ここのところ残業続きだった妻殿から、
「週末に温泉♨️に行きたい!」とのリクエスト。
はいはい、連れてけってことね。
でもGWに贅沢な旅館に泊まったばっかりなんだけど。
「日帰りで貸切温泉のあるところ!!」
あぁ、深谷の「花湯の森」さんね。
翌日、貸切風呂の予約の電話をしてみると、「夕方からなら用意できる」とのこと。
・・・それならと、少し足を伸ばして赤城山⛰の麓までドライブ🚘して、帰りに温泉に浸かってくることにしました。
「福豚の里とんとん広場 レストラン」でブランド豚🐖ランチ
まずランチをとりに向かったのは、赤城山の麓、群馬県前橋市内にある
「林牧場 福豚の里 とんとん広場 農場レストラン」。
北関東自動車道の波志江スマートインターチェンジから、赤城山に向かって登って行った先にあります。
「福豚」とは、林農場が品種改良を重ね、飼育管理に徹底してこだわって生産しているブランド豚🐷。
豊富な運動量により生み出される色の濃い赤身と、純白で固く締まった霜降り状の脂身をもち、きめの細かい肉質が特徴。
そもそも上州群馬県は、小麦の生産量が多いこともあって牛や豚等の畜産が盛んな土地ですから、この県のブランド豚に期待するのは当然のことです!
広い駐車場に車を停めると、柵の中に本物の豚さんが!
5月の末の暑い日だったせいか、みんなダラダラとお昼寝中💤
「この豚をあとで食べるんだ」なんて冗談を言うと、連れのテンションが見事に下がる⤵︎のでやめましょう。
ここの豚はお出迎えの専用の観賞用ミニ豚ですから、生け簀の魚のように食卓に上ることはありません(笑)
レストランがあるのは、奥にあるとんがり屋根の建物。
テレビでも度々とりあげられているようですが、有名になりすぎて混雑するようだと行きづらくなってしまいます。
店内に入ると左手がレストランで、右手にはショップ。
ショップには、冷蔵のハムやソーセージ、味噌漬けなどが売っていましたが、今回は帰りが遅いので買うのは止めておきました。
館内には妙なぶたオブジェがあふれていて、豚へ向けられた深い愛を感じます(笑)
13時過ぎの到着で満席でもなかったのですが、席の準備に数分待たされてから案内されました。
店内はファミレスのような設えで、中央に大きなグリルを備えた団体客用の円形スペース。
その周りを個人客用の席が取り囲んでいますが、窓が大きく取られているので全体に明るい雰囲気。
赤城山の中腹にある店なのに、フロアスタッフのお姉さんたちは何故かみんな美人さんばかりです。
(どうでも良い情報でした。すいません😞)
メニューを見ると、
大きく分けて、ステーキ、カツレツ(トンカツだよね?)、カツカレー。
それに肉質が、数量限定の希少部位のリブロース(とろ)、ロース、ヒレから選べます。
“限定”と言う単語に弱い我々は、まず王道の「厚切りとろかつ」を選択し、二人とも同じ料理ではつまらないので、もう一品は「とろステーキ(しょうが)」を注文しました。
待つこと数分で、先に「とろステーキ(しょうが味)」(1,980円)が到着。
ご飯、味噌汁、漬物小鉢がセットになっています。
味噌汁の具材は春菊にサヤエンドウという、なんだか珍しい取り合わせ。
自社農園を持っているらしいので、そこからの採れたて野菜なのかな?
肝心の豚とろステーキは、かなりの肉厚で表面はこんがりキツネ色。
断面を見ると、成る程!、脂身の大きな塊はないけれど、赤身の間から脂が溶け出していて、テラテラとしてジューシー。
分厚いのに固くもなく、食べやすいお肉です。
ボリュームはあるのに、脂が上質なのか食後にも胃もたれしません。
味付けは生姜で注文しましたが、もっとパンチの効かせたガーリック味でも食べて見たくなります。
続いて来たのは、「厚切りとろかつ」(2,080円)
こちらも名前通りの厚切り肉。
大きな脂の塊は見られないのに、ステーキと同様に赤身の間から肉汁が滲みでてきてジューシーです。
2切れづつシェアして食べましたが、油で揚げる「カツ」という料理法は、豚肉と本当に相性がいいですね。
ジューシーさが増す上に、香ばしさが加わってより美味しくなります。
ご馳走様でした。
この周囲にはいくつか観光施設もあるので、また赤城山にドライブに来た時には、このお店はランチスポットとしてかなりの有力候補となります。
ドライブの行程上、冷蔵商品の持ち歩きはちょっと心配だから、ソーセージやベーコンについては、こんなBBQセットを注文して味わっていくのがいいかな。
次来たらそうしよう🎶
【福豚の里とんとん広場 とんとん農場レストラン】
■所在地 群馬県前橋市三夜沢町534
■営業時間 平日11:00-18:00 土日祝11:00-20:00 冬季1時間早仕舞い
■定休日 なし
■最寄駅 なし
■駐車場 あり
ぐんまフラワーパークで🌹薔薇鑑賞
さて、花湯の森の貸切風呂は18時からの予約ですので、まだ時間があります。
ちょうど薔薇の開花時期なので、車で5分ほどの「ぐんまフラワーパーク」に寄っていくことにしましょう。
展望ツインタワーに向かう斜面には季節ごとの花が咲く大花壇があって、これが見事。
タワーの上からは、パーク内と麓の町を一望できます。
なかなかの絶景。
左手の噴水の向こうに見えているのがバラ園ですね。
その奥にはイングリッシュガーデンがあります。
これぞ“薔薇”って感じの真っ赤な花も良いですけど・・・
クリームホワイトに淡いピンクと黄色が差している、こんな一輪の花の中に複数の色がある薔薇も綺麗です。
展望タワーに登ってから、バラ園とイングリッシュガーデンを見て、ちょっとお茶したらもう閉園時間になってしまいました。
まだ日本庭園や熱帯温室など、見どころは残っているですけどね。
まぁ一度に欲張らずに、また次の機会をつくることにします。
締めは大人限定日帰り温泉♨️「花湯の森」へ
「ぐんまフラワーパーク」から深谷花園温泉「花湯の森」までは、3月に全線開通した17号バイパス上武道路を経由すれば1時間程度の所要時間。
こちらの日帰り温泉施設「花湯の森」は、ゴルフ場が経営しているせいか、12歳以下の児童は入館お断りの施設。
館内は比較的静かで、落ち着いた雰囲気があります。
いつものように、海鮮料理と平田牧場の三元豚が人気となっている食事処「野の花」で夕食。
豚肉は食べて来たばかりなので、「お刺身御膳」(1,940円)をいただきました。
日帰り温泉施設内の料理としては、十分合格点の内容。
またまた数量限定の言葉に惑わされて追加注文したのは、
「深谷とうふ工房の愛彩とうふとおぼろとうふ」(500円)
国産の大豆とにがりを使用した無添加の豆腐だそうです。
大豆の甘さを感じる食感の柔らかな豆腐で、こういう豆腐はそりゃあ美味いですよね(喜)
食事を終えて中庭をのぞくと、咲いている花はツツジとシャクナゲかな?
暫く振りに来てみて、館内で様子が変わったのは、この中庭に面した縁側席が禁煙に変わっていたこと。
休憩するには涼しくて景色の良い特等席なのですが、今までは煙草臭くてとても長居する気にならなかったので、禁煙化は大歓迎です。
そんなこんなするうちに露天風呂付き貸切個室の予約時間となりましたので、フロントに鍵を取りに行って入室。
重炭酸ソーダが豊富に含まれた弱アルカリ性の温泉が陶器の湯船に掛け流し。
少しヌルッとしたお湯は、肌触りが優しくてよく温まります。
これぞ極楽。
この六畳間付きの「若竹」の間で、入館料とは別に3時間で5,000円の料金がかかりますが、その価値は十分にあります。
やや大げさに言うなら、温泉旅館に一泊するのに準ずるくらいの満足感。
貸切風呂は2部屋しかありませんから、要予約。
こちらの個室であっても12歳以下は入れないのと、飲食の持ち込みも禁止なところが要注意。
ゆっくり温泉に浸かって、帰りは花園インターから関越道を通って多摩エリアに帰還。
その頃には高速の渋滞も解消していますから、運転は楽チンです。
この時は、帰ってからまたクラッシュしたブログの復旧に頭を悩ませることになるのですが、リフレッシュできる充実したドライブとなりました😀