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鎌倉プリンスホテル宿泊記〜圏央道で“いざ鎌倉”・江ノ島と富士山を眺めるホテル



昨年の3月、圏央道が東京都区間から茅ヶ崎ジャンクションまで開通したことで、多摩エリアと鎌倉・湘南エリアとの時間距離がグッと縮まりました。

どこでもインターチェンジの近くからなら、圏央道と新湘南バイパスを経由して江ノ島まで1時間程度で行けるんですから、便利になったものです。

圏央道の神奈川区間は、さしずめ現代版“いざ鎌倉!”の「鎌倉街道」といったところですね。
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せっかく便利になったのですから、週末を利用して優雅な湘南ライフ♬を味わおうと、七里ガ浜にある
鎌倉プリンスホテルで二泊してみました。
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最寄り駅である江ノ島電鉄七里ガ浜駅を利用すれば、江の島や鎌倉の中心部への便も良い、
全室オーシャンビューのホテルです。

初日は金曜日の夜に多摩エリアを出発し、途中で夕食を済ませた後、21時頃にホテルに到着しました。
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は敷地内にあるゴルフ場と共用の有料駐車場に停めます。
駐車券をフロントで処理して貰えば、滞在中は何度でも自由に出し入れできるというスタイル。
別途駐車場代が1,000円必要になります。


鎌倉プリンスホテルの客室は、江ノ島と富士山が正面に見える向きの部屋A(1,2階)と、相模湾が正面に見える向きの部屋B(3,4階)があります。
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まず泊まったのは、プール越しに江ノ島が正面に見える4階のツインルーム(A)
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ガラス窓が大きくて、ベッドがゆったりと配置されているスタイリッシュなお部屋です。
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やはり江ノ島が正面に見えるこのタイプの部屋の方が、料金はお高めになりますが人気があるようです。

バス・トイレ・洗面の造りは、一般的なホテルによくある、仕切りのない一体型のもの。
ホテルに大浴場もないので、のんびり体を休めると言うよりは観光の拠点として利用するための部屋と言えます。
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しかし、からの景色はなかなか見事。
七里ガ浜から江ノ島にかけての夜景が見わたせます。
翌朝、天気が良ければさらに正面に富士山も見えるはず。
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・・・だったのですが、あいにくの天気で富士山の姿は霞の向こう。
残念です(涙)
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二泊目は、相模湾が正面に見える向きの2階ツインルーム(B)に宿泊しました。
部屋のレイアウトはどちらのタイプもほぼ同じ。
荷物は外出中に運んでくれました。
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(B)の部屋からでも、若干向きは悪くなりますが江の島や富士山を見ることができます。

天気さえ良ければ下の写真のように、江ノ島越しの夕焼けに染まる富士山が見えるはずだったのですが・・・
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結局夜まで雨模様の天気で、パッとしない景色となってしまいました。(涙)
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それでも最終日の朝には、短時間でしたけど雲が切れて富士山が顔を出してくれました(喜)
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江ノ島もくっきり。
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下を見ると、七里ガ浜ではいい波がたっているらしく、サーファーが集まりだしました。
江ノ電の走る姿も見えます。
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朝にしろ夕焼けどきにしろ、天気が良くてクッキリと富士山が見えるようなら、部屋に籠っているだけではもったいない。
七里ガ浜まで降りて、浜辺から景色を楽しむべきでしょう。

このホテルには、丘の上にあるホテル棟のロビーから、下のバンケットホールまで行き来できる斜行エレベーターが付いているので、高低差はあっても気軽に浜まで降りることができます。
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バンケットホールまで降りたら、外の道路に出て、
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踏切の脇に入り口がある地下横断路を通り、線路と国道をくぐり抜けると、
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そこはもう七里ガ浜です。
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雲が切れていたのは短い時間で、また富士山は隠れてしまいましたが、いつかここから綺麗な夕焼けを見たいと思っています。


鎌倉プリンスホテルのレストランの様子も紹介します。

朝食は、レストラン ル・トリアノンでビュッフェ。
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大きなガラス窓からは、相模湾を眺めることができます。
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和・洋・デザートとも、朝食ビュッフェとしては品数が豊富。
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一押しは、目の前で焼いてくれるオムレツ
さすがに手慣れた無駄のないフライパンさばきで、暫し見とれるほど。
ちょっと見たくらいでは、真似まではできませんが。
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プレーン、チーズ、しらす、ミックスと選べます。
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個人的には羽釜で炊いたご飯に、湘南らしくシラスを山盛りにして食べるシラスごはんが一番のツボです(喜)

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ロビー階にあるのは、ラウンジ あじさい。
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特に景色が良いわけではありませんが、美味しそうなケーキが揃っています。
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選んだのは「イチゴのモンブランタルト」と
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「ストロベリーハート」。
季節柄、イチゴのケーキが多くなってます。
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ケーキセットのコーヒーは、お代わりもしてくれました。
色砂糖で書いた砂絵?が綺麗。型紙のようなものがあるのかな?
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美味しいケーキを食べてゆっくり出来ました。
極楽です(笑)

ディナーは、再びレストラン ル・トリアノンで。
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まぁ、たまにはチョッとおめかしして、小金持ちごっこをするのも楽しいものです。
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まずはアミューズから。
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次に、カニ入りパテ。
鮮やかな野菜の彩りです。
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この雑穀パンが美味しかった。
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これは、野菜の西洋風茶碗蒸しですね。
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ブイヤベース。
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目の前で仕上げてくれます。
こういう演出は楽しい。
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トルネードステーキ。
熟成させた赤身肉のステーキで、ホテルで食べるステーキの王道を行く美味しさ。
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最後に選び放題のデザートワゴン。
でも、もうそんなには食べられません(笑)
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二食付きの宿泊プランで予約したのですが、7千円相当の夕食なんだそうです。

驚きや感動まではなかったのですが、サービスや給仕のタイミングも良かったし、ちょっとした演出があったりしてプチリッチな(笑)ディナーを楽しめました。

ちなみにホテルの敷地内には、別棟になりますが日本食の店もありますし、ホテルを出て七里ガ浜駅周辺の海沿いに行けば洒落たレストランなんかもあります。

何泊かしたとしても、食事に飽きることはないでしょう。


プリンスホテルの系列には、リゾート感はあっても、ストレスフリーで完璧な高級感までは持っていません。
逆にその分、手軽で気軽に利用できるとも言えますが。
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鎌倉プリンスホテルは客室数も100を切る程度の規模なので、フロントやレストランが絶望的に混雑することもなさそうで、居心地は悪くありませんでした。

個人的には温泉がないので、ヘビーローテションするかどうかは微妙ですが、部屋からの景色はなかなか秀逸。

子供の頃に何かの写真集で見て感動した、稲村ヶ崎からの「夕焼けに染まる江ノ島越しの富士山」の景色は、何度でも見たい絶景だと思いますし、ここ七里ガ浜からもほぼ同様の構図で景色を見ることができます。

今回は天候に恵まれなかったので、再チャレンジはしたいですね。

また、圏央道の開通で鎌倉方面へは本当に気軽に来れるようになりました。

食事で贅沢をしなければ、比較的リーズナブルに利用することもできるホテルですので、鎌倉・湘南への観光の拠点として今後も利用したいと思います。


【鎌倉プリンスホテル】

▪️所在地   神奈川県鎌倉市七里ガ浜東1-2-18
▪️Web-Site
  http://www.princehotels.co.jp/kamakura/
▪️予約サイト 「じゃらん」のページ ・ 「一休」のページ



 

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