四季を問わず、体にエネルギー不足を感じた時には俄然食べたくなるのが鰻。
値段が高騰したままなのがネックですが、西武新宿線の沿線に持ち帰り専門で、価格がリーズナブルな鰻店があると聞いて立ち寄って見ました。
西武柳沢駅北口、うなぎ『浦安』さんです。
🌀アクセス
うなぎ浦安さんの所在地は、西東京市保谷町3丁目。
最寄駅は西武新宿線の西武柳沢駅。
昭和の時代のまま変わらずに取り残されたような北口側に降り、そこから歩いて2分ほど。
日中は車両通行止めとなる、すぐ北側の富士街道に出たら、東に曲がって歩いてすぐのところにあります。
探せば周辺にコインパーキングもありますが、道が狭くて分かりづらいので、車よりは電車での訪問が便利となる立地です。
富士街道沿いのこの商店街も往時はもっと賑わっていたのでしょうが、新青梅街道沿いのスーパーなんかに客足を奪われたのか、漂う寂寥感は否めませんが、レトロな雰囲気で味はあります。
私は人混みが嫌いなので、このくらいの寂れ方をした商店街の方が歩いていて楽しいです。
🌀外観と店内の様子
お店は築50年は経っていそうな木造モルタル二階建て。
持ち帰り専門ですから店内は調理場のみで、店頭で注文するシステム。
鹿児島県産の鰻を使用していて、蒲焼は大きさによって1,150円から2,300円(税別)までありました。
これに150円プラスするとご飯を加えて「うなぎ弁当」にしてくれますし、さらに150円プラスすると肝吸いも付け加えられます。
安めの蒲焼きなら2,000円足らずで国産の鰻弁当にありつけるのですから、お買い得感が高い!
・・・とは言っても注文時になんとなく見栄を張ってしまって、1,600円の蒲焼きに肝吸いを付けてお弁当にしてもらったので、わずかに2,000円オーバーとなりました。
それでもお値打ち。
注文は店主の息子さん(?)が丁寧に説明しながら受けてくれていて、対応には好印象を持ちました。
注文を終えると、鰻が焼き上がるまでしばらく待つことになりますが、店の中では店主(かな?)さんが鰻をせっせと捌いています。
蒲焼はガスではなく、しっかり備長炭で焼いている本格派。
ほぼ焼きあげてある蒲焼きの最後の仕上げ焼きのみなので、待ち時間は10分あるかないかくらい。
こんなビニール袋に入れて渡してくれます。
早速持ち帰って開封すると、タレに山椒、肝吸いセットと割り箸付き。
ご飯と蒲焼きには、あらかじめタレが回しがけされていて、漬物が添えられていました。
近くの都立公園なんかで食べるなら、肝吸いにお湯を入れもらうことも可能。
味としては、ふっくら柔らかで、蒸し方なのか脂もキツくなくて、あっさりと上品な味わい。
変な臭みや勿論小骨なんかはなく、さすが職人が割いた国産鰻。
ちょっとした贅沢ランチとして、大満足いたしました♪
隣の田無駅近くには、やはり価格リーズナブルな「坂平」さんがあるので、この辺りは、店内で食べるなら「坂平」、持ち帰るなら「浦安」なんて使い分けができるエリアとなっています。
全く羨ましい。
うなぎ『浦安』
■所在地 西東京市保谷町3-10-17
■営業時間 11:30-20:00
■定休日 水曜日
■最寄駅 西武新宿線西武柳沢駅 北口下車徒歩2分
■駐車場 なし