夏のバーゲンのお知らせハガキに吊られて、小淵沢リゾートアウトレットに立ち寄った後、ランチはお隣の長野県富士見町まで足を伸ばして、海鮮料理「磯五郎」さんでとることにしました。
五月の連休の際に初訪問して、海のない長野県内でこんな新鮮な海鮮料理が味わえるのかと、感動させられたお店です。
前回はテーブル席に座りましたが、今回は畳の座敷席に通されました。
座卓が八つありましたから、町の規模から考えると広い座敷をもつお店です。
雰囲気は、田舎の食堂と言うか、日帰り温泉の休憩室って感じ。
高級料理店が持つ、敷居の高さはありません。
ここのお店は、鯵や鯖といった青魚の料理を、比較的リーズナブルな価格で提供するのが得意のようですが・・・
今回は贅沢に、海鮮丼(1,800円)を注文。
小鉢、お新香、味噌汁が付いてきます。
丼を眺めると・・・いやぁ、漁師町の料理屋で食べるような、期待通りの贅沢海鮮丼。
うに、いくら、まぐめ、貝、蟹がタップリ載っています。
ウニは色艶から見ても、回転鮨屋で食べるようなベチョっとして臭みのあるウニとは全くの別もの。
マグロなんて赤身と言うよりは、ほとんど中トロ。
絶品です!
この店の中では高い方のメニューですが、この内容なら寧ろ「お買い得」。
こんな海鮮丼が、長野県内の普通の食堂で食べれるんですから、驚くやら嬉しいやら。
一方、連れの妻殿が注文したのは、『ざるそば(手打ち・自粉使用)』(900円)と、
二人で摘もうと『天ぷら』(1,300円)。
実はここに来る前に、「長野県なら蕎麦だろう」と、とある有名な蕎麦店に寄ってきたのですが、残念ながら混雑していたり、品切れだったりで断念。
考えることは、皆同じですね。
それでも蕎麦が食べたくなってしまったようで、この店の蕎麦も確か「自家製粉」の「手打ち」とメニューに書いてあったのを思い出したのでやって来たと言う訳だったんです。
蕎麦の味の方は、町の食堂の蕎麦としては十分、合格点なのですが、周辺の蕎麦専門店のものと比べると負けますね。
蕎麦だけが目当てなら、やはり名の知れた蕎麦専門店に行くべきでしょう。
ただ、ある程度の人数のグループで食事するときには、全員が海鮮好きであるとは限らないので、麺類のメニューなんかも揃えてくれていると入りやすいですよね。
天ぷら盛り合わせの方は、海鮮が旨い店だけあって、海老や鱚なども入って豪華版。
ボリュームもありました。
・・・美味しゅうございました。満腹です。
今回も感動的に満足いたしました。
お店に頂き物があったようで、食後にスイカをサービスしてくれました(笑)
なんだか、田舎の食堂って感じで、ホノボノさせられて良いですね。
このあたりは、清里や小淵沢、蓼科などの別荘地ほど観光客が押し寄せていません。
オシャレ感はありませんが、穴場の海鮮料理店です。
海鮮料理【磯五郎】いそごろう
所在地 長野県諏訪郡富士見町落合11227-166
最寄駅 JR中央本線富士見駅
営業時間 11:30~14:00 17:00~22:00(LO 21:30)
定休日 水曜日
駐車場 有り