鄙びた感じの路地なのですが、同じ並びには以前紹介した日本蕎麦の「柳屋」さんや、
ブルーマウンテン専門の珈琲豆販売店など、ちょっと寄ってみたくなるような店が点在していて、思いの外魅力的な一角。
店の駐車場はないようですが、周辺にコインパーキングはあります。
それほど大きくはない、昔からある横丁の割烹といった風情。
ふぐ料理もやっているようだし、日本料理店ってそもそも敷居が高いので入るのに躊躇してしまうのですが、ランチの御前セットがなかなかにリーズナブルな価格設定だったので、店に入る勇気が湧いてきました(笑)
店内には、カウンターが数席と
作り付けのテーブル席が4卓。
二階には宴会用の座敷席もあるようですが、それにしても大きな店ではありません。
居抜きでそのまま蕎麦屋にしても良いような、いかにも和食の店といった内装で、高級感まではありませんが町の老舗の料理店らしい歴史を感じます。
ランチで来るなら、このくらいの雰囲気の店のほうが居心地が良いですね。
ランチの御前は、「お刺身御前」と「焼き魚御前」、「角煮御前」の三種類。
魚好きなもので、ビジュアルが魅力的で価格もリーズナブルだと感じた
「焼き魚御前」(1,300円)を注文してみました。
焼き魚の他に、刺身の小鉢が付いてくるのが嬉しい。
満足感がアップ↑↑です。
お吸い物も彩りが綺麗で、盛り付け方を見てもここは定食屋ではなく、日本料理店なんだなと感じます。
値段の割には、ちょっとリッチで優雅な気分。
焼き魚は、春らしくサワラ、イサキ、それにサケの3種から選択可能でした。
照りがあって食欲をそそる焼き上がりで、脂がのって身の柔らかい鰆は上品な美味しさ。
旬の魚を選んで仕入れているようなので、焼き魚を食べに季節ごとにリピートしてみたくなります。
大変美味しゅうごさいました。
美味しい焼き魚御前が食べられて、敷居があまり高くない店って結構希少ですよね。
近所の「柳屋」さんが暖簾を丁度下ろすような時間帯に行ったせいか、混雑もしていなくてすぐ座れましたし。
美味しくて、混雑していなくて、居心地が良い店ですので、私の飲食店選びの基準からするとポイントの高い店です。
気に入ったので、帰宅してからネットで検索してみると、ここの「角煮」も評判だとか。
これも食べてみる必要がありそうです。
ひばりヶ丘駅周辺に何かまた用事を作ってでも、またランチに来たくなるような店なのでした。
日本料理『竹むら』
▪️所在地 東京都西東京市ひばりが丘1-8-1
▪️最寄り駅 西武池袋線 ひばりヶ丘駅 南口徒歩4分
▪️定休日 月曜日
▪️駐車場 なし